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0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2011/11/14
2006年のサッカーワールド大会に合わせて発売されたCD。 全出場国の国歌と、サッカーのメインテーマといっても良いぐらい有名になった、ワールド・フットボール・アンセムを収録。 ワールド・フットボール・アンセムはシンセサイザー版と吹奏楽版を収録していて、吹奏楽版は野中図洋和指揮、陸上自衛隊中央音楽隊の演奏による物。 2005年に発売されたスポーツ・マーチというCDに収録されている音源と同じ物。 演奏は文句のつけどころがないぐらい上手いが。 国歌は、陸上自衛隊中央音楽隊、海上自衛隊東京音楽隊、航空自衛隊航空中央音楽隊がそれぞれ演奏している。 ほとんどが1980年代後半に録音された、既出の音源を使っているが、何曲かはこのCDのための新録音がある。 トーゴや、セルビア・モンテネグロのようになかなか聴く機会のない曲が収録されているのも嬉しい。 尚、全曲演奏のみ。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2011/11/13
日本ではあまり耳にする機会のない中国の作曲家による管弦楽曲を集めたCDです。 民族的な作風の曲を集めています。 陳剛という作曲家の新疆民謡によるファンタジーという曲が大変オリエンタルな曲でなかなか良いです。 同じ新疆を取り上げた、丁善徳の新疆舞曲もちょっと伊福部昭風な所があって面白い。 中国の管弦楽曲と言えばピアノ協奏曲『黄河』が有名ですがこのCDにはブレンナー編曲の物が収められています。 これはなんとピアノ協奏曲なのにピアノパートを抜いてオケのみにした珍品。 オリジナルのピアノ協奏曲バージョンはナクソスのほうにCDがありますし、よほどのマニア向きでしょうか。 ケネス・ジーン、エイドリアン・リーパー指揮、演奏はチェコスロヴァキア放送交響楽団。 所々棒読みのような所があって、あまり水準は高いとは言えない演奏ですけど、曲を知るならまぁ、問題ないレベルの演奏だと思います。 録音・音質は良いです。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2011/11/12
カバレフスキーのチェロ協奏曲第1〜2番と交響詩『春』を収録したCDです。 チェリストはルディン、オーケストラはモスクワ交響楽団、指揮はイーゴリ・ゴロフスチン。 チェロ協奏曲は可もなく不可もなくと言った普通の演奏です。 一方、面白いのはオケのみの春です。 スヴェトラーノフのアシスタントだったゴロフスチン、師匠にはまだまだですけど、上手い事楽しく聴かせてくれます。 若くして亡くなられてしまったのが本当に惜しい! 録音・音質は共に問題ないレベルです。
1人の方が、このレビューに「共感」しています。 2011/11/11
クラシック音楽には結構、鉄道をテーマとした作品が多く、このCDのようにシュトラウス・ファミリーもかなりの作品を書いている。 この手のCD、他に何枚か出ていてもよさそうだが、意外と発売されてないのには驚く。 ナクソス系でウィーン・ライトミュージックを大量に録音している、スロヴァキア国立コシツェ・フィルハーモニー管弦楽団と、スウェーデン出身の、ミカ・アイケンホルツの指揮による演奏で、線は細い部分はある物のまずまずと言った所でしょう。 選曲面ではランナーやシュトラウス・ファミリーの作品の他、同時代に活躍した無名の作曲家の作品も収録されており、特にGRAHL作の『ゲッティング・オブ・ノルウェー』は、マイナーのメロディが大変美しい作品で、もっと知られても良い作品なのでは?と思います。 1992年の録音、音質良好。
1人の方が、このレビューに「共感」しています。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2011/11/10
吹奏楽プロムナード・コンサートシリーズの七枚目で、誰もが知っているポピュラーな歌や文部唱歌を集めたCDです。 歌はなく演奏のみの収録。 演奏は、陸上自衛隊中央音楽隊、指揮は、野中図洋和、菅原茂。 原曲の雰囲気を残したアレンジから、かなり大胆なアレンジされた曲まで様々なので人によってはちょっと違和感のある編曲 かもしれません。 編曲家には有名な作曲家の名前もあり(矢代秋雄、陶野重雄、岩河三郎等々)これらの作曲家のファンは要注目なのかもしれません。 演奏は流石自衛隊の音楽隊だけあって、安定しています。 音質、録音良好。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2011/11/09
オッフェンバックはオペレッタで成功するまでは、チェロ奏者として活動しており多数のチェロ作品を作曲しております。 このCDに収録されているチェロ二重奏曲はOp.51〜54までの中から選曲されております。 収録曲は比較的オッフェンバックのチェロ二重奏曲では知られており、他にも録音があります。 このCDでは、ペルノーとクリティンが弾いています。 クリティンというチェリストについてはよくわかりませんが、ペルノーは同じオッフェンバックのチェロ協奏曲を発売していました。 全体的に引き締まった演奏で、二人の掛け合いも見事。 2008年の録音で、音質も大変綺麗です。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2011/11/08
