CD 輸入盤

クリスマス・オラトリオ ルドルフ・ルッツ&バッハ財団管弦楽団、バッハ財団合唱団(2CD)

バッハ(1685-1750)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
B901CD
組み枚数
:
2
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明


ルドルフ・ルッツ/バッハ:クリスマス・オラトリオ

バッハの名作『クリスマス・オラトリオ』。冒頭の沸き立つようなティンパニの連打と、明るく華やかな合唱はクリスマスの喜びをまっすぐに伝え、聴き手の心を沸き立たせます。
 全体は6部で構成されており、クリスマス・シーズンの12月25日から1月6日にかけて1日に一部ずつ演奏されるのが本来の形です。現代に於いては、第1部から第6部までがまとめて一日で演奏されますが、ルドルフ・ルッツはバッハの時代に立ち帰り、各々を「個別のカンタータ」と捉え別々の日に演奏しており、このアルバムには2017年から2020年までのライヴが収録されています。ルッツは、テノールのダニエル・ヨハンセンを中心に、モニカ・マウフやテリー・ウェイら、それぞれのカンタータに最もふさわしいソリストを起用、バッハが用意したさまざまな福音書から採られたテキストを最良の形で表現するとともに、円熟のオーケストレーションによる音楽を高らかに奏しています。(輸入元情報)

【収録情報】
● J.S.バッハ:クリスマス・オラトリオ BWV.248


Disc1
● 第1部『歓呼の声を放て、喜び踊れ』(録音時期:2017年12月15日)
 エルヴィラ・ビル(アルト)
 ダニエル・ヨハンセン(テノール)
 シュテファン・マクロード(バス)

● 第2部『このあたりに羊飼いがおりて』(録音時期:2018年12月14日)
 リア・アンドレス(ソプラノ)
 マルゴット・オイツィンガー(アルト)
 ダニエル・ヨハンセン(テノール)
 ダニエル・ペレス(バス)

● 第3部『天を統べたもう者よ、舌足らずの祈りを聞き入れ』(録音時期:2019年12月20日)
 モニカ・マウフ(ソプラノ)
 テリー・ウェイ(アルト)
 ダニエル・ヨハンセン(テノール)
 ドミニク・ヴェルナー(バス)

Disc2
● 第4部『ひれ伏せ、感謝もて、讃美もて』(録音時期:2018年1月12日)
 ミリアム・フォイエルジンガー(ソプラノ)
 ダニエル・ヨハンセン(テノール)
 トビアス・ヴィッキー(バス)

● 第5部『栄光あれと、神よ、汝に歌わん』(録音時期:2019年1月18日)
 マリー・ルイーズ・ヴェルネブルク(ソプラノ)
 マルゴット・オイツィンガー(アルト)
 ダニエル・ヨハンセン(テノール)
 マティアス・ヘルム(バス)

● 第6部『主よ、勝ち誇れる敵どもの息まくとき』(録音時期:2020年1月17日)
 ルビー・ヒューズ(ソプラノ)
 アレクザンドラ・ラヴォール(アルト)
 ダニエル・ヨハンセン(テノール)
 トビアス・ヴィッキー(バス)

 バッハ財団合唱団
 バッハ財団管弦楽団(古楽器使用)
 ルドルフ・ルッツ(指揮)

 録音場所:スイス、Evangelishe Kirchen Trogen (AR)
 録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)

ユーザーレビュー

総合評価

★
★
☆
☆
☆

2.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
1
★
☆
☆
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
現在バッハ・カンタータ演奏で疑いなくトッ...

投稿日:2021/02/05 (金)

現在バッハ・カンタータ演奏で疑いなくトップを走るRudolf Lutz/J.S.Bach-Stiftung St.Gallenによるクリスマス・オラトリオ。曲の性格と演奏者の適合性から考えると、これ以上はない組み合わせのように思うのですが、幾度か聴いた結果ではやや期待外れの感。技術的には、ソロ、合唱、管弦楽すべて、飛び抜けての優秀さはないものの、現代の古楽器演奏としては紛れも無いトップクラスの高水準と評価できます。問題はこのクリスマス・オラトリオという作品、大曲であると同時に実は6曲のカンタータの集合体である、というやや複雑な性格にもよるのでしょうか。1曲、1曲、個々の細部は美しい瞬間も多々ありよいのですが、全体になるとどうも茫洋として、いまひとつ統一感が無い印象が否めません。これはこのCDの成り立ちー実際の演奏が続けてでなく、数年にわたった演奏活動からセレクトして構成ーにも大きな責任があるでしょう。ただでさえ6曲それぞれが独立した性格を持っているために、全体のまとまりはつきにくいのに、別々に演奏してそれを寄せ集めても、後から統一感は出ないのでしょう。K.Richterを頂点とする、第一曲の冒頭から、第六曲のマタイ・コラールによる終結合唱まで、強烈な筋が通った古の名演の数々には及びようがありません。この演奏者の力量を考えると、惜しい、無駄な編集だったのではないでしょうか。ぜひ、6曲を一日でライブでやった位の企画で再挑戦して欲しいと思います。

mimi さん | 兵庫県 | 不明

1

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

バッハ(1685-1750)

1685年:アイゼナハで誕生。 1700年:リューネブルクに移り、修道院付属学校の給費生として生活。 1703年:ヴァイマルの宮廷楽団に就職。 1707年:ミュールハウゼンの聖ブラジウス教会オルガニストに就任。同年、マリア・バルバラ・バッハと結婚。 1708年:ヴァイマルに移って宮廷オルガニストに就任。 1714年:楽師長

プロフィール詳細へ

バッハ(1685-1750)に関連するトピックス

古楽 に関連する商品情報

おすすめの商品