倖田來未インタビュー！！第2回

倖田　　なるほどね〜。私もこう見えても人見知りするほうなんで。仕事のときは割り切ってますけれど、それでもやっぱり、はじめましての人にはなかなか…。 “なんかこの人、壁あるなぁ…”と思うと自分からシャットアウトしちゃうし。そういうところも含めてなんか空気を読んでしまうほうなんですよ、私。だから、インタビュアーさんでも、“あ〜、この人は私の曲全然聴かないでこの場に来てるなぁ”とか、“あたしのことを全然リスペクトしないで来てるなぁ”とかを、音楽生活を7年もやっていると感じてしまうんですよね。

倖田　　いやいや！　全然！　そうだったらこんなに喋れないですよ！　ていうかね、人はみんなそうやと思うんですけど、愛されたい人から愛されたいのならば自分から心を開くことが大事なんかなと思いますよね。好きなひとから好きと思われたいならばね。でも二度ともう会わへんような人やったらほったらかしでも別にいいと思うんですけどね（笑）。
　 でも、愛しい人や、また一緒にお仕事したいなっていう人には自分から心開いて沢山喋るようにしますし。それととにかく、辛いときこそ笑顔を大事にしたいんですよね。人見知りでも笑顔でいれば全然会話なんていらないんで。でも好きな人には言葉がないと通じないとは思うんですけどね。“LOVE”なときとかはね…

　　 …でもね、“LIKE”というか、お友達とかの場合は、笑顔でいればなんでも乗り越えられると思うんですよ。人見知りだとどうしても、“あ、どうも…（といって下を見てうつむく）”ってなってしまうかもしれないんですけど、やっぱそこで勇気を振り絞らないと。その時の時間は二度と戻ってこないから。そこで、ニコッと、ね。“どうも！”って笑顔をやれればね。恥ずかしがりながらでもやれれば、“あ、この人は人見知りなんやな”って好意的な感じで向こうも思ってくれると思うんですよ。笑顔は大事ですよ、ほんと。
　 私は辛いときこそ笑顔でいれるようにするタイプですから。本気で、“くっそ〜！！”って怒っているときにもですね。だからむかつく人に対して親しく笑顔で喋ったりするときもあります（笑）。私、めっちゃ天邪鬼なんで。逆にむかつく人が、“あ、こいつ、私と喋って欲しがってるな”って思ったときは黙り込んだりしてみたりね（笑）。“勘違いするなよな、お前！”みたいな（笑）。

倖田　　だってわかりません？　“あ、この人ミーハー気分であたしに会いに来た！”というのと、“倖田來未が好き！”という感じでインタビューに来られる違いってめっちゃわかりますもん！　やっぱり…。ていうか、こんなんどうでもいい話でしたね（笑）。
　 だから、ガールズ・トークですね。食べたいもの食べて、喋りたい放題喋って。それで嫌なこととさびしさを忘れますね。でも、あまり食べ過ぎないようにはしますけど。今ダイエット中なので…（笑）。

倖田　　すみません。ほんと。口減らずで。私…。先進めてください（笑）。もう、“失笑”とでも書いておいてください。