コチュロフ, ユーリ・ウラディミロヴィチ(1907-1951)

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CD 輸入盤

マクベス交響曲、スヴォロフ序曲、荘厳な行進曲、英雄的アリア ティトフ&サンクト・ペテルブルク交響楽団、ペトロワ(MS)

コチュロフ, ユーリ・ウラディミロヴィチ(1907-1951)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
NFPMA9981
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Russia
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

大好評『戦時の音楽シリーズ』
『戦時の音楽1941-1945 Vol.11』ソビエトのリヒャルト・シュトラウス?!ユーリ・コチュロフ

コチュロフはオペラ座専属の俳優の家に生まれ、レニングラード音楽院でシチェルバチョフやシテインベルグに作曲を学びました。彼の作風は当時のソビエトにあっては非常に西ヨーロッパ的で、30分近くかかる大作《マクベス》交響曲は驚くほどリヒャルト・シュトラウスの諸・交響詩(特に英雄の生涯など)を思わせます、また時にブルックナーも耳元をかすめます。戦時中に敵国の作曲家(しかもシュトラウスとは)の影響をもろに受けているのはいかがなものか?当局に批判されなかったのは戦時中の幸い(?)でしょう。とは云え、スネア・ドラムの”たかたん!”にショスタコを感じ、ぐわんぐわんと鳴る銅鑼にはやはり作曲者のロシアの血を感じずにはいられません。大カタストロフの後の虚脱状態における弦楽パートの恍惚とした響きは後期ロマン派特有の官能的なカタルシスがあふれています。(TOBU)

【収録情報】
ユーリ・ウラディミロヴィチ・コチュロフ(1907-1951):
・マクベス交響曲(1940-48)
・スヴォロフ序曲(1944)
・荘厳な行進曲(1945)
・英雄的アリア(1942)
 オレシャ・ペトロワ(MS:英雄的アリア)
 アレクサンドル・ティトフ指揮
 サンクト・ペテルブルク交響楽団
 録音時期:2009年9月
 録音方式:デジタル

ユーザーレビュー

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初めて聴く作曲家で全体的に重厚な作品が多...

投稿日:2010/05/09 (日)

初めて聴く作曲家で全体的に重厚な作品が多い。 マクベス交響曲はなかなかの出来で、終盤等はかなり良いのだが、そこまでが長い。 荘厳な行進曲は1945年の作だから盛り上がってはいるが、曲のせいかイマイチ印象に残らない。 アリアはなんだかドイツ・オペラの曲のようだ。 収録された曲の中ではスヴォロフ序曲が比較的ロシア風の作品で10分という短い演奏時間で聴きやすいし印象に残る。 ティトフとサンクトペテルブルク交響楽団の演奏はいつもながら大変良く、録音が多いとは言えないコチュロフの曲を聴く上で十分な水準でしょう。 録音も優秀です。

レインボー さん | 不明 | 不明

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