ベッリーニ(1801-1835)

ベッリーニ(1801-1835) レビュー一覧 10ページ目

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商品ユーザーレビュー

152件
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  • 本曲蘇演の記録は59年カラス(S)、レッシーニョ盤です...

    投稿日:2013/03/18

    本曲蘇演の記録は59年カラス(S)、レッシーニョ盤です。カラスが歌わ(え)なくなった後引き継いだのがカバリエ(S)です。カラスの歌唱は立派なものだが、かよわく無力な公爵夫人というよりイタリアに実在した軍隊を率いて男と互角以上に戦ったという女公爵を思わせるところがあるのが贅沢な悩みです。カバリエは本曲を演じるにあたってカラスのレコードを参考にしたに違いありません。それがよかったかは別として、登場のSorgeteの決然とした調子にうかがえます。が、ancor、Ah!、Pieta!といった語を繊細で透明な音で引き伸ばせる彼女の個性は打ち消しようがなく本曲のヒロインにより近いのではと感じます。それだけに終曲のわが子への思いもよりしみてきます。Tはカラス盤より聴き劣りがし、Brはカラス盤より良いです。指揮、オケはカラス盤よりずいぶんおとなしいが、イタリアというのは強味でしょう。ライヴですが、録音は悪くないもののカラス盤よりは劣ります。観客は静かで歌唱の邪魔になることはなくフライングもありません。総合するとどちらかといえばカラス盤のほうがするっとまるっと聴けます。ブックレットに歌詞は載ってなく、演奏時間もわかりません。カバリエ引退後放置するには惜しい曲で両者に優る歌唱者の出現を切望します。

    西荻椿山 さん |60代

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  • 観たこともないのにカーラス、カーラスとなぜ鳴くのと...

    投稿日:2013/03/11

    観たこともないのにカーラス、カーラスとなぜ鳴くのと問われれば、上演が途絶えていたオペラをいくつも復活させたとされることもあげられます。普通にかけられていた作品を立派に演じることだって大変でそれで済ましてもかまわなかったのにです。本作品もその一つです。しかし、同じ台本作者で似たような路線のドニゼッティ「愛の妙薬」が上演し続けられたのに対し本作品が最初成功をおさめながらその後舞台から消えていたというのには十分理由があると思います。こちらのほうが、歌うのにずいぶん難しそうというのもありますが、台本の差です。ドラマに緊張をよぶ主演男女および三角関係の対立が弱い。話のタネが夢遊病を信じるか信じないかだけではたとえ絶世の美女が主演を務めていたとしても間がもちません。第1幕からいきなり第2幕第9場大詰めにとんでいっこうかまわない、むしろそのほうがしまると思います。そしてその音楽も超絶技巧に唖然とする箇所はあるもののいまいち浸透力が低いように感じます。こういう代物で、Sが不束では聴けたものではありません。カラスが偉いのは復活であってしかもほぼ理想的であることです。ほぼというのは、夢幻を彷徨うかよわい女性というには、「蝶々夫人」のときのようには化けきれていないからです。悲劇、巫女、魔女に最適性という尻尾が出てしまっています。そこで、サザランドの大詰めを61年レッシーニョ盤で聴いてみましたが、ライヴで最後まであえかさを維持できるほどの難度ではない(カラスよりいいとはいえない)ようです。ブックレットの5枚のモノクロ写真をみるとこのときはもう朽ちた橋桁を踏み外しそうに太ってはいなかったようです。それからバーンスタインてけっこう若いときからヨーロッパでも振っていたんだなと思います。録音状態はカラスのライヴとして普通です。つまり、即投げ出したくなるほどひどくはありません。

    西荻椿山 さん |60代

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  • かなりいわく付きの1幕だけの演奏です。イタリア首相...

    投稿日:2012/06/19

    かなりいわく付きの1幕だけの演奏です。イタリア首相が臨席した演奏会のライブ録音(RAIのラジオ録音)ですが、カラスが(喉の調子が悪いと云うことで)1幕で降り、2幕が始まる際に劇場内放送で演奏会中止の案内があり、客席騒然となっている様まで録音されています(私の持っているのは、MELODRAM版ですので、カッティングが違っていたら申し訳ありません)。 カラスが1幕で降りた理由はいろいろ取りざたされていたようです。 録音を聞く限り、カラスの声は少し重い感じはすれども決して調子は悪くないと思うのですが。。。清らかな女神の後もブラボーの嵐です。(個人的には55年前後に録音したものが絶頂だと思っていますが)ただ、カラスのノルマ・コレクターにはある意味希少・必須のCDでしょう。

    フラジオレット さん

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  • これまでに出現しなかったのが不思議な企画物ですね。...

