ルッツ&バッハ財団管/バッハ:カンタータ集 第45集
2023年11月16日 (木) 17:00 - HMV&BOOKS online - クラシック
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ルドルフ・ルッツ/バッハ:カンタータ 第45集
ルドルフ・ルッツとバッハ財団管弦楽団によるカンタータ第45集。
第74番『われを愛する者は、わが言葉を守らん(Wer mich liebet, der wird mein Wort halten)』は1725年5月20日の聖霊降臨祭の日曜日のためのカンタータ。ヨハネの福音書第14章の23〜31節が用いられた内容は、人々のイエスへの愛と、イエスを愛する人々への神の愛、イエスの再臨を待ち望む思いが綴られた真摯なものです。冒頭の合唱は1723年のカンタータ第59番からの転用ですが、第74番ではトランペットとオーボエ、合唱が増強された華やかなものに変更されています。ソプラノ、バス、テノール、アルト、それぞれの技巧的なアリアが続き、最後は救いへの思いが短いコラールで歌われます。
1724年5月14日に初演された、ロガーテの主日(復活節第5主日)のための第86番『まことに、まことに、われ汝らに告ぐ(Wahrlich, wahrlich, ich sage euch)』は、ヨハネの福音書第16章の23〜30章のイエスの別れの言葉から採られた歌詞によるもの。キリストを信じる者が痛みと苦しみを受けたとき、神はすぐに助けてくれるわけではなくとも、あきらめることなく信頼するように、と説きます。バスの簡素なアリアで曲が始まり、美しいヴァイオリン・ソロを従えたアルトのアリアが続きます。この曲で独唱を担うテリー・ウェイの清冽な歌唱が聴きどころです。喜びに満ちたテノールのアリアが続き、最後は希望に満ちたコラールで曲を閉じます。
第41番『イエスよ、今ぞたたえられん(Jesu, nun sei gepreiset)』は1725年の元日に初演されたカンタータ。3本のオーボエ、3本のトランペットとティンパニを用いたイエスの名を呼ぶ華麗な合唱ではじまり、ソプラノとテノールの2曲のアリアが続きます。第2曲のソプラノのアリアでは3本のオーボエが活躍、また第4曲のテノールのアリアではチェロ・ピッコロも用いられています。(輸入元情報)
【収録情報】
J.S.バッハ:
1. カンタータ第74番『われを愛する者は、わが言葉を守らん』 BWV.74
2. カンタータ第86番『まことに、まことに、われ汝らに告ぐ』 BWV.86
3. カンタータ第41番『イエスよ、今ぞたたえられん』 BWV.41
ウルリケ・ホフバウアー(ソプラノ:1)
ベンジャミン・ウィリアムソン(アルト:1)
ヤコブ・ピルグラム(テノール:1)
マティアス・ヘルム(バス:1)
テリー・ウェイ(アルト:2)
ヨハネス・カレシュケ(テノール:2)
マルクス・フォルペルト(バス:2)
ユリア・ドイル(ソプラノ:3)
アントニア・フレイ(アルト:3)
フローリアン・ジーフェルス(テノール:3)
ステファン・マクロード(バス:3)
バッハ財団合唱団
バッハ財団管弦楽団(古楽器使用)
ルドルフ・ルッツ(指揮、チェンバロ:2)
録音時期:2023年5月26日(1)、2014年5月23日(2)、2022年4月29日(3)
録音場所:スイス、Evangelischen Kirche Trogen AR, St.Gallen
録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)
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