HMVインタビュー: Blank Blue
Thursday, May 14th 2009
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Blank Blue インタビュー
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「いろいろな側面が初めて一つに組み合わさったと思う」
Nobody 曲ごとに違う世界に入り込めるようにしたかったんだ。これまで僕はリリー ス毎に、ソングライティングを学んできたり、ギターも弾くようになった。一方 ではドープなビートも作っている。このアルバムでは、そういった僕のいろいろ な側面が初めて一つに組み合わさったと思う。それを効果的に出すために、それ ぞれの曲に独特の世界観を与えて、それぞれのサウンドを特徴的にしたかったんだ。 --- クラシックを勉強してきましたニッキーから見て、ノーバディのプロダクショ ンやギターの演奏はどうですか? Niki Randa エルヴィンにとって楽器を演奏するのは新しいことだけど、彼は他の人と違 う独特のセンスをもっているから、ベースやギターやキーボードを演奏したり、 サンプルを使っても、彼が扱うと独特のものになるのよ。それは彼が生まれ持っ たセンスだと思うわ。 --- エルヴィンから見たニッキーの魅力は? Nobody エンジェリックなんだけど、すごくソウルフルなんだ。彼女の声は、他の女性 シンガーよりもソウルフルで、聴いていると別の世界に連れていってくれる。彼 女は歌っている歌詞の感情を本当にリスナーに感じさせることができるんだ。
Nobody 僕個人は、バスドライヴァーの新作の制作に取りかかるところだよ。マー ズ・ヴォルタのリミックスも手掛けたよ。 Niki Randa フリー・モーラル・エージェンツのアルバムで、バッキング・ボーカルを担 当。あと、スクール・オブ・セブン・ベルズの曲にゲスト参加したわ。あとは、 ブランク・ブルーのツアー。既にエルヴィンとは次のブランク・ブルーの作品の ことを話し合ってるの。
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Nobody プロフィール |
ノーバディことエルヴィン・エステラは、ロサンジェルス出身。当初は、フリースタイル・フェローシップをはじめとしたLAのコアなヒップホップ・アーティストたちにトラックを提供して頭角を現し、00年にリリースしたアルバム『Soulmates』でソロ・アーティストとしてデビュー。ヒップホップをベースにしたファットなビートと、ジャズからロックまで幅広いサンプルを用いたメランコリックで独創的な世界観が、ポスト・DJシャドウの筆頭として注目を集めた。その後はヒップホップの枠だけに留まらない幅広い音楽性を見せ、リリース毎にジャンルを横断したファンを獲得。2006年にはミスティック・コーズ・オブ・メモリーとのコラボ・アルバム『Tree Colored See』をリリースし、ボーカル、ロック・サウンドとの融合でも斬新なアプローチに成功した。 そして今作 、女性ボーカルのニッキー・ランダとの新ユニット、ブランク・ブルー名義作品では、ボーカルと生楽器を含むポップ・ソング作りに成功。DJ/ビート・メイカーの世界に新たな希望と可能性をもたらす作品の完成となった。
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