シェーンベルク(1874-1951)
新商品あり

シェーンベルク(1874-1951) レビュー一覧 9ページ目

シェーンベルク(1874-1951) | レビュー一覧 | CD、DVD、ブルーレイ(BD)、ゲーム、グッズなどを取り扱う【HMV&BOOKS online】では、コンビニ受け取り送料無料!国内最大級のECサイトです!いずれも、Pontaポイント利用可能!お得なキャンペーンや限定特典アイテムも多数!支払い方法、配送方法もいろいろ選べ、非常に便利です!

商品ユーザーレビュー

253件
並べ替え: 新着順| 共感数の多い順| 評価の高い順
  • この演奏について、評価がないので、投稿してみます。...

    投稿日:2012/08/28

    この演奏について、評価がないので、投稿してみます。 アメリカでの演奏の録音から後の、老齢に差し掛かったストコフスキーの演奏で貴重な記録です。明瞭な魅力と、またひと味輝きと勢いが加わった演奏だと思いました。 時に恍惚となり…、この人はつくずく「うねる」演奏を行う人だなと思いました。 グレの歌の情緒を表現しています。 何度も繰り返し聴いています。ホルンがとてもいいです。

    eurythmia さん

    1
  • 「グレの歌」。シャイーのずいぶんと若い時の録音です...

    投稿日:2012/08/26

    「グレの歌」。シャイーのずいぶんと若い時の録音です。この超大曲を全曲ほぼ100分でまとめ上げました。長い演奏では2時間を超えます(ケーゲルがそうだったかな)ので、ずいぶんと短い方でしょう。おかげで大変すっきりとまとまりました。下手をすると結構もたれてしまうので、なかなかに適切な姿勢かもしれません。しかし、そのため、ロマンティシズムとかドラマ性とかは希薄になってしまいましたかね。人を陶酔させる「美」や、戦慄させる迫力には欠けていますな。歌手はみんな頑張っているけど、特に名唱もなし。ま、難しい曲ですから、むしろ健闘をたたえましょうか。ただ、ホッターの語り手は、なんだか乱暴な感じで美感を欠きよろしくない。録音バランスは、若干歌手が大きめでちょっと不自然。また、オケの分離が今一歩。でもまあ、トータル、良好でしょう。随分と安くなっちゃったこのディスク、「グレの歌」に興味があって聴いてみたいという方は、お聴きになってよろしいでしょう。これでなじんだ後、ブーレーズの鮮やかな名演や、インバルの前衛的衝撃演奏をお聴きになるのをお薦めしましょう。

    ほんず内閣総理大臣 さん

    0
  • ちょいと期待しすぎてしまっただけにややがっかりな1...

    投稿日:2012/06/01

    ちょいと期待しすぎてしまっただけにややがっかりな1枚.普通に考えればメインのシェーンベルク2番、ピーターゼンQはメンデルスゾーンでも弾くかのようにすいすいとこなすのは良いが、音づらだけでなく演奏内容も少し肩の力が抜けすぎて調性内部崩壊のエネルギーは何処へやら(この点ではアルディッティが圧倒的).シェーファーもパリの女狐をキャンセルした時期にあたったが、音域がちょうど彼女の胸声と頭声の境目に落ちるせいか(ちゃんと歌っているのに)「当たらない」感じがところどころしてしまう. そういうわけで、ヴェーベルンの作品番号なし緩徐楽章を経て最後に配された抒情組曲終楽章の「声楽付版」を、シェーファーの凍るような声で聴けるのが一番の愉しみ.尤も声はいずれかの声部を模倣するだけなので、新しい音楽が聴かれるわけではない.この「声楽付版」には既にクロノス盤やプラジャーク盤(未聴)もあったので初録音ではないが、クロノス盤ではアップショウがさっぱり冴えないので当盤の価値は一応ある.どうせなら、シェーンベルクは無くてもいいから抒情組曲を全曲聴きたかったな. マイナーレーベルがこうした通向けな選曲のCDをリリースする場合、ライナーノートをもう少し充実させる努力は必要であろう.シェーファーは七つの初期の歌やアルテンベルク歌曲集をレパートリーとしているし、メッツマッハー&ドイツ響との《ワイン》も素晴らしかったから、マーラー角笛と併せてでも早く録音して欲しい.

    ombredouble さん

    2
  • この愛聴盤も末永く御世話になっているが、【浄められ...

    投稿日:2012/05/05

    この愛聴盤も末永く御世話になっているが、【浄められた夜】に於けるこのヨーロッパ室内管の演奏は実に素晴らしい。弦楽六重奏の精度そのままにスケールアップした濃密さと振幅の大きさは、如何にも弦楽合奏版ならではのメリットと云える。小編成(四重奏・六重奏)演奏に比べると、得てしてアンサンブルの精度で今一歩と思わせるなど落胆する事も多いのだが、ここでは驚異的とも言える程に渾然一体と響き渡る。鋭利な程に緻密でありながら決して冷たくはならないし、歌わせるべき所でも甘ったるく流れない。指揮者ホリガーのバランス感覚と統率力が秀でている証に他ならない。弦楽合奏に相応しい広がりと奥行で自然なアンビエンスを確保した録音もこの演奏の良さを一層際立たせている。

    盤鬼hmv12 さん

    0
  • 名手3人が集ってこのような渋いプログラムの企画が実...

    投稿日:2012/04/22

    名手3人が集ってこのような渋いプログラムの企画が実現できたことは、まさに企画の勝利なのだが、それは演奏者たちにこの二つの作品を演奏して世に問うことの意義が強く意識されていたことの結果でもあろう。演奏は本当に凄みがあるもので、ツェムリンスキーのトリオは彼の弦楽四重奏などよりも聞きやすいし、他の世紀末作曲家とは違う彼の個性が強く感じられる。メランコリーと頽廃のその風情は初期シェーンベルクに深く通じる。そうしたところをアドリヤンやシトコヴェツキーらは実に雄弁に音にしている。ウェーベルン編曲の室内交響曲はオリジナル版に一歩もひけをとらぬ説得力を持った一個の作品としての強い主張があり、評者などはこの演奏で初めてこの曲のすごさが実感できたと言ってもよいかもしれない。

    Stuemper さん

    0
  • さすが70年代のカラヤン。 統制力も表現力も最高。...

    投稿日:2012/04/06

    さすが70年代のカラヤン。 統制力も表現力も最高。もう完全に曲を物にしちゃっている。彼にかかればどんな曲でも何倍もの響きと輝きを持ってドラマチックな世界へと昇華する。 なんて狂おしく、なんて力強く、それでいてなんと優しくセンチメンタルなのだろうか。 弦楽合奏のはずなのに、フルオケにも負けない凄まじい迫力と多彩な音色に完全に圧倒される。 確かに素晴らしい演奏だ。でも、この曲ってそんな曲なんだろうか。 素直にカラヤン様にひれ伏せばこの音源は最高の宝物になるであろうけれども、ひとつだけどうも納得できない部分がある。 確かにすごくロマンチックな曲風だし、ワーグナーのトリスタンのような一面を感じることも出来る。題材も、狂おしい愛憎から赦怨や生の喜びであったり、そういったドラマチックな内容かもしれないけれど… こんなゴージャスな曲でいいのだろうか? まるでオペラではないか。あまりにも劇的すぎる。 好み、だとか思い込み、だとか言われればそれまでだけれども、 もうちょっと「醜さ」や「儚さ」、「神聖さ(というとちょっと語弊があるかな?)」といった面を重視しても良かったのではないかなー。 素晴らしい音源には違いないけれど、そこの解釈には賛否両論ありそうだ。 まぁでも単純に音楽、演奏という意味では満点。録音も最高。

    あんぱん さん

    1
  • これはこれで面白い。ピアノの硬質な音が、今までと全...

    投稿日:2012/04/06

    これはこれで面白い。ピアノの硬質な音が、今までと全く違った新しい音楽を奏でてくれる。 弦の狂おしいようなながい旋律も、伴奏がピアノだとすごくくっきりと線が見えて、なぜか爽やかさを感じる。 …でも、これわざわざ編曲してまでやる意味有ったのだろうか。 これはこれで確かに面白いんだけども、原曲の魅力を超えるものは一切ない。わざわざ好き好んで編曲して、それを好き好んで聴いて喜ぶほどの価値は無いのでは… それよりも、カップリングが素晴らしい。 ババジャニアンの曲はこの盤で初めて聴いたが、 なんと不思議な曲だろうか。 映画音楽のような爽やかな…とおもったらなぜか不協和音に迷い込み、ころっと表情が変わったかと思えばまた湧き出てくるような気がしてどっかへいってしまうメロディー。 盛り上がるのかと思えばそのまま不完全燃焼で流れていくこのイライラ感。若干後期フォーレのような振り回し具合かと思えば、某アメリカンポップスのようなキレの良いノリに変わったりと、曲に翻弄させる。 すごく不安定なのにロマン派のような聴きやすさもあり、なんとも言えない不思議な魅力がある。 大傑作と言えるものではないけれど、たまに聴きたくなるような小粋な佳作。

    あんぱん さん

    0
  • トリスタンは後半に編曲が施してある。 官能的でグイ...

    投稿日:2012/02/02

    トリスタンは後半に編曲が施してある。 官能的でグイグイとひっぱて行く音楽づくりは素晴らしいの一言。 他の指揮者ではまず見られない個性的な処理もあり、興味深い。

    ヒヒ さん

    0
  • クラフトさん、以前にソニーだったかのレーベルでシェ...

    投稿日:2012/01/22

    クラフトさん、以前にソニーだったかのレーベルでシェーンベルクをたくさん録音していました(私は聴いてませんけど)。イメージ的には現代音楽のスペシャリストという感じです。なので、ここでも切れ味鋭い、鮮烈な演奏を期待しました。録音も新しいしね。ところが、聴いた感想はその正反対。第1部はゆったりしたテンポで、これはもう普通の抒情音楽。許されない愛に陶酔する二人の高揚する感情でもなく、忍び寄る破局に怯えるさまでもなく、劇性の希薄な単にデレッとした抒情の音楽。第2部のヴァルデマール王の嘆きもあまり深刻ではないな。第3部に至ってようやく少し、いかにもシェーンベルクらしい不思議な雰囲気が漂い始めますが、それもこれも、ごく普通の盛り上がりのなかで終わってしまいます。何とも期待をはぐらかされた残念な出来栄え。歌手はメジャーな人がいないかな、少なくとも私は初めて聴くお名前ばかり(ヘフリガーは別)。実演ならともかく(声量勝負!)、ま、こういうセッションではとりあえず問題はないでしょう。ただ、表現力ではやはり十分ではないかな〜。ヘフリガーさん、懐かしい名前で、名歌手ですが、ずいぶんとハスキーな声になっちゃって、ここでの語り手は何か違和感があります。合唱は、まあいいかなあ。オケは不満なし。録音は優秀。この曲を初めて聴こうという方にはまあ、いいかもしれませんが、ほぼ同じ値段で小澤やシャイーがあるからなあ、あまり薦めませんね。結構、失望した一枚(二枚組)。

    ほんず内閣総理大臣 さん

    0
  • 私が持っているのはシュトラウスの「メタモルフォーゼ...

    投稿日:2012/01/11

    私が持っているのはシュトラウスの「メタモルフォーゼン」との組み合わせの物。ここで聴かれる「ペレアス」の演奏には全く恐れいってしまう。バルビローリは当時とマーラーを初めとして比較的マイナーな難曲を多く採りあげているのが特徴だが、恐らく他の演奏が実施されて無い、LPが無い。またはLPがあってもあえて聴かないではないのではという感じがして、純粋に楽譜だけからだけのイマジネーションで指揮をしていたと勝手に想像する。 そうしたこともあって彼の解釈は今の流行からすると特異な部分も多々あるが、そこが彼の演奏の持ち味かもしれない。

    guinness さん

    0

既に投票済みです

ありがとうございました

%%message%%