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アベマ太郎 さんのレビュー一覧 

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     2021/07/07

    マイケル・マンの一番地味な、しかし一番エキサイティングな一本。タバコ会社の不正告発者(ラッセル・クロウ)とニュース番組のプロデューサー(アル・パチーノ)の2人を軸に、巨大企業との対決を、銃声なしに描く。他の作品に比べると画面上は静かだが、それが逆に感情を伝えてくる。ただし、本当に地味なので初見者や普段映画をあまり見ない方は注意した方がいい。マイケル・マンは、男同士の対決をテーマに映画を撮ることが多く、本作もそれを踏まえた上で、登場人物の感情にフォーカスしながら見ると良い。ラストのアル・パチーノの決断は男気しかない。

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     2021/07/07

    最強のマックス・チャンを堪能できる。イップ・マン 継承での熱演が記憶に新しいが、あれはドニー・イェンの映画。本作では十分にマックス・チャンのアクションが楽しめる。トニー・ジャーとウー・ジンの2人を相手取って、1人で八面六臂の最強悪役ぶりがたまらない。

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     2021/07/07

    喪われたものへの哀惜を込めて。ハリウッドで輝かしい未来を夢見る1組の男女の出会いからことの顛末まで、一貫して2人の世界が描かれる。これはラブストーリーというよりは、人生についてまわる「持ち得ていた可能性」についての映画である。デミアン・チャゼルは、誰しも心に去来するささやかな感情にクローズアップし、可能な限りミニマムに絞られた世界の中で、何かに捉われた主人公とその変化を通して鮮やかに映し出す。これを見せられて、嫌悪感を催す人もいるだろうし、露悪的な気持ちになる人もいるだろう。本作は恋愛劇として、甘酸っぱさを醸し出すが、語られる内容はしっかりパンチがある。ありえたかもしれない可能性の何と甘美なことか。本作の鑑賞後は「アバウト・ア・タイム」や「あの頃、君を追いかけた(台湾版)」などもお勧めしたい。

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     2021/07/07

    囲碁バトル映画の最高傑作!この映画に興味を持つ人はわかって手にしていると思うので、あえて書くまでもないきもするが、この映画は囲碁映画ではなく囲碁バトル映画である。囲碁がテーマではない。バトル映画featuring囲碁である。したがって、半裸のオッサンが殴り合う復讐譚である点を重々理解して鑑賞するのが吉。それが気にならなければ、間違いなく面白い。

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     2021/07/07

    Face off(対決)をテーマに、本当にFace(顔)をOff(取る)しやがったトンデモ映画。オーバー・ザ・レインボーからメキシカンスタンドオフに至るシークエンスでは、アクション詩人ジョン・ウーの面目躍如。何度撃っても当たらないガンプレイと併せて、見どころの満漢全席、ジャンルムービー的に楽しむのが正解と思う。

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     2021/07/07

    Creepy Nutsの最高の自己紹介!「手練手管」「ぬえの鳴く夜は」「助演男優賞」など脇のモブキャラよろしく劣等感をにじませながら語り始める。しかし、聞くにつれて「だがそれでいい」「月に遠吠え」と開き直りににも似た自己肯定を果たし、「スポットライト」のカタルシスに結実する。こんなん最高では?

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     2021/07/07

    ハフ初録音となるベートーヴェンのピアノ協奏曲。ピリオドらしい音鳴りだが、ハフらしい響きはいうまでもなく顕在。一方でリントゥのオケが逞しい響きを鳴らしており、構築力の確固さに説得力がある。雄大な表情付けで心地よい。なお、ベートーヴェンの作曲当時は即興カデンツァを演奏する習慣があり、ハフは第2番第1楽章で自作のカデンツァを披露している。音質も良好、一聴をお勧めする。

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     2021/07/07

    変なベートーヴェン、それを許容できるか否かで評価が分かれそうだ。特定のフレーズをしつこく追ってみたり、細かくテンポを変えたり。ベートーヴェンの交響曲を、ショパンがサロンで演奏するとこうなるのか?というようなショーピースに聞こえる。それもこれも、プレトニョフはベートーヴェンをロマン派としてとらえた上で、その比重をあえて大きくしていると感じる。例えて、ゲテモノも食べると案外美味しいのだが、他に美味しい料理があるなら日常はそちらを食べたい。

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     2021/07/07

    ベートーヴェンをショパンのように弾きやがる。だが、堅苦しい曲のイメージが変わった。おもしろいといえば面白い。多分に即興的であり、これはこれで良いものだ。特に第4番はプレトニョフの技巧が十分に発揮された名演だと思う。

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     2021/07/07

    ハフにドビュッシーは合うのか?ハフは構造を重視する傾向があり、ドビュッシーをどう弾くのかが気になるところであった。果たして、アーティキュレーションは明確で、実にポリフォニック。だがしっかりらしさはあって、嫌いではない。この作曲家のファーストチョイスでは絶対ないと思うが、聞いて楽しいのはこちらかな。

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     2021/07/07

    リヒテル版よりも好きだ。当然異論はあろうが、ハフの構成を重視する姿勢と、のびやかなネルソンスのオケが印象的。一見すると地味目なカップリングと思われようが、ハフとネルソンスの掛け合いだけでも一聴の価値はある。

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     2021/07/07

    ケレン味は皆無。ベーレンライターに沿ってインテンポ。それがいい。
    ベートーヴェンの曲自体に、すでに大きな感情の揺れを内包している。だから演奏でことさらそれを煽ったり、つまびらかにする必要性を感じない。その姿勢は心の平静と融通無碍から得るものか。そんな演奏と受け止めた。

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     2021/07/07

    聞きやすくなった2回目の録音。ハフは1990年頃にブラームスのピアノ協奏曲を一度録音しているが、あれから30年近く経過した。才気を感じるもののブラームス特有の重たさと相まって、そうそう聞くものでもなかったのだが、今回は、解釈・演奏共に熟成を増している。ホールの響きのせいか、音がのびやかであることも聞きやすさの要因かと思う。ヒーリングミュージックのような?と感じるところもないではないが、ブラームスであれ重厚なものが称揚されるでもあるまい。意外とブラームスは楽天・ひょうきんな面もあったようだし、多面的でよい。

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     2021/07/07

    クルレンツィスが強すぎる(いい意味で)。メルニコフのピアノも好感が持てるが、オケがクルレンツィスの音でありすぎてとても攻撃的。個人的にはこれまでアムラン版をよく聴いていたが、これと併せて好きな一枚になった。あまり在庫が出ていないようなので、見つけたら即買いをお勧めする。

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     2021/07/07

    RHYMESTER初のライブアルバム!これまで楽曲単位でLIVE音源を収録したものはあったが、ライブ丸ごとCD化されるのは初めて。LIVEに主軸を置くRHYMESTERを語るうえで、外せない一枚といえる。内容は、個人的には弦がうるさく感じたものの、それ以外は満足。逆説的にDJ Jinのタンテの偉大さを痛感した。

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