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検索結果:272件中121件から135件まで表示
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2人の方が、このレビューに「共感」しています。 2011/08/25
晩年(というか自殺前)のフェラスには、演奏することに嫌気がさしているような、傲慢とも言えるような態度があり、現地での人気は高かったが、感銘を受けることはなかった。美音で知られていたが、それも印象にない。しかし、最近フェラスの存在に興味をもち、よく聴くようになった。このセットでも、音に麻薬のような不健康さがあるのだが、それがなんとも言えない魅力となっている。音だけではない。表現にも独特の毒っぽさがある。日本ではあまり評価されてこなかったが、今になって強い個性と存在意義が感じられるようになった。他の方のレビューで「おえっとなる」とあるのは、聴いてみるとわかる。
2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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3人の方が、このレビューに「共感」しています。 2011/08/20
言うまでもなく、様式的には過去の演奏である。それなのに、現代のバッハ演奏に慣れた私の耳にも、セゴヴィアの演奏の価値はいささかも薄れていない。うまく説明できないのがもどかしいが、バッハ演奏としてどうかとか、ギターのテクニックがどうとか、録音がどうとかいった次元とは異なるものがセゴヴィアの演奏にはある。どうしてこんな曲を弾くのかと思う録音もあるが、成功している曲では聴く者の人生を振り返らせるようなものがある。
3人の方が、このレビューに「共感」しています。
2人の方が、このレビューに「共感」しています。 2011/08/20
発売当初から最高の名演とされてきた録音。響きの豊かさ、表現の厚み、陰影、品格、どれをとっても完成された印象がある。上野の大ホールで聴いた時も同じ豊かな響きがホールに満ち溢れて感動した。星の数なら当然5だろう。しかしその後、数えきれないほどあるこの曲の録音を多数聴き進むにしたがって、それぞれの録音にそれぞれの価値があることがわかってきた。どれが最高と決めることなく、静かに耳を傾けたいと思う。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2011/08/14
全体に滋味豊かな演奏。モノラル録音で時代を感じさせるが、曲が曲だけに、違和感はない。むしろ古い録音の方がふさわしく思えるくらいだ。第1曲の気迫がとくに素晴らしい。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。
2人の方が、このレビューに「共感」しています。 2011/08/14
なつかしいカークパトリックの演奏。アルヒーフのLP盤はなかなか高くて買えなかった。カークパトリックは研究者としての業績の方が今では知られているが、その演奏は学者にしてはうますぎる。学究的と思いきや、熱い演奏で驚かされる。その昔は、とりすました役人のようだ、などと評する人がいたが、とんでもない。今となっては時代錯誤な演奏かもしれないが、やはり時代の息吹を感じる。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2011/07/25
これまでCD化されていない録音が多く含まれている素晴らしいセット。ギリアが若い頃に録音したバッハやディアスのラウロなど、知る人ぞ知る伝説の名演の他に、かつてレコードで発売されていなかった録音まで含まれている大変なしろものである。余計なものも含まれているが許せる。現代のギター演奏に違和感を覚える方は、迷うことなく買うべきだ。懐かしさがこみあげてくる。しかし、単なる懐古趣味でなく、ギター演奏の意味を問いなおすことにもなるだろう。
3人の方が、このレビューに「共感」しています。 2011/07/24
バッハはちょっとあっさり系ですが、軽快で上手です。バルトークもいいです。イザイの雰囲気がよくて驚きました。作品の良さをわからせてくれた名演です。
11人の方が、このレビューに「共感」しています。 2011/06/21
不動の高評価となっているこの録音だが、私はあまり好きになれない。悪くはないが、他の演奏に比べてどのように良いのか、何度聴いても理解できない。逆に、良いと思うのに意外に評価が低いのがワルターだ。ステージでのベームは、もう晩年だったが、聴いていてヒザが震えた。そういうものがここにはない。きれいさっぱり整理された感じがする。
11人の方が、このレビューに「共感」しています。
1人の方が、このレビューに「共感」しています。 2011/06/19
長らく私の記憶から消えていたパガニーニ弾きアッカルド。最近、カプリースを聴いて、演奏の面白さに驚嘆し、このバッハも買ってみた。イタリア的なバッハもいいかなと思ったのだ。結果は予想を超えての名盤だった。ロマンティックだが、形式感をそこなわず、深い味わいがある。バルヒェットやラウテンバッハーなど、名盤ぞろいの同曲のなかで、私にとってはオイストラフと並ぶものだ。ヴァイオリンとオーボエのための二重協奏曲他も入っていて、お買い得この上ない。
1人の方が、このレビューに「共感」しています。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2011/05/03
1集も素晴らしいが、この2集ももちろん素晴らしい。注目されないのが不思議だ。心地よい緊張に満たされている。オルガンが何かとか、レジストレーションがどうだとか、そういうことにとらわれずに没頭して聴ける。録音状態もよい。オルガンのアナログ録音に優れたものが多いのはなぜだろう?
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2011/02/18
なつかしいノンサッチレーベルの録音で、よく雰囲気をとらえており、年代を感じさせません。フラメンコの音をよく知っている人が録音した感じです。でも、曲名(形式名)が違っていたり、素人が作ったような解説です。そういうことに文句を言わなければ、この手のCDとしては安価だし、十分に楽しめます。
1人の方が、このレビューに「共感」しています。 2011/02/18
驚きました。壮年?のベームはこんな演奏をしていたのですね。宣伝文句に「中でも『レオノーレ3番』での異様なまでのスピード感と爆発ぶりには唖然とするほかありません。」とありますが、これは本当で、腰を抜かすような演奏ぶりです。まだレオノーレ3番なのに、すでにブラボー、ブラボー、拍手の嵐で、まるで全曲が終わってしまったかのようです。生でも晩年のベームしか知らない私には、別人のように思えました。とにかく気迫に満ちた、すごい演奏です。
3人の方が、このレビューに「共感」しています。 2011/01/30
モーツァルトに興味があったが、予想したように相当個性的である。初めてきいたときはついていけないと思ったが、繰り返して聴いているとこれはこれでよい。グリモーらしさが見えてくる。とくに第2楽章は秀逸。ベルクは彼女らしさがもっと自然に現れている。リストももちろんよい。スケールの大きさ、切れ込みのよさ、瞑想の深さ、すべてにグリモーらしさが炸裂する。バルトークは、悪くはないが、よい部分とどうかなという部分が共存している。
6人の方が、このレビューに「共感」しています。 2011/01/30
全集では旧盤ピリスもラローチャもいいけど、今ひとつ納得できない部分があった。かつて高評価だったエッシェンバッハの全集、さすがの演奏である。誇張なく、格調高く、誠実な演奏ゆえに曲それぞれの完成度の違いがそのまま現れているように感じられる。曲の価値を再認識させられた。
6人の方が、このレビューに「共感」しています。
1人の方が、このレビューに「共感」しています。 2011/01/05
ホリガーは高い技巧で現代音楽にも精通しているが、バロック音楽では遊びがあったり、歌いまくったり、しっとりしていて泣かせる。心技備えた名匠である。
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