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Dave Mason インタビュー

Wednesday, May 21st 2008

無題ドキュメント
Dave Mason
デイヴ・メイソン インタビュー



ぜひまた日本でプレイしたいね!


--- ビートルズの「アクロス・ザ・ユニヴァース」(69)やジョージ・ハリスンのアルバム『オール・シングス・マスト・パス』(70)にゲスト参加していますが、彼らとはどのようにして知り合ったのですか?

当時のガールフレンドがロンドンのロイヤル・カレッジ・オブ・アートの学生で、ポール・マッカートニーの自宅用に『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』柄のソファをデザインしたのがきっかけだった。それでビートルズの4人と話すようになったんだよ。当時はヒッピー・ムーヴメントの流れで、ミュージシャン達が誰かの家に集まってはジャムをしていた。ジョージとも事前に何も決めず、即興であれこれプレイしたんだ。だから、どの曲に自分が参加しているのかも判らない(苦笑)(「プラグ・ミー・イン」「サンクス・フォー・ザ・ペッパロニ」でクレジットされている)。

--- ローリング・ストーンズの『ベガーズ・バンケット』(68)に参加したのは?

トラフィックのプロデューサーだったジミー・ミラーがストーンズとやることになって、それで声がかかったんだよ。「ストリート・ファイティング・マン」でシャハナーイ(インドの民族管楽器)を吹いている。当時はインドや中近東の楽器で実験するのが流行でね。

--- 同じアルバムの「ファクトリー・ガール」でもあなたがマンドリンをプレイしているという説がありますが...。

うーん、もう昔の話だし、覚えてないな。

--- あなたが最近日本でプレイしたのは1995年4月、フリートウッド・マックの一員としてですが、そのときのことを覚えていますか?

うーん、同じホテルに俳優のジャン=マイケル・ヴィンセントが泊まっていたのを覚えているよ(笑)。フリートウッド・マックに加入したのは、興味深い経験だった。トラフィック、それから最初期のデレク&ザ・ドミノズを除くと、いくつもヒット曲のある有名バンドに加入するのは初めての経験だったからね。彼らとツアーしたのは楽しかったけど、アルバム『タイム』(95)はレコード会社からプッシュされなかったし、ツアーが終わるとリンジー・バッキンガムやスティーヴィ・ニックスが復帰したんで、私はお役ご免となった。ぜひまた日本でプレイしたいね!

--- 現在ニュー・アルバムを制作中だそうですが、1970年の名盤『アローン・トゥゲザー』の続編で『アローン・トゥゲザー・アゲイン』という題名になるという噂は本当でしょうか?

もう4、5年かけてアルバムを作っているんだけど、当初はそういうタイトルにしようかと考えていたし、人にそう話したこともあった。ただ、完成間近になってみると『アローン・トゥゲザー』とはかなり異なっているし、そのタイトルは使わないつもりだ。ほぼ完成していて、今年8月にリリースの予定なんだ。ジム・キャパルディが歌詞の一部を書いた「ハウ・ドゥ・アイ・ゲット・トゥ・ヘヴン」も収録するつもりだし、20年間ニュー・アルバムを待っていてくれたファンがハッピーになるような、良いアルバムになるだろう。


山崎智之
Tomoyuki Yamazaki

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