とにかく楽曲のﾊﾞﾗﾝｽがいい。ｽﾃｨｰｳﾞの曲とﾃﾞｲｳﾞの曲が交互なのがまた良い。ｽﾃｨｰｳﾞﾌｧﾝとしてはM2、4、7辺りが最高だが、M1や5があることでｱﾙﾊﾞﾑとしてもっと締まっている。紙ｼﾞｬｹの再発はうれしいがもっと早く出して欲しかった。

10年以上前に買ったCDは音がひどかった。どれだけ向上したか。

音質も向上し曲順もオリジナル準拠となり嬉しい。70年代らしいTrafficらしい作風の名作で気に入ってます。特に11分超のタイトル曲は圧巻！

やっぱ Dear Mr. Fantasy。ギターのちょっとモタモタした感じが粘着質だけど。Medicated Goo だけ完成度が高くって浮いてる？ 1st が気にいったら 2nd 買う前にこちらを奨めます。

時代を反映したサイケ調アルバム。次作よりもグループとしてまとまっておりトータル性もある。タイトル曲は誰もが認める名曲だが、ソウルでサイケな�Gやバラードの�Cもかなりカッコいい。またとぼけた感じの�Aはとても楽し気な珍曲だ。

トラフィックの中で１番渋く、大人びた雰囲気のアルバムと思う。特に最初の３曲（A面）の流れがスキだった。マルチプレイヤーのスティーヴはもとより、クリスもオルガンを弾くのにちょっと驚いた。ジャケットがLPのと少々違うのがいただけない。

Trafficとしてはパワフルで派手なアルバムだと思う。前作と比べると統一感もあり、完成度が高い。タイトル曲はイマイチ好きになれないけど、�Dは最高で、キーボーディストのスティーヴだが、ここではギターがカッコいい。しかし全５曲なんて正に70年代！

ヘンな表現だが、荒涼とした静かな森の中にスティーヴの歌声が響き渡るような作品。インパクトが薄いけれど完成度は高く、ソロっぽい雰囲気もある。11分もあるDream Gerrardは紛れもない傑作で、表題曲はヴォーカルが冴え渡る。

ジャケットはいまいちだったけど、90年代のトラフィックもなかなか良かった。いつまでたっても変わらない魅力的なスティーヴの声、ソロ作よりも長めの曲作り、英国風の作品や無国籍風の作品も織り交ぜ、実に楽しげ。クリス・ウッドに捧げられているところに優しさを感じた。

オリジナル・アルバムに未収録の�@�D�Eが収録されているので買う価値のあるベスト盤。その他の曲は初期の3枚からピックアップされていて選曲も良いが、オリジナルのほうも買わねば、初期Trafficの魅力は語れない、と言いたい。