CD 輸入盤

『カプレーティとモンテッキ』全曲 ルイージ&ウィーン響、ネトレプコ、ガランチャ、他(2008 ステレオ)(2CD)

ベッリーニ(1801-1835)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
4778031
組み枚数
:
2
レーベル
:
Dg
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
ライブ盤,輸入盤

商品説明

ネトレプコとガランチャの真珠のような掛け合い

ネトレプコのジュリエッタと、ガランチャのロメオ。歌声も、容姿も、現在望みうる最高の2人が夢の共演を果たした1枚の登場です。2007年にバーデン=バーデン祝祭劇場で行われた「オペラ・ガラ」で初共演した2人は、当時から抜群の相性を聴かせてくれました。ウィーン、コンツェルトハウスでおこなわれた演奏会形式上演のライヴ録音である本作でも、2人の美声がまるで真珠のように優美で輝かしい掛け合いを聴かせてくれます。(ユニバーサルIMS)

・ベッリーニ:歌劇『カプレーティとモンテッキ』全2幕
 アンナ・ネトレプコ(S:ジュリエッタ)
 エリーナ・ガランチャ(MS:ロメオ)
 ジョセフ・カレヤ (T:テバルド)
 ロバート・グリアドウ(Bs:カペッリオ)
 ティツィアーノ・ブラッチ(Bs:ロレンツォ)、他
 ウィーン・ジングアカデミー
 ウィーン交響楽団
 ファビオ・ルイージ(指揮)

 録音:2008年4月17-28日、ウィーン、コンツェルトハウス(ライヴ、デジタル)
 Ute Fesquet, Executive Producer
 Jeffrey Vanderveen, Executive Producer
 Christopher Alder, Recording Producer
 DDD Stereo 48 kHz 24 Bit

収録曲   

ディスク   1

  • 01. Bellini: I Capuleti e i Montecchi: Sinfonia [4:35]
  • 02. Act 1: Aggiorna appena ed eccoci [3:59]
  • 03. O di Capellio generosi amici [2:33]
  • 04. E serbato a questo acciaro [4:51]
  • 05. L'amo tanto, e m'e si cara [1:46]
  • 06. Vanne, Lorenzo; e tu, che il puoi [1:51]
  • 07. Lieto del dolce incarco [1:58]
  • 08. Ascolta, se Romeo t'uccise [2:48]
  • 09. Riedi al campo [0:47]
  • 10. La tremenda ultrice spada [3:27]
  • 11. Andante maestoso [2:04]
  • 12. Eccomi in lieta vesta [3:54]
  • 13. Oh! quante volte [4:20]
  • 14. Proprizia e l'ora [2:49]
  • 15. Si, fuggire: a noi non resta [4:07]
  • 16. Ah! crudel, d'onor ragioni [5:57]
  • 17. Odi tu? [0:55]
  • 18. Vieni, ah! vieni, e in me riposa [3:54]
  • 19. Lieta notte, avventurosa [3:00]
  • 20. Deh! per pieta t'arresta [2:55]
  • 21. Tace il fragor silenzio [3:52]
  • 22. Io te lo chiedo [0:52]
  • 23. Che miro? Il perfido nemico ambasciator! [1:58]
  • 24. Soccorso, sostegno accordagli [2:43]
  • 25. Accoriam Romeo! [1:44]
  • 26. Se ogni speme [2:33]

ディスク   2

  • 01. Act 2: Introduzione [1:32]
  • 02. Ne alcun ritorna! [3:14]
  • 03. Morte io non temo il sai [3:21]
  • 04. Prendi, glistanti volano [1:47]
  • 05. Ah! non poss'io partire [5:19]
  • 06. Qual turbimento io provo! [3:59]
  • 07. Deserto e il luogo [1:45]
  • 08. Chi sei tu, che ardisci [4:17]
  • 09. Quai voci! Oh Dio! [1:46]
  • 10. Ella e morta, o sciagurato [3:28]
  • 11. Siam Giunti. Ah! [2:54]
  • 12. Ecco la tomba [6:52]
  • 13. Deh! tu, deh! tu, bell'anima [2:31]
  • 14. O tu, mia sola speme [4:04]
  • 15. Ah! crudel! che mai facesti [4:35]

総合評価

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購入して約一ヶ月が過ぎ、聴くたびにベッリ...

投稿日:2011/10/23 (日)

購入して約一ヶ月が過ぎ、聴くたびにベッリーニ歌劇演奏上の最新の成果だと、痛感しています。具体的に言うと    インターネットの名ブログ『オペラ御殿』で“棟梁”が最近述べられた、「ロッシーニ、ドニゼッティましてヴェルディのドラマティシズム延長上で演奏するのではなく、ベッリーニ音楽独自のドラマ性を表現する」最上の表現がここに実現したんだ、という感動です。    一般には通俗的な音楽(歌劇)と軽んじられている、ベッリーニのベルカント歌劇。  ヴェルディの強烈(アクの強い?)ドラマ音楽ではなく、もっとフクヨカな軽味と透明感に包まれた優雅な歌劇・・・    この演奏で、その天才ベッリーニの霊感に満ちた親しみ深い音楽、次々とつむぎ出されてくるメロディーの魅惑を堪能できます・・・  聴いていて、どの瞬間も耳に心地よい爽やかさ親しみ易さ、はヴェルディやロッシーニには無いものです。  その第一の功労者は指揮者ファビオ・ルイージでしょう。 知性と感性の絶妙なバランス感覚の指揮から、つむぎ出される新鮮なベッリーニ音楽。押し付けがましさが全くない、身に沁みるこの美しさ。    言うまでもなく今が最も旬の女声2人はすばらしいですが、準主役であるカレヤのノーブルな表現もベッリーニ歌唱上からは充分だと感じます。 (前述したように、ヴェルディ的テノール歌唱ではない、べルカント歌劇の歌唱というところで聴いてみてほしい。この声、表現でマントバ公爵やアルフレードを歌ったのなら私もブーイングが出ると思いますが)  ウィーン響の優美なバックアップも優秀な録音も文句無く良いです。 ムーティ指揮盤やルーデル盤R・アバド盤のどれにしようか?とお悩みなら、絶対、当盤にすべきだと確信します!!!    

南天の実 さん | 千葉県 | 不明

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ベッリーニはイタリア人にしてはヴェルディ...

投稿日:2010/03/14 (日)

ベッリーニはイタリア人にしてはヴェルディのように男性的で血の沸くような熱狂的な情熱はありませんが、美しい旋律でもって心酔わせてくれる魅力的な作曲家です。 戯曲の劇的さに比べると若干音楽がやさしい感じがしますが、優美な音楽でロメオとジュリエッタをやさしく包んでいるという感じでしょうか。 ベッリーニはドニゼッティより4歳年下でヴェルディより12歳年上にあたります。 ベッリーニの音楽は同世代と言っていいドニゼッティに比べるとイタリア・オペラの音楽語法の流れの中ではより新しい地点に達していると思います。 ある点においてはヴェルディよりもより戯曲に近い作曲をしているように感じます。 アリアなども単に歌の旋律重視というだけではありません。 この歌劇『カプレーティとモンテッキ』ではコロラトゥーラを駆使したアリアはありません。 この作品の中では第一幕のジュリエッタのロマンッアや第二幕第七景の弔いの行列の音楽が特にとても美く印象に残りました。 『カプレーティとモンテッキ』はシェークスピアの『ロメオとジュリエット』と同じ物語ですがこの台本はシェークスピアの戯曲を元に書かれたものではありません。 愛よりも強い義務、掟(家や父との絆)、名誉にしばられて悲劇が始まり、後追い自殺(心中)という結果を生む。 日本の近世の戯曲にもあるテーマです。 義理と人情、そして自殺。 ちなみに解説書のドニゼッテイの生まれた年が間違って書かれていて、(1797-1848)が1897生まれになっています。 今欧米でひっぱりだこの人気のソプラノ歌手、アンナ・ネプレトコですが今回初めてその歌声を聴きました。 第一幕のジュリエッタのロマンッアを聴いてすっかり好きになりました。 指揮者の指示もあるのかもしれませんがとても共感が持てました。 大声張り上げて美声を聴かすというのではなく、せつせつとジュリエッタの心情を静かに歌い上げていて感動しました。(曲自体がそういう雰囲気ですが。) それに比べるとテバルトを歌うテノールのジョセフ・カレヤが脇役とはいえ弱いのが残念です。 『カプレーティとモンテッキ』ではジュリエッタ役よりロメオ役(ズボン役)に、より多く歌う箇所が作曲されています。ロメオを歌うエリーナ・ガランチャもなかなか素晴らしい歌唱をしています。

ユローヂィヴィ さん | 大阪府 | 不明

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決定盤である。他盤とは次元が違うといって...

投稿日:2009/03/06 (金)

決定盤である。他盤とは次元が違うといってもいい。ネトレプコ、ガランチャは美声、テクニックはもちろん、なんという瑞々しさ。若い恋人たちの物語にぴったりだ。脇役も皆よく、ルイージの情感を大切にした指揮も味わい深い。録音も優秀でライヴとは思えない。それにしてもふたりとも美形だな。ナマを観たいものだ。

pie さん | 名古屋市 | 不明

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