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『戦時の音楽シリーズ』 Vol.10 & 11

2010年3月19日 (金)

大好評『戦時の音楽シリーズ』
『戦時の音楽1941-1945 Vol.10』プロコフィエフ登場!戦時にあっても貴族の気品!

ますます好調の戦時の音楽シリーズ、ついにプロコフィエフの登場です!この『セミョーン・コトコ』組曲は同名の歌劇からの演奏会用交響組曲。話は1918年ウクライナ内戦中、前線から村へ戻った若者セミョーン・コトコが恋人のソフィアと結婚式を挙げようとしているところへドイツ兵が侵入し、一家を捕らえるが、セミョーンは既に逃れてパルチザンとなり、やがてソフィアが父親によって地主に嫁がせられようとしていることを知ったセミョーンは、教会を焼き打ちしてソフィアを助け出すが、セミョーンは敵に捕らえられ、死刑執行の寸前に同志たちに救われる、という内容です。ハリウッド映画を彷彿とさせる甘い導入からやがてドイツ軍の魔の手が忍び寄り戦火の嵐となるが、仲間の助けもあって、やがて勝利へと導かれる、という物語自体は絵に描いたような社会主義リアリズムですが、プロコフィエフの音楽の天才性はストーリー以上の域に達しています。冒頭の甘く半音階的な音楽は後期ロマン派の香りがし、戦闘シーンは『アレクサンドル・ネフスキー』を思わせて、ぞくぞくします。ワルツ組曲は過去の作品から作曲者自身が新たに編曲構成したもので、2、4、6曲は『シンデレラ』、1、5曲は『戦争と平和』、3曲は映画音楽『レールモントフ』から取られており、いわばプロコ版『優雅で感傷的なワルツ』。その華麗で退廃的な雰囲気にソビエト当局が演奏禁止にしなかったのが不思議な位、美しい組曲です。(TOBU)

【収録情報】
プロコフィエフ:
・『セミョーン・コトコ』組曲Op.81bis(1941)
 1.導入
 2.セミョーンと彼の母親
 3.婚約
 4.南国の夜
 5.処刑
 6.燃える村
 7.葬儀
 8.仲間は来た

・ワルツ組曲Op.110(1940-1946)
 1.あなたに会って以来
 2.城の中のシンデレラ
 3.メフィスト・ワルツ
 4.おとぎばなしの終わり
 5.ニューイヤー・イブの晩餐会、幸せに向かって

 アレクサンドル・ティトフ指揮
 サンクト・ペテルブルク交響楽団
 録音時期:2009年9月
 録音方式:デジタル
大好評『戦時の音楽シリーズ』
『戦時の音楽1941-1945 Vol.11』ソビエトのリヒャルト・シュトラウス?!ユーリ・コチュロフ

コチュロフはオペラ座専属の俳優の家に生まれ、レニングラード音楽院でシチェルバチョフやシテインベルグに作曲を学びました。彼の作風は当時のソビエトにあっては非常に西ヨーロッパ的で、30分近くかかる大作《マクベス》交響曲は驚くほどリヒャルト・シュトラウスの諸・交響詩(特に英雄の生涯など)を思わせます、また時にブルックナーも耳元をかすめます。戦時中に敵国の作曲家(しかもシュトラウスとは)の影響をもろに受けているのはいかがなものか?当局に批判されなかったのは戦時中の幸い(?)でしょう。とは云え、スネア・ドラムの”たかたん!”にショスタコを感じ、ぐわんぐわんと鳴る銅鑼にはやはり作曲者のロシアの血を感じずにはいられません。大カタストロフの後の虚脱状態における弦楽パートの恍惚とした響きは後期ロマン派特有の官能的なカタルシスがあふれています。(TOBU)

【収録情報】
ユーリ・ウラディミロヴィチ・コチュロフ(1907-1951):
・マクベス交響曲(1940-48)
・スヴォロフ序曲(1944)
・荘厳な行進曲(1945)
・英雄的アリア(1942)
 オレシャ・ペトロワ(MS:英雄的アリア)
 アレクサンドル・ティトフ指揮
 サンクト・ペテルブルク交響楽団
 録音時期:2009年9月
 録音方式:デジタル
※表示のポイント倍率は、
ブロンズ・ゴールド・プラチナステージの場合です。

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『セミョーン・コトコ』組曲、ワルツ組曲 ティトフ&サンクト・ペテルブルク交響楽団

CD 輸入盤

『セミョーン・コトコ』組曲、ワルツ組曲 ティトフ&サンクト・ペテルブルク交響楽団

プロコフィエフ(1891-1953)

ユーザー評価 : 4点 (1件のレビュー) ★★★★☆

価格(税込) : ¥3,630
会員価格(税込) : ¥3,158

発売日:2010年04月15日

  • 販売終了

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