エルガー(1857-1934) レビュー一覧 4ページ目
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投稿日:2021/10/27
イギリスの指揮者、ノーマン・デル・マーが、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団を振って録音したエルガーの作品集です。 『創作主題による変奏曲』と『威風堂々』を収録しています。 このCD、全く知らない音源だったのですが、評判が高かったので買ってみました。 評判通りの一枚でした。 確かに創作主題による変奏曲も悪くない出来ですが、やはり威風堂々でしょうか。 例えば有名な1番。 いきなりハイテンションで、速いテンポ設定をとっていますが、ライヴならともかくセッションではこう言う演奏は珍しい。 また意外とオルガン入りの録音は少ないのでこう言う意味でも貴重でしょう。 また1番だけではなく、他の番号の演奏も良い演奏で、豪快な第5番もなかなかのもの。 1番から5番まで集めたアルバムは幾つかありますが、全ての曲が完成度の高いCDはそうそうなく、これは全部良いという珍しいアルバム。 威風堂々の名演の一つと言えるでしょう。 1975年録音ですが、音質は良好。
レインボー さん
投稿日:2021/04/18
恥ずかしながらデル・マーという指揮者を聴くのは、この盤が初めてでしたが、両曲とも、特に「威風堂々」は、この1枚で十分なくらいの名演です。 圧倒的な推進力に加え、エルガーの素敵な旋律、巧みなオーケストレーションを知り尽くした演奏は、細部まで揺るぎがなく、説得力があり、こんなにいい曲だったのかと思わせます。 威風堂々第1番だけならマリナー&コンセルトヘボウの快演がいい勝負ですが、全曲盤では比較の対象はなく、ショルティやプレヴィンを上回っているでしょう。
座頭 さん
投稿日:2018/03/29
ロシア人のエルガーが面白い。ソ連時代スベトラーノフが振った2番を持っているが、なかなかの力演(怪演?)であった。ワシリー・ペトレンコのこの演奏、気に入った。全曲を通して見通しがよく、すっきり気持ちよく聞けた。ただし、ボールトなどの英国系の指揮者のようにはいかない。細部細部で指揮者の意図が見えるのだ。だがそれが悪いとは思わない。ペトレンコのエルガー感がよくわかるということだ。スコアを研究し、自分なりの響きを丁寧に再現している。わかりやすくい言えば、ペトレンコのこの曲に対する真摯な姿勢(本当に好きで振っている)が理解できるのだ。オケもこれに従いこの指揮者に対するレスペクト感がよく伝わってくる。だから英国ローカルなエルガーではなく、世界のエルガーに仕上がっている。こだわりや偏見のない人が聞けばきっと気に入るはずである。特に4楽章は素晴らしい。これから初めてエルガーの2番聞いてみようかという人にとってはベストチョイスになると思う。ちなみにもう一人のペトレンコ、BPOのキリル・ペトレンコの2番も素晴らしい(正直こちらの方がよりパワー・推進力を感じて好きだが)ロシア人はエルガーが好きなのだろうか?
のだめノビルメンテ さん |50代
投稿日:2016/07/31
このコンチェルトを演奏しているドン・スク・カンというバイオリニストは現状無名に近い存在のようですが、今回のこの演奏には圧倒されました。不遜にもエルガーのコンチェルトはそれほどの名曲ではないのではないかと今まで思っていたのですが、すべてのフレーズに生命が宿っているような彼の情熱的な演奏を聴くにつれ、その感を完全に改めました。CDで聴く限りでは、単に情熱だけではなくそれを支える技術も素晴らしいものを持っています。 また、バックを指揮しているエイドリアン・リーパーも素敵な演奏をしており、冒頭から非常に聴かせるものをもっています。 とにかく、ぜひ一聴していただきたい演奏だと思います。
花菖蒲 さん
投稿日:2015/04/20
エルガー生誕150年を記念して発売された30枚組BOX。ほとんどすべてを網羅しているという。エルガーの主要作品を聴いているとなんだかなつかしい気持ちになってしまう。美しいメロディー、卓越したオーケストレーション、どれもが実に魅力的だ。とくにあまり知られていないがおすすめの作品は、声楽を伴った作品で、海の絵OP37、OP26の雪、歌う鳥、ミュージックメイカーズOP69、バイエルンの高地からOP27あたり。弦楽四重奏曲やピアノ五重奏曲もなかなかいい。30枚を聴きとおして、これだけの大曲をたくさん残しているエルガーは改めてもっと高く評価されてしかるべきだろうと思う。これだけの中身の濃いBOXが3790円という激安で手にはいるのだから嬉しい限りだ。わたしのようなエルガーファンだけでなくより多くの人にもその魅力を知ってもらいたいと思う。
johnbach さん |50代
投稿日:2014/12/30
1983年4月21日のライブ録音。 美しい。まさに夢の中にいるようだ。 イギリスからソリストや合唱団を招いての演奏会で力の入れようが感じられる。
ユローヂィヴィ さん
投稿日:2014/06/25
エルガーの協奏曲が始まってすぐに深い感動に包まれ、最後まで一気に聴いてしまいました。その後に収められているカーターとブルッフも非常に彫りの深い演奏で、全体として素晴らしい仕上がりと思います。ワイラースタインの確かなテクニックと情感豊かなソロも絶賛に値しますが、これほど本気度の高いバレンボイムは久しぶりです。録音もダイナミックかつ細部まで明晰で全く文句ありません。
好事家 さん
投稿日:2013/10/20
耳に心地よい音響が綿々と続きます。癒されます。
カズニン さん
投稿日:2013/08/31
なんと深く静かなチェロであろうか。素晴らしい! このようなエルガーのチェロ協奏曲を私は待っていた。 ケラスならではの精神の深さである。 ただ残念なのは、バックのBBCがその深さとは余りにもかけ離れている。 しかし、それ故にケラスの精神の深さと緊張感が際立って聴き取れるのか。
春霞夕靄 さん |60代
投稿日:2013/01/26
これまたすばらしいライヴ。なんといっても見事なのはブラームス。力強くもまた繊細で、この曲の魅力を存分に味わわせてくれます。第2楽章が絶品ではないでしょうか。オケは弦の一部にちょっと弱いところが見えますが、ま、そんな欠点でもありますまい。エルガーは大曲で、かつてショルティやプレヴィンでも聴きましたが、いま一つ魅力的とは思えないかなあ。その印象はこの演奏でもあまり変わらなくて、大きな流れを作るのは難しい気がします。でもお客さん(地元民)は大喝采ですな。ま、ディスク全体の満足度は大変高い、結構なライヴです。録音は良好で、優秀と言ってもいいかな、マスもよくとらえ、細部もしっかり。レンジも広くて結構です。ブラームスだけでも十分価値があります。
ほんず内閣総理大臣 さん
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ありがとうございました
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