与世山澄子インタビュー
2008年8月4日 (月)
沖縄"インタリュード"より、与世山澄子。 |
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与世山澄子 インタビュー
与世山 宜しくお願いします。 --- お近くにお泊りなのですか? 与世山 東京に来るときは、いつもここ(赤坂にある陽光ホテル)を常宿にしています、かなり前から。ちっちゃなかわいいホテルで(笑)。 --- 東京は蒸し暑くありません? 与世山 (ツアー先の)北海道から来たものだからね。でも、あんまり変わらないですね。 --- 東京には定期的にいっらっしゃっているのですか? 与世山 私は、20年前から年に2回か3回かは、東京に来ています。毎年、大体、春・・・3月と、あとは11月ごろですね。ずっと来ていますよ。 --- 今夜ライヴを行なう、代官山の「晴れたら空に豆まいて」のステージに立つのは何回目になるのでしょうか? 与世山 2回目です。(代官山公演告知のフライヤーを見て)あら?何これ?ちょっと、すいません、見せてくださいます?(東京でしか配布していないというフライヤーを初めてご覧になったご様子で)へぇ〜。 --- 私は、このフライヤーがすごい目にとまって、この度是非お会いして、お話しを伺いたいなと。今夜のライヴも拝見させていただきます。 与世山 ありがとうございます。さっき北海道から帰ってきてね。いわみざわのキタオン・ジャズ・フェスティバルにね、出演したの。 --- そういったフェス公演ですと、どのくらいの持ち時間のステージになるのですか? 与世山 だいたい・・・1時間半ぐらいですかね。バンドだけの演奏もあるから、そのぐらいですかね。私の持ち時間が、45分ぐらいかしら。
与世山 北海道では、野瀬栄進くんというニューヨークで頑張っている人がバックを務めてくれました。バックは、各地みんなバラバラで、あちこちにという感じで(笑)。 --- これだけ長い期間活動されていると、色々なアーティストと知り合う機会がありますよね? 与世山 そうね、出会いがね。それが楽しみですね。 --- 『インタリュード』では、菊地成孔さんや、安ヵ川大樹さんらが参加されていますよね?共演するきっかけは何だったのでしょうか? 与世山 安ヵ川さんとは、おとといスタジオで一緒でした。きっかけなんて大袈裟なものはなくて、先方でどなたにしますか?っていう感じで。私は、ただフリーで動くだけですから(笑)。 --- 今回の東京公演のタイミングというのは、何か特別な意味がおありなのでしょうか? 与世山 特別なことはなくて、ただ、ブッキングしていただいてる代官山のライヴハウスのタイミングよね。要するに、アンコール・ライヴみたいなものですね。
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与世山澄子
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1940年、八重山小浜島に生まれる。16歳でデビューし、1957年、ボブ・ホープとレス・ブラウン楽団と共演。1972年の本土復帰まで米軍基地のクラブでフル・オーケストラをバックに活躍する。復帰の年にジャズ・スポット「インタリュード」をオープン。お店での演奏の傍ら、本土公演も増えジャズ評論家や著名人から賞賛される。1983年、待望のファーストアルバム「イントロデュージング」が発売され地元沖縄以上に本土で熱い注目を集めた。1984年、世界的ジャズ・ピアニスト、マル・ウォルドロンとの共作『ウィズ・マル』を、1985年には3rdアルバム『Duo』を発表。そして、2005年8月に20年ぶりの新作『インタリュード』をリリース。2006年3月のTBS系『情熱大陸』に出演したこともあって、再び彼女の歌声に注目が集まるようになった。2007年には中江裕司監督の映画『恋しくて』に出演。同年、森田芳光監督の映画『サウスバウンズ』にも出演し、映画界でもその個性を発揮し活動の場を拡げた。現在も、沖縄はもとより全国でのライブ公演を中心に精力的に活躍中。今なお進化し続ける、日本屈指の実力派ジャズ・ヴォーカリスト。
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