    投稿日:2012/06/15

    これまでに出現しなかったのが不思議な企画物ですね。こうして眺めただけでも歌声が聞こえて来ます。音質はともかく、買いましょう! 全曲聴き通すのは辛いものが多々ありますから、こんなイージー・リスニングはありがたい。2012年はDIVAの生誕90年、あの手この手の企画編集物が現われることでしょう。

    オペラかじり虫 さん |70代

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  • 海賊盤LP時代から、音質の良いカラスの「ノルマ」の...

    投稿日:2012/03/20

    海賊盤LP時代から、音質の良いカラスの「ノルマ」のひとつです。もうそろそろBBCの放送音源が日の目を見てもいい頃ですが、どうなっていることやら。新しいエアチェック音源が発見されぬ限り、音質向上は期待出来ませんね。端役にサザーランドが出ているので有名です。

    オペラかじり虫 さん |70代

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  • 購入して約一ヶ月が過ぎ、聴くたびにベッリーニ歌劇演...

    投稿日:2011/10/23

    購入して約一ヶ月が過ぎ、聴くたびにベッリーニ歌劇演奏上の最新の成果だと、痛感しています。具体的に言うと    インターネットの名ブログ『オペラ御殿』で“棟梁”が最近述べられた、「ロッシーニ、ドニゼッティましてヴェルディのドラマティシズム延長上で演奏するのではなく、ベッリーニ音楽独自のドラマ性を表現する」最上の表現がここに実現したんだ、という感動です。    一般には通俗的な音楽(歌劇)と軽んじられている、ベッリーニのベルカント歌劇。  ヴェルディの強烈(アクの強い?)ドラマ音楽ではなく、もっとフクヨカな軽味と透明感に包まれた優雅な歌劇・・・    この演奏で、その天才ベッリーニの霊感に満ちた親しみ深い音楽、次々とつむぎ出されてくるメロディーの魅惑を堪能できます・・・  聴いていて、どの瞬間も耳に心地よい爽やかさ親しみ易さ、はヴェルディやロッシーニには無いものです。  その第一の功労者は指揮者ファビオ・ルイージでしょう。 知性と感性の絶妙なバランス感覚の指揮から、つむぎ出される新鮮なベッリーニ音楽。押し付けがましさが全くない、身に沁みるこの美しさ。    言うまでもなく今が最も旬の女声2人はすばらしいですが、準主役であるカレヤのノーブルな表現もベッリーニ歌唱上からは充分だと感じます。 (前述したように、ヴェルディ的テノール歌唱ではない、べルカント歌劇の歌唱というところで聴いてみてほしい。この声、表現でマントバ公爵やアルフレードを歌ったのなら私もブーイングが出ると思いますが)  ウィーン響の優美なバックアップも優秀な録音も文句無く良いです。 ムーティ指揮盤やルーデル盤R・アバド盤のどれにしようか?とお悩みなら、絶対、当盤にすべきだと確信します!!!    

    南天の実 さん

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  • デセイの超絶技巧と深い感情表現が大変素晴らしい。エ...

    投稿日:2011/10/20

    デセイの超絶技巧と深い感情表現が大変素晴らしい。エルヴィーノ役のメリも素晴らしい。他のキャストも万全だし、ピドの指揮も活気があって良い。

    静流 さん

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  • 声楽的なテクニック、卓越した感情表現、現代でも最高...

    投稿日:2011/09/05

    声楽的なテクニック、卓越した感情表現、現代でも最高のエルヴィーラだ。ディ・ステーファノの美声も魅力的。

    静流 さん

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  • グルベローヴァの透き通った声のエルヴィーラ。アジリ...

    投稿日:2011/09/05

    グルベローヴァの透き通った声のエルヴィーラ。アジリタも、フィオリトゥーラも完璧。そして私が最も心奪われるのは、高音域での強弱が自在なところだ。 狂乱の場での感情表現も聴かせてくれる。

    静流 さん

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  • グレベローヴァの超絶技巧が聴けます。高音でのメッサ...

    投稿日:2011/08/11

    グレベローヴァの超絶技巧が聴けます。高音でのメッサ・ディ・ヴォーチェなんかゾクゾクします。エルヴィーノ役のBROSは大変明るい声。

    静流 さん

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ありがとうございました

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