CD 輸入盤

ルドルフ・ゼルキン・エディション(9CD)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
4838830
組み枚数
:
9
レーベル
:
Dg
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
限定盤,輸入盤

商品説明


ゼルキン初のドイツ・グラモフォン録音全集

20世紀の偉大なピアニストとして知られるルドルフ・ゼルキン[1903-1991]がドイツ・グラモフォンに録音を始めたのは晩年になってからでしたが、3つの重要な録音を残しています。クラウディオ・アバドとのモーツァルトのピアノ協奏曲集(15曲)、ベートーヴェンの後期三大ピアノ・ソナタ、そしてムスティスラフ・ロストロポーヴィチとの唯一の録音となったブラームスのチェロ・ソナタです。これらゼルキンの録音が初めてまとめて発売されます。
 CD9枚組。オリジナル・ジャケット仕様。Ted Disterによるライナーノーツ(英語、ドイツ語)掲載のブックレット(28ページ)付き。(輸入元情報)

【収録情報】
Disc1
1. モーツァルト:ピアノ協奏曲第9番変ホ長調 K.271『ジュノム』
2. モーツァルト:ピアノ協奏曲第17番ト長調 K.453

Disc2
3. モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番ニ短調 K.466
4. モーツァルト:ピアノ協奏曲第12番イ長調 K.414

Disc3
5. モーツァルト:ピアノ協奏曲第27番変ロ長調 K.595
6. モーツァルト:ピアノ協奏曲第8番ハ長調 K.246『リュッツォウ』
7. モーツァルト:ピアノ協奏曲第16番ニ長調 K.451

Disc4
8. モーツァルト:ピアノ協奏曲第21番ハ長調 K.46
9. モーツァルト:ピアノ協奏曲第23番イ長調 K.488

Disc5
10. モーツァルト:ピアノ協奏曲第25番ハ長調 K.503
11. モーツァルト:ピアノ協奏曲第19番ヘ長調 K.459

Disc6
12. モーツァルト:ピアノ協奏曲第15番変ロ長調 K.450
13. モーツァルト:ピアノ協奏曲第22番変ホ長調 K.482

Disc7
14. モーツァルト:ピアノ協奏曲第18番変ロ長調 K.456
15. モーツァルト:ピアノ協奏曲第24番ハ短調 K.491

Disc8
16. ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第30番ホ長調 Op.109
17. ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第31番変イ長調 Op.110
18. ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第32番ハ短調 Op.111

Disc9
19. ブラームス:チェロ・ソナタ第1番ホ短調 Op.38
20. ブラームス:チェロ・ソナタ第2番ヘ長調Op.99

 ルドルフ・ゼルキン(ピアノ)
 ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(チェロ:19,20)
 ロンドン交響楽団(1-6,8-15)
 ヨーロッパ室内管弦楽団(7)
 クラウディオ・アバド(指揮)

 録音時期:
 1981年11月(1-4)、1982年3月(5,6)、1982年7月(19,20)、1982年10月(8,9)、1983年3月(10,11)、1984年10月(13)、1985年2月(12)、1985年10月(15)、1986年11月(14)、1987年10月(16-18)、1988年5月(7)
 録音場所:
 ロンドン、キングズウェイ・ホール(1-6,8-11)、ウォルサムストウ・タウン・ホール(12)、セント・ジョンズ・スミス・スクエア(13)、アビー・ロード・スタジオ(14)、ヘンリー・ウッド・ホール(15)
 ウィーン、コンツェルトハウス(7,16-18)
 ワシントンD.C.、ジョン・F.ケネディ・センター(19,20)
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション:1-15,19,20、ライヴ:16-18)

収録曲   

ディスク   1

  • 01. I. Allegro - Cadenza K. 624/3
  • 02. II. Andantino - Cadenza K. 624/4
  • 03. III. Rondeau - Presto - Cadenza
  • 04. I. Allegro - Cadenza K. 624/22
  • 05. II. Andante - Cadenza K. 624/24
  • 06. III. Allegretto

ディスク   2

  • 01. I. Allegro
  • 02. II. Romance
  • 03. III. Rondo (Allegro assai)
  • 04. I. Allegro
  • 05. II. Andante
  • 06. III. Rondeau (Allegretto)

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総合評価

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9枚のうち7枚がモーツァルトのピアノ協奏曲...

投稿日:2023/10/15 (日)

9枚のうち7枚がモーツァルトのピアノ協奏曲。いかにも老境のピアニストの演奏という感じで、優しく、ゆっくりめで、穏やかな演奏である。35歳の若さで亡くなっている作曲家の作品の演奏がこれでいいのかという疑問は多少あるような気はするが、これはこれで個性的である。特筆すべきは、アバドとロンドン交響楽団の素晴らしいサポート力である。ゼルキンのスタイルにしっかり合わせてソリストを引き立てながら、確かな合奏力で立体的な演奏に仕上げている。このピアノ協奏曲の録音は間違いなく指揮者とオーケストラで2段階くらい引き上げられている。ベートーヴェンのピアノソナタはライブ録音だが、晩年のソナタにふさわしい演奏で、曲と演奏スタイルとの合致ということでいくとモーツァルトよりこちらの方がしっくりくる。ブラームスはどちらかというとチェロのロストロポーヴィチが主役でロマン派の渋い名曲にふさわしい演奏である。録音はいずれも良好。

saitaman さん | 埼玉県 | 不明

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ゼルキンは大好きなピアニストの一人です。...

投稿日:2021/07/15 (木)

ゼルキンは大好きなピアニストの一人です。 演奏に嘘が無い。 真剣に向き合っている姿勢がひしひしと伝わってきます。 モーツァルトはそうした姿勢が出やすい音楽なので、実は演奏するのは難しいと思います。 26番が無いのが残念。 ベートーヴェンも名演です。

チバリスト さん | 千葉県 | 不明

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モーツアルトのピアノ協奏曲はルービンシュ...

投稿日:2021/03/17 (水)

モーツアルトのピアノ協奏曲はルービンシュタイン、ブレンデル、ペライア、ピレシュとこちらのゼルキンの全集、選集を所有し聴いているが、何れも名演ではあるが聴く頻度から云うと個人的な嗜好が入っているとは思うがゼルキンとピレシュが多い。 ゼルキンとピレシュのモーツアルトのピアノ協奏曲に共通しているのは、指揮者がアバドであることだが、アバドはカラヤンの影にかくれて非常に割を喰っており、過小評価されがちであるが、個人的には特に協奏曲の指揮では素晴らしいバランス感覚を発揮し、ソリストの演奏を最大限に引き立て決して競争曲にはならない点では屈指の指揮者であると思う。 ゼルキンとの組合せでもゼルキンのピアノの魅力を最大限に引き立てた演出をしている。 ゼルキン、アバドともにモーツァルト好きということもあり、演奏コンセプトのベクトルが同じ方向を向いている点で相乗効果が発揮され最高の演奏となっている。

I.O.U さん | 北海道 | 不明

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