CD 輸入盤

室内楽作品集 アマデウス四重奏団、他(5CD) 

ブラームス(1833-1897)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
4743582
組み枚数
:
5
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

アマデウス四重奏団/ブラームス:室内楽作品集(5CD) 

アマデウス四重奏団の録音を中心としたブラームスの室内楽曲集。2005年4月に第1ヴァイオリン奏者、ノーバート・ブレイニンの訃報も記憶に新しいところですが、1987年にヴィオラのシドロフを失って以来、すでに活動を休止していたとはいえ、グループの中心的存在だったブレイニンの死は、アマデウス四重奏団栄光の歴史の終焉を感じさせずにはおかないものでしたし、同時に、この一時代を画した名クァルテットの存在の大きさを改めて思い知らされた出来事でした。
 ここに収められた演奏は、いずれも以前から定評のあるものばかり。構成感にとむ音楽造りの中で入念に歌い込まれた、味わい深い至芸を堪能することができます。指揮者に転向する以前、ドイツ・ピアニズムの正統な後継者として活躍していたエッシェンバッハ、ベルリン・フィル木管セクションの顔というべき存在だったライスターとの共演も聴きものです。

・弦楽四重奏曲第1番 ハ短調 作品51-1
・弦楽四重奏曲第2番 イ短調 作品51-2
・弦楽四重奏曲第3番 変ロ長調 作品51-3
・ピアノ五重奏曲 ヘ短調 作品34
・弦楽五重奏曲第1番 ヘ長調 作品88
・弦楽五重奏曲第2番 ト長調 作品111
・クラリネット三重奏曲 イ短調 作品114
・クラリネット五重奏曲 ロ短調 作品115
・弦楽六重奏曲第1番 変ロ長調 作品18
・弦楽六重奏曲第2番 ト長調 作品36

 アマデウス四重奏団
[ノーバート・ブレイニン(第1vn)
 ジークムント・ニッセル(第2vn)
 ピーター・シドロフ(va)
 マーティン・ロヴェット(vc)]

 クリストフ・エッシェンバッハ(p)
 カール・ライスター(cl)
 ゲオルク・ドンデラー(vc)
 ウィリアム・プリース(vc)
 セシル・アロノウィッツ(va)

 録音:1959-68年[ステレオ]

収録曲   

ディスク   1

  • 01. 1. Allegro
  • 02. 2. Romanze. Poco Adagio
  • 03. 3. Allegretto Molto Moderato e Comodo - Un Poco Piu Animato
  • 04. 4. Allegro
  • 05. 1. Allegro Non Troppo
  • 06. 2. Andante Moderato
  • 07. 3. Quasi Minuetto, Moderato - Allegretto Vivace
  • 08. 4. Finale. Allegro Non Assai

ディスク   2

  • 01. 1. Vivace
  • 02. 2. Andante
  • 03. 3. Agitato (Allegretto Non Troppo)
  • 04. 4. Poco Allegretto Con Variazioni
  • 05. 1. Allegro Non Troppo - Poco Sostenuto - Tempo I.
  • 06. 2. Andante, un Poco Adagio
  • 07. 3. Scherzo. Allegro - Trio
  • 08. 4. Finale. Poco Sostenuto - Allegro Non Troppo - Tempo I - Presto, Non Troppo

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総合評価

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アマデウス四重奏団というと名前のとおり、...

投稿日:2021/07/11 (日)

アマデウス四重奏団というと名前のとおり、モーツアルトのイメージが強かったが果たしてブラームスはどうかと云うと・・・ ブラームスの曲の重苦しいところが緩和され、甘美な旋律が適度に強調された比較的聴きやすい演奏であると感じた。 ブラームスの曲の晦渋さや重苦しさが苦手な人には比較的聴きやすいものなのではないだろうか・・・

I.O.U さん | 北海道 | 不明

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アマデウスSQの偉大な遺産。まず弦四は我が...

投稿日:2019/08/15 (木)

アマデウスSQの偉大な遺産。まず弦四は我が愛聴盤ブダペストの引き締まった幾分ハードな名演に比べ伸びやかで、やはりブレイニンの1stVnが目立つがこのオーバーなまでの歌いぷりは今や懐かしく心に響く。弦楽五重奏も同様で、特に第1番は明朗で非常に開放的な演奏でベストを競う出来だと思う。六重奏は作品自体あまり好まないが、ロマンティックな美旋律をこれでもかという身振りで歌い上げており分かりやすい。そしてこのセットの目玉はなんといってもCl五重奏とPf五重奏。ライスターの妙技を堪能できる前者は個人的にはプリンツやウラッハよりも愛している名盤。後者は若きエッシェンバッハと組んだ快演で、引き締まった速いテンポながらもロマンティックにたっぷりと歌っており絶美!余談だがエッシェンバッハは同時期にドロルツSQとシューマンのPf五重奏を録音しているがそれもむせ返るようなロマンを湛えた神憑り的な名演。音質はやや楽器に近接したアナログ期の優秀録音で不満なく聴ける。

スノードロップ さん | 広島県 | 不明

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同じ DG COLLECTORS の「全集」との比較に...

投稿日:2013/05/02 (木)

同じ DG COLLECTORS の「全集」との比較になりますが、「全集」の方が二重奏・三重奏も網羅して曲数が多く、デジタル録音が中心で、コストパフォーマンスも抜群ですから、当セットの不利は否めません。当セットが有利な点と言えば、アマデウスを中心とした統一感くらいのものですが、ギレリスとのピアノ四重奏が含まれていないという不徹底ぶりです(DG ORIGINALS で出してしまったからでしょうか)。 にも関わらず、私が当セットを評価するのは、アマデウスによる弦楽五重奏が聴けるからです。アマデウスの大振りでロマンテッィクな演奏は、ブラームスにぴったりです。弦楽六重奏はぴったりすぎて曲が曲だけに(ウィーンの浪花節とでも言いますか…)つらいのですが、弦楽五重奏は中年男の晦渋さもほどよく抜け落ちた名品で、それがロマンティックな演奏によってベストレコードになっていると思います。

楽山子 さん | 北海道 | 不明

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人物・団体紹介

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ブラームス(1833-1897)

1833年:北ドイツのハンブルクでヨハネス・ブラームス誕生。 1843年:演奏会にピアニストとして出演。作曲家、ピアニストのマルクスゼンに師事。 1852年:ピアノ・ソナタ第2番が完成。 1853年:ピアノ・ソナタ第1番、ピアノ・ソナタ第3番が完成。 1854年:ピアノ三重奏曲第1番、シューマンの主題による変奏曲が完成。

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