カンガルー日和

村上春樹

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784582826852
ISBN 10 : 4582826857
フォーマット
出版社
発行年月
1983年09月
日本
追加情報
:
233p;17

ユーザーレビュー

総合評価

★
★
★
★
☆

4.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
1
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0
★
★
★
★
☆
佐々木マキさんのイラスト、ワクワクするタ...

投稿日:2021/04/11 (日)

佐々木マキさんのイラスト、ワクワクするタイトルがたくさんの短編集。 「4月のある晴れた朝に100パーセントの女の子に出会うことについて」なんて、すごく気になります。 「スパゲティーの年に」はスパゲティーを茹でる話なのに、残るのは何か孤独でストイックな感じ。 ちょっと軽いテイストだけど、初期の村上短編らしいワードや意味がぎっしり。手に取りやすい一冊ですよ。

3rdwind さん | 東京都 | 不明

0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • 再び読書 さん

    再読、図書間綺譚が結構ハードな物語で長編になりそうな感じがして面白かった。佐々木マキ氏のイラストだけをパラパラ眺めても楽しかった。全体的には色々な作品があって面白かった。村上氏の作品には共通して良くも悪くも人物の息づかいが感じられない。読み物でありながら、小洒落たBGMの様な感じが、村上氏の短編には感じる事が多い。

  • 踊る猫 さん

    想像力が自由に閃く。奇想が静かに展開される。特にこれといって劇的なドラマは起きない、「ヤマなしオチなしイミなし」なストーリーたちはしかし、村上春樹という稀代のペテン師の筆に掛かれば「これってマジ?」という、生々しいと言うのとも違う変な説得力のあるものとして迫り出して来るから不思議だ。あり得ないことをあり得るように描く、というのではない。あり得ないことをあり得ないように描く。さながら白昼夢の記録のように。百閧ベースに片岡義男が憑依して書いたかのような、クールでワイルドな夢日記のような小粋な短編集だと思った

  • きつねこ さん

    とても若かった時に読んだ村上さん+佐々木マキさん。すてきな正方形近い形できちんとゴツメのセロファン紙に包まれ、さらに箱に入っているという、昔ながらの美しい体裁に守られています。気取って買ったんだろうねえ。

  • ジュンコ さん

    今日は村上春樹の気分だったから。「カンガルー日和」日和。堪能。

  • akane_beach さん

    短編が18編。長編を書くためのラフスケッチのような。「羊をめぐる冒険」を書いている時からの小雑誌への連載だったようでかなり自由。物語として成立しているのか?抽象的?形而上学的?すぎて私には理解できない作品も。順番では「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」へと続くのだが、短編のモチーフを使っているんだろうなと感じた。「カンガルー日和」「鏡」は教科書に採用されたそうだがイマドキは村上春樹で学ぶんだ。中高の教科書なんて当時はまともに読んで無かったな。全集では大幅に加筆修正しているらしく、読んでみたい。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

村上春樹

1949(昭和24)年、京都府生れ。早稲田大学文学部卒業。 1979年、『風の歌を聴け』でデビューを飾り、群像新人文学賞受賞。

プロフィール詳細へ

村上春樹に関連するトピックス

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品