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ピアノ作品集 レビュー一覧

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商品ユーザーレビュー

1734件
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  • それぞれの会場での音の違いについては、手を加えない...

    投稿日:2024/04/22

    それぞれの会場での音の違いについては、手を加えないで貰いたい。恐らく、ソコロフの条件は、そのようになっているだろう。ソコロフのCDは全てライヴであることが条件になっていることから考えても当然のことだ。 かつて編集のためにリハーサルの音源を使用したと思われるものもあったが、「継ぎ目」が不自然であった。結局、そのような編集も拒否して、純粋なライヴのみに限定してCD化を認めたものと思う。 チェリビダッケを見るまでもない。編集を認める、加工を認めるということは、演奏家は加工のための素材を提供し、あとはレコード会社がその素材を料理して、「製品」を作る、ということになる。 CDというものは、そういうものだ、という考え方の演奏家は、それで良いのだ。ヴァイオリンとオーケストラが別取り合成された「四季」のようなものがあった。ソコロフは、あくまでも「音楽」を記録したものしか認めない方針だろう。 会場の音響条件が異なれば、テンポや強弱を変えるのが当然だ。だから、それは演奏行為の一部なのだ。これを受け入れられないなら、ソコロフのCDを買うことは勧めない。逆に、ソコロフのこうしたストイックな態度を受け入れられる人にとっては、このCDは必須の宝物になるだろう。

    slave さん

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  • 不思議なピアニストだ。透明で、硬質で、歯切れよく、...

    投稿日:2024/04/21

    不思議なピアニストだ。透明で、硬質で、歯切れよく、楽しく無い。ピアノという叩けば音の出る楽器で、無数のピアニストが弾いてきたクラシック音楽の定盤ともいえる代表的な名曲ばかりで、それほど特殊な解釈をしているとも思えないのに、どうしてここまで個性的になるのか。33歳で亡くなった若いピアニストの繊細で研ぎ澄まされた感性が音楽に滲み出ているとしか言いようが無い。計算して演っていたのであればそれはそれで天才である。

    saitaman さん

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  • ポリーニとベームの「皇帝」が、画像付きで高音質で聴...

    投稿日:2024/03/08

    ポリーニとベームの「皇帝」が、画像付きで高音質で聴けて、しかもバーゲンプライスです。 夢のような時代になりました。 一聴して、惹き込まれる演奏です。 DVDの方がCDより冴えたサウンドのような感じです。 素晴らしい。

    くまお さん

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  • フランソワだってこれくらいの量の録音を残しても当然...

    投稿日:2024/02/25

    フランソワだってこれくらいの量の録音を残しても当然であろう。何を驚くことがあるのか。さてこのBOXだが、この度は廃盤になる前に思い切って購入した。最近、BOXもののリリースもネタ切れと見えて、どうしても欲しいものが出てこなくなった。フランソワといえば、すでに彼のドビュッシー、ラヴェル、ショパンの演奏を持っているが、作曲家別にまとめられた小さな箱ものは便利なので、ダブっても手持ちのCDは処分しないことにした。演奏が破綻しているとか、技術的にどうとか言われるフランソワだが、そんな声があるにも拘わらず、今もこうして根強い人気を保っているのはなぜだろうか。クラシック・ファンは往年の名演奏家に加え、ポリーニ、アルゲリッチといった天才的才能に並ぶ、または超える演奏家を長く待望したが、結局現れなかった。若手・新人のピアニストはそこそこ技術は持っていても、聴く者を魅き付けうならせる「何か」をまったく持ち合わせていない。フランソワが今も愛されるのは、技術的に問題があってもその演奏に明確な人間性というか、聴く者を引きつける説明のつかない魅力を持っているからであろう。今の若手・新人にそんなものを持ち合わせている演奏家は一人もおらず、これからも出てこないだろう。待つだけムダである。もはやわれわれは過去の巨匠・名演奏家の録音を聴くことでしか、感動は得られないことは明らかになった。ついでに言うと現在は、大指揮者の不在、輝く才能を持つ演奏家の不在、ピリオド楽器による貧弱で観賞価値のないオケ演奏の流行、安易にピアソラなんぞに走る堕落した演奏家たち。まったく嘆かわしい。かつて「ジャズは死んだか」という論争があったが、それになぞらえば今や「クラシックは死んだ」と言わざるを得ない。

    とねりこ さん |60代

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  • 2023年の再発売を購入しました。LPレコードとの重...

    投稿日:2023/12/31

    2023年の再発売を購入しました。LPレコードとの重複もかなりありますが購入出来て本当に良かった。音質も素晴らしい!オリジナルジャケット+オリジナルカップリングが堪りません。ブックレットも豪華。全70CDのジャケットと(白黒ですが本体の紙ジャケットはカラーですので無問題)録音データとジャケットが両面で見ることが出来て便利です。掲載写真やライナーノートも充実しています。大きな文字なので老眼でも読みやすいです。音楽の文化遺産とも言えるこのボックスがこの価格で所有できる喜びを強く感じています。

    小市民 さん

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  • もともとは、ソニーレーベルの録音ですが、著作権が切...

    投稿日:2023/12/27

    もともとは、ソニーレーベルの録音ですが、著作権が切れたのか、これは、ドキュメントレーベルからのボックスセットとなっています。演奏内容は、多くの方が述べている通り、セルとフライシャーの音楽性が一致して、引き締まった素晴らしい演奏ばかりです。ソニーレーベルのCDの音は聞いていませんが、このCDの音は全く問題ありません。コスパ最高です。まだ手に入るのであれば、買って損なし。

    fukkake さん

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  • 20世紀アメリカの作曲家が書いたピアノ協奏曲を集めた...

    投稿日:2023/11/25

    20世紀アメリカの作曲家が書いたピアノ協奏曲を集めたもので、LP時代にアメリカCRIに録音された音源から復刻したCDです。 まず最初に登場するのはジョン・A・カーペンターの『ピアノ小協奏曲』で、ウィリアム・ストリックランド指揮、エーテボリ交響楽団の演奏、ピアノをマージョリー・ミッチェルが弾いています。 カーペンターの作品は数少ない録音を聴く限りは非常にロマンティックな分かりやすい作風ですがこの協奏曲も同様です。 ここで演奏しているストリックランドはアメリカの指揮者、エーテボリ交響楽団はスウェーデンを代表するオケの一つ。 演奏は熱が入っており、共感豊かな演奏であるためなかなか良いと思います。 またピアノのミッチェルは初めて聴いた名前ですがなかなか上手い。 数少ない同曲の名演奏でしょう。 次に登場するのは、リー・ホイビー『ピアノ協奏曲第1番』です。 ホイビーはメノッティに師事した作曲家でオペラの分野で活躍したそうですが、このピアノ協奏曲も代表作の一つだそうです。 この作品は1958年の作品だそうですが、当時の前衛音楽全盛期にも関わらずとことん美しい旋律が出てくるロマン派な曲。 ホイビーはピアノも上手かったらしくピアノパートは鮮やかです。 演奏はヤン・クレンツ指揮、ポーランド国立放送交響楽団、ピアノはジョン・アトキンス。 東西冷戦期のポーランドでの録音ながら演奏はなかなか充実している。 こちらも録音は少なく初めて聴くには十分な水準。 次に登場するのはジョン・ラ・モンテーヌの『ピアノ小協奏曲』です。 演奏はガイ・フランサー・ハリソン指揮、オクラハマ市交響楽団、ピアノはカレン・キーズ。 収録曲の中では最も現代的で前2人程旋律美さはありませんが、聴きにくいと言う事はありません。 オケ、指揮者は珍しいですが無難と言った演奏ですが、ピアノはなかなかに頑張っています。 録音はカーペンターが1963年、ホイビーが1966年、モンテーヌが1962年で結構古い録音であるが十分聴ける音質です。

    レインボー さん

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  • 9枚のうち7枚がモーツァルトのピアノ協奏曲。いかにも...

    投稿日:2023/10/15

    9枚のうち7枚がモーツァルトのピアノ協奏曲。いかにも老境のピアニストの演奏という感じで、優しく、ゆっくりめで、穏やかな演奏である。35歳の若さで亡くなっている作曲家の作品の演奏がこれでいいのかという疑問は多少あるような気はするが、これはこれで個性的である。特筆すべきは、アバドとロンドン交響楽団の素晴らしいサポート力である。ゼルキンのスタイルにしっかり合わせてソリストを引き立てながら、確かな合奏力で立体的な演奏に仕上げている。このピアノ協奏曲の録音は間違いなく指揮者とオーケストラで2段階くらい引き上げられている。ベートーヴェンのピアノソナタはライブ録音だが、晩年のソナタにふさわしい演奏で、曲と演奏スタイルとの合致ということでいくとモーツァルトよりこちらの方がしっくりくる。ブラームスはどちらかというとチェロのロストロポーヴィチが主役でロマン派の渋い名曲にふさわしい演奏である。録音はいずれも良好。

    saitaman さん

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  •  いやあ、なかなか手に入らなくて苦労しました。お取...

    投稿日:2023/09/06

     いやあ、なかなか手に入らなくて苦労しました。お取り寄せで手に入れることができたら儲けものと思います。このグルダ先生、モーツアルトの第一人者でありますが、ラヴェルは多くなく、ドビュッシーは前奏曲集を3回も録音している。でもショパンは最初だけで録音は多くない。でもベートーヴェンのピアノソナタは何回も録音している。この演奏パターンって、どなたかの裏返しのように見えませんか?たぶん、グルダを師匠とするアルゲリッチは師匠の路線を避けていたのでしょう。そう考えるとグルダでは初期の録音しかないショパンやラヴェルって両者の交差点にあるのかも?と思い、このボックス探しが始まりました。 結論を言うと実に面白い!。特に、ショパンとラヴェル。この間合いの取り方って聞いたようなと思わせるところが至る所に聞こえてきます。  マルケヴィチ伴奏のモーツアルトは堅実で優雅です。ベームのベートーヴェンは模範的な演奏でしょう。ボールトとのショパンは堂々としていますが、グルダのピアノのタッチが光ります。Rシュトラウスの歌曲は専門外のため評価できません。  CD10は編集物で、バードランドのライブの一部が入っています。Lullaby of Birdlandからの3曲は、楽しいJazzを聞くことができますよ。  復刻は悪くありません。自然なモノラルとして十分鑑賞することが可能と思います。

    北の火薬庫 さん |60代

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  • 88年初出のCDをずっと聴いてきました。館野泉の感性と...

    投稿日:2023/09/04

    88年初出のCDをずっと聴いてきました。館野泉の感性とフィンランドのエッセンスが確かに込められた演奏で、30年以上、ことあるごとにこのCDに癒されてきました。再販のこのCDが発売されても、収録曲もライナーノーツもすでに持っているものと同じだと思って、これまで聴く機会がありませんでした。しかし、たまたまこのCDを聞く機会があり、初出のCDにはない音が聴こえてきて、まったく別の感慨が沸き起こってきました。リマスターとは書かれていませんでしたが、明らかに初出のCDにはない音が、そして館野泉が描いた音がここにはありました。レビューを書くのははじめてですが、この思いは書き残しておきたいと思って記しました。機会があればぜひ聴いてもらいたいCDです。

    ackamm さん

    1

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ありがとうございました

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