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sunny さんのレビュー一覧 

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     2012/08/31

    流石に録音も、演奏メンバーも、時を経、若いピアニストだったエッシェンバッハ、カール・ライスターなどとの競演は、基本的ライヴラリーとしては、最適。ブラームスの寂寥感、豪胆な、渋いメロディメーカーとしての才能、苦渋が堪能できる力作。有名な弦楽録重奏曲1番、2楽章も名演。

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     2012/08/29

    ワーグナーの音楽を歌なし、オーケストラだけ、切れ目なしに楽しめる好企画盤。「指輪」「トリスタン」「パルシファル」が、各1枚で。案外有名な処が出てこなかったりしますが、音楽の流れはいい。起伏は、激しい方ではないが、流麗。デ・ワ―トさんのいつもながらの人間味を感じさせてくれる音楽は、ここでも、健在。編曲物となってますが、立派なワーグナー。ワ―トさんの代表作、と、言ってもいいでしょう。

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     2012/08/27

    壊れた世から生まれた音楽が、壊れた状態のまま、演奏されるのは、必然。だが、それは、なかなかできる事ではない。勝利とか、国を守れ、希望はある、この道は正しいのだ、という言葉、スローガン、キャンペーンにすり替えられるのが常。壊れたこの曲の本質を、そのまま演奏したケーゲルのこのライヴ、本来、コンサート会場の中だけの物として演奏されたからこそできたのだろう。さて、又、違った形で壊れゆく国が、アジアの片隅にあって、ちゃんと壊れた演奏、音楽を奏でている人は、居るだろうか。居て欲しい。否、きっと、居る。現れている。

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     2012/08/27

    まず、指揮者としては若い、ズヴェ―デンが、この曲を取り上げ、録音し、世に出したのを称賛する。この重苦しく、重要、シリアスな悲嘆と希望の音楽を、これからの人の為にも、この曲に触れる機会を新たに作り出してくれたのは、偉い。戦争という殺戮、破壊行為が正当化され、大きな傷を残していくのは、最近の、アフガニスタン、シリア、ロシアでの争いや、アメリカから出兵して行った兵士達の後遺症をみても、自明。音楽に出来る唯一にして、最大の事、戦争なんかするな、人間や自然の命を大切にしろ、愛し合おう、そして、祈ろうと言う事だと思う。この曲を取り上げ、演奏する人が、多く出てくる事を望む。ズヴェ―デン、オランダ放送響は、緻密にして、マジ、熱のこもった演奏を繰り広げ、一石を投じた。優秀。

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     2012/08/27

    師、バーンスタインは、広島の地で平和の歌を歌った。もう一人の師、カラヤンは、ニューイヤーコンサートで平和を語った。音楽と平和への信念を受け継いだ小澤征爾さんは、2009年、長野で、平和を祈り、死者を追悼し、戦争の愚かさ、残酷さと、二度と繰り返してはならぬとの強烈なメッセージの込められたこの曲を取り上げ、この通り、心に迫る圧倒的名演を繰り広げた。そして、翌年、病に侵された身体を引きずり、もう一つの音楽の故郷であり、かつて日本と殺し合いをしたアメリカでこの曲を演奏した。氏が、中国、旧満州で生まれ、日本で学び、西洋へ渡り、世界的音楽家、巨匠となった姿が、ここに刻まれている。音楽家として、現代を生きる人間として。カーネギーホールでの公演が、氏の最後の海外演奏とならぬ事を、強く願う。

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     2012/08/27

    小澤さんの演奏では、特にウィーンフィルとの特に、’80年代、’90年代の演奏は、違和感、いま一つ、両者の演奏、フィットしてないと感じる事があります。対して、ベルリンフィルでの演奏は、見事なリズム感、強力精緻な技能が相まって、オーケストラの機能、実力全開の演奏が多いです。ここでも、小澤さん得意のチャイコフスキー、分厚い弦、迫力一杯の金管、打楽器などで、充実、満足感の高い演奏が繰り広げられてます。「1812年」では、シンセの大砲で、やりまくって、そのほかの「スラヴ舞曲」、「エフゲニ―・オネーギン」、「フランチェスカ・ダ・リミニ」でも、鋭どいリズムと分厚い響きで興奮させられます。流石の名演。

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     2012/08/27

    小澤征爾さんと言う、日本をい出て、西洋音楽の本拠に飛び込み、認められた氏の音楽を、同時代に聴く事が出来た我々は、幸せな時代に生き、誇りを抱きつつ、音楽に接する事が出来た。氏は多くの音楽家に認められ、老若問わず師匠、友となり、高い評価を獲得した。ここでも、ポーランドの名手、ピアニストと、清練、憂美なラフマニノフの作品1と、有名な2番作品18を、奏でています。やがて、ボストンから、更に、西洋音楽の中心地、ウィーンへ、移られる前の、貴重な記録。小澤さんは、協奏曲の演奏、いつもながら見事です。ウイーンでは、体調、政治的、国籍、言葉の問題もあって、必ずしも、本来の演奏が少なかったのは、残念。ついでに、ボストンで、ラフマニノフの交響曲2番も、聴いてみたかった。また、ウィーンでは、ライフワークと言っていた「指環」、指揮出来ず、かなわぬ夢と、終わったのは、残念。

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     2012/08/27

    小澤征爾さんと言う、戦後日本を象徴する勉強家であり、天才であった氏が、日本の完璧なアンサンブルを誇る晋友会合唱団を引き連れ、本国ドイツは、ベルリンで披露し、うならせ、あのカラヤンも認めさせた演奏の一つ。この国が右肩上がりで上昇する事が出来た時代の貴重な記録。もう、落ちゆく国となったこの国では、小澤さんの新たな演奏を、聴く事が出来ません。残念ですが、次代の新たな人が、現れてくれるのを、待つのみ。

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     2012/08/27

    メルクルさん、こんな処でも指揮されてたのですね。もちろん、いつもの様に手抜きなし、どころか、ベイリーの強力、情熱の歌い回しに挑発されてか、素晴らしいドヴォルザーク、チェロコンを、聴かせてくれます。チェリストにとっては、命、名刺代わりの様な曲ですが、ライヴで、このオケで録音した、ベイリー、メルクルを讃えます。Telarcさん、苦しいとか聴きますが、よくぞこの3者で録音、発売してくれました。それにしても、いい曲だ事。ベイリーは、バッハの組曲でも、大きく息をする音をちゃんと入れてます、スケールの大きさを感じさせてくれるチェリストです。

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     2012/08/23

    この曲は、ザンデルリング、デ・ワ―ト、スラトキン盤で、それぞれに親しんできましたが、やっぱりプレヴィンのこの盤に、戻って来てしまった。想い入れたっぷりに歌い、極めて美麗。オケも気持ちが、入ってます。もう、40年近く前の録音になるが、輝きは、失われていない。名曲の名演奏、聴かれ続けるべき名盤。

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     2012/08/21

    デ・ワ―トは、’70年代、小澤さんの後を受けて、サン・フランシスコ響の音楽監督になり、このラフマニノフや、アダムス等の新作を次々指揮して、一世を風靡しましたが、その後は、上昇気流に乗らず、ミネソタ管、オランダ放送響、シドニー響、香港フィル等のオーケストラでポストを得、着実に自らの音楽を響かせ、71歳の現在、ベルギーのロイヤル・フランダースフィル、アメリカのミルウォ―キー響の音楽監督。地味な感ありますが、これが、ワ―トさんの生きる道。音楽は、スケール大きく、自然体、妥協はありません。コシチュとは、早いテンポで、颯爽たる、でも、しっかり、情感込めた、人間味ある音楽を聴かせてくれます、名匠。デュトアさんも、得意技の、憂いの籠ったこの名曲を、美麗に響かせてます。

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     2012/08/21

    ズヴェ―デン、いかつい印象を受けます。中々迫力、スケールのある、それでいて緻密な演奏を、聴かせてくれます。ダラスでは、新機軸を、うちだし、観客数の4分の一が、これまでクラシックを聴いた事のない人、収入も倍増させたとか。4番演奏後の拍手、と言うか、歓声は、尋常ではない。対して、モーツァルティーナの叙情性、弦の美しさは、得も言われぬほど。元コンセルトへボウのコンマスだっただけの事は、ある。取り上げる曲も広く、現代指揮者必須のブルックナー、マーラー、ストラヴィンスキー、ショスタコの派手目のほか、ベートーヴェン、ブラームス、ハイドン、の他、ブリテンの「戦争レクイエム」、エルガーの「ゲロンティウスの夢」等、注目すべき作品も。勉強熱心、気鋭、これからが、もっと、楽しみになる指揮者です。

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     2012/08/21

    全く嵯峨之家さんと、同感。正に、極上の演奏。スケール大きく、自然の描写、人間の感情も劇的、見事。眼前に広がっている様。演奏後の拍手が、1分半、続くのも、納得。

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     2012/07/25

    グラスの、繰り返しの心地よい音楽が、ピアノの連弾、ライヴで味わえる興奮、熱狂の演奏。弾いているのは、盟友、ラッセル・デイヴィスと、日本の滑川真希さん。グラスの音楽は、取り憑かれたら、離れられない。単純なようで、よく出来ています。グラスは、多作家。次から次へと、曲を発表している、自らのレーベル、スタジオも持つ、精力的な、ニューヨークのビジネスマンでもある。今日も、ニューヨークで、世界中のオペラハウスやコンサートで、或いは、グラス自身の演奏、アンサンブルで、グラスの作品は、演奏されています。面白いんだなあ、これが。

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     2012/07/02

    日本が右上がり、汗水流して働き、我が父母が、聴いていたであろう、古い時代の、暗い、それにしても暗い歌ばっかりを集めた一枚。昔の人は、こんな暗い歌を友にし、ラジオ、テレビで聴いていたと思うと、不思議な感じがする。21世紀、落ちゆく国となった我々には、挽歌、となる、演歌、ブルース、嘆き歌。酒、夜と孤独と悲しみ。伊達に、もやもや病を、患ってない。淀んだ、暗い歌声、今の日本人には、必要な歌。

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