ワルトトイフェルの作品を紹介していくシリーズの6枚目にあたるCDだ。 今回も滅多に演奏、録音される事が稀な曲ばかりを集めていて、資料的価値は高いが、作品自体にこれといった曲がないのは残念。 演奏は、スロヴァキア国立コシツェ・フィルハーモニー管弦楽団、指揮はアルフレッド・ヴァルターと、ナクソス常連のコンビによる物で、名演奏とは言えないが綺麗にまとまっていて安心して聴けるレベルです。 音質良好。
3人の方が、このレビューに「共感」しています。 2011/11/07
ナクソスが発売している、ルロイ・アンダーソンの作品集の三枚目。 今回もお馴染みの作品から、知られざる作品まで、世界初録音も4曲含んだ選曲となっています。 どの作品もこの作曲家ならではユーモアに溢れた作品で、楽しいです。 中にはアルルの女が引用される曲があったりしてびっくりしてしまいました。 オケのBBCコンサート・オーケストラはイギリスのオケで、BBCが所有するオケの1つ。 上品な仕上がりとなっていますが、ノリはちょっと足らず、全体で見れば可もなく不可もなくと言った所なのは残念。 とはいえ、価格も安いですし、録音も良いし、作品を知るには問題ないと思います。
3人の方が、このレビューに「共感」しています。
1人の方が、このレビューに「共感」しています。 2011/11/06
ヤッシャ・ホーレンシュタインとウィーン国立歌劇場管弦楽団 によるシュトラウス2世の良く知られた作品を集めたCDです。 現在、ホーレンシュタインと言えば(失礼ながら)忘れられた指揮者といった知名度なのですが、このCDを聴けば、彼は名指揮者だ、と思う事間違いなしの名演奏です。 黄金期のウィーン国立歌劇場管弦楽団の音色は大変美しいですし、ホーレンシュタインもメリハリを効かせた楽しい演奏を聴かせてくれます。 特にやや速めのテンポの『アンネン・ポルカ』は絶品です。 1962年の録音ですが、デッカの名エンジニア、ウィルキンソンによる録音はそろそろ半世紀たとうとしている今でも非常に綺麗で細部までクリアに聴こえます。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2011/11/05
ヘルマン・ガリーニンは1922年生まれで1966年に亡くなったソヴィエトの作曲家。 ショスタコーヴィチとミャスコフスキーに学んだそうだ。 このCDに収録されているのは、独奏を伴う管弦楽曲と室内楽曲で収録曲は以下の通り。 ピアノ協奏曲 3つのソナタ ピアノ三重奏曲 アリア である。 この中ではピアノ協奏曲がちょっと現代音楽的で面白い。 これ、スヴェトラーノフが伴奏を務めていて、この指揮者らしい強烈な音楽となっています。 アリアは独奏ヴァイオリンと弦楽オーケストラのための9分程の作品で、このCDの中では唯一、現代音楽要素はなく、寧ろチャイコフスキーにも通じるような叙情的でロシアン・ロマンテックな作品で、もっと知られても良いと思います。 私は知らない演奏家による演奏でしたが、曲への共感に溢れた大変優れた演奏です。 録音は全体的にはまぁまぁ。 おそらくメロディアの所有する音源からの編集盤なのでしょうが、この手のCDは廃盤になるとなかなか復活しないので、興味のある方は入手出来るうちの購入をおすすめします。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2011/11/04
佼成出版社から発売されたCDの1つで、秋山和慶シリーズの1枚。 名前通り、秋山和慶氏がタクトを取っている。 解説書によれば全6巻発売されているそうで、このCDではロシア音楽を集めた物となっている。 収録曲は以下の通り。 カバレフスキー 『コラブルニョン』序曲、『道化師組曲』 ハチャトゥリアン 『ガヤネー』『スパルタクス』 ストラヴィンスキー 『サーカス・ポルカ』 チャイコフスキー 『荘厳な行進曲』 収録曲では、チャイコフスキーの曲は録音が少なく貴重な1枚です。 東京佼成ウインドオーケストラの演奏ですが、結構良いです。 やっぱり所々に甘さは感じるのですが、ちゃんとバランスを考えて演奏されていてクリアで見通しの良い演奏です。 1980年前後の録音で、音質はまずまず。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2011/11/03
リャトシンスキーはショスタコーヴィチより一回り上の世代のウクライナの作曲家。 このCDに収録されているのは交響曲第1番と交響的バラード『グラジヤーナ』です。 交響曲は作品番号が2という初期の作品のようで色々と先人の影響が感じられる作品なのですが、爽やかに仕上がっていてこれはこれで悪くありません。 交響的バラードのほうは、晩年の作品で、だいぶ渋くなり晦渋な印象を受けます。 演奏は作曲家地元のウクライナ国立交響楽団とテオドレ・クