村上春樹 レビュー一覧 7ページ目

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商品ユーザーレビュー

187件
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  • この本も喪失感を僕のココロに残していった。それは心...

    投稿日:2021/04/11

    この本も喪失感を僕のココロに残していった。それは心に残り続けるワードのせい?例えばこの本の「独立器官」に。 「僕らが死んだ人に対してできることといえば、少しでも長くその人のことを記憶しておくくらいです。でもそれは口で言うほど簡単ではありません」。 タイトルにもなってる「女のいない男たち」も同様に。 「ある日突然、あなたは女のいない男たちになる」。

    3rdwind さん

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  • こちらの作品も村上の独自の世界観=パラレルワールド...

    投稿日:2021/04/11

    こちらの作品も村上の独自の世界観=パラレルワールドの展開を軸に描かれており、話の展開がスリリングで予定調和」的でないので音楽で云えばセロニアス・モンクの作品を聴いているような「予測不能な不安定な面白さ」がある。 村上作品は現実の世界を表現する際に俗なセックス描写を多用することで 「もう1つの世界」により非日常性を持たせインパクトを強調する手法を用いるが、ノーベル文学賞という視点から捉えると「もう1つの世界」の描写と比較するとセックス描写の踏み込みが浅すぎてややもすると手抜き感さえ感じてしまう。 ノーベル文学賞が文学のひとつの到達点であるとするならば、セックスの生物学的・動物学的な側面だけではなく快楽・スピッチュアルな側面にも踏み込んで描いてほしいところだ。 個人的にはノーベル文学賞を受賞したものが全てがすべて素晴らしい作品だとは思わないが村上氏の作品がノーベル文学賞に選ばれない理由がなんとなくわかるような気がする。・・・

    I.O.U さん

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  • 佐々木マキさんのイラスト、ワクワクするタイトルがた...

    投稿日:2021/04/11

    佐々木マキさんのイラスト、ワクワクするタイトルがたくさんの短編集。 「4月のある晴れた朝に100パーセントの女の子に出会うことについて」なんて、すごく気になります。 「スパゲティーの年に」はスパゲティーを茹でる話なのに、残るのは何か孤独でストイックな感じ。 ちょっと軽いテイストだけど、初期の村上短編らしいワードや意味がぎっしり。手に取りやすい一冊ですよ。

    3rdwind さん

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  • 2つのパラレルな世界での物語が同時並行的進んでいく...

    投稿日:2021/04/10

    2つのパラレルな世界での物語が同時並行的進んでいく構成が見事である。 少しミステリものの雰囲気も感じさせる主人公の冒険劇と、人間の無意識の内面の動きを丁寧にトレースし たストーリーは、何回再読しても感動させるものがある。

    さんたろう さん

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  • 村上春樹氏がさまざまな媒体に発表してきたエッセイや...

    投稿日:2021/04/10

    村上春樹氏がさまざまな媒体に発表してきたエッセイや小文を1冊の本にまとめたもの。 題名通り「雑文」の集まりであり、まとまりがないようにも見える。 しかし、1冊を読み通すと、村上イズムみたいな考え方、哲学みたいなものを伺い知ることができたような気がする。 エルサレム賞受賞時のスピーチも収録されており、こちらは必読だと思う。

    さんたろう さん

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  • 村上春樹氏の中編小説で少し「国境の南、太陽の西」と...

    投稿日:2021/04/10

    村上春樹氏の中編小説で少し「国境の南、太陽の西」とテイストが似たところがあると感じた。 長編小説のようにシュールリアリスティックな展開はなく、現代を舞台にした現実的なドラマという感じ。 分量的に読みやすい作品であった。

    さんたろう さん

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  • ずいぶん奇妙のタイトルだと感じながら読み進めたが、...

    投稿日:2021/04/10

    ずいぶん奇妙のタイトルだと感じながら読み進めたが、最後まで読むとタイトルの意味合いがわかる。 村上春樹氏の今までの長編小説のテーマを総まとめしたような内容だが、やはり、しっかり書き込まれていて、ずっしりとした読後感を味わえた。

    さんたろう さん

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  • なんかノーベル文学賞が近くなると騒がれるなぁと思う...

    投稿日:2021/04/10

    なんかノーベル文学賞が近くなると騒がれるなぁと思う人も、少しは興味ある人も読んでみてください。自伝に近いので、どういう人なのかが分かると思います。根底にあるのは小説を書いて食べていけることへの喜びだと書いていて、それが幸運に過ぎなかったと俯瞰で語っているところが印象的です。また小説家を目指す人に『リングに上がるのは簡単だが、そこで戦い続けることは難しい』と述べている部分が強く心に残っています。

    mai さん

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  • 文字通り「猫を棄てる」エッセイである。 もともと月...

    投稿日:2021/04/10

    文字通り「猫を棄てる」エッセイである。 もともと月刊誌(文藝春秋)に掲載された分量なので1冊の本にしては短い。 淡々と過去の出来事を語る中に、父が背負ったカルマのようなものも書かれテーマは重い。 最後のわれわれは、空から降る雨の一滴に過ぎないが、その一滴にもそれぞれの人生がある旨の文章に胸をうたれた。

    さんたろう さん

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  • 音楽の趣向は人それぞれですが『それを聴く前と聴いた...

    投稿日:2021/04/10

    音楽の趣向は人それぞれですが『それを聴く前と聴いたあとでは、自分の身体の仕組みが少しばかり違って感じられるような音楽−そういう音楽が世界には確かに存在するのだ』に痛く共感。『つまりF*が漂わせる洗練性と、その容姿の醜さとのあいだの大きな落差が、彼女独自のダイナミズムを立ち上げるのだ』にも納得。『甲子園球場は誰が何と言おうと、日本でいちばん美しい球場だ』異議なし。ただ、阪神は読賣になかなか勝てませんがね ヤクルトファンの村上さん、「阪神タイガース友の会」に入ってたのね!?甲子園で呑気に野球が観たい!

    akb009 さん

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ありがとうございました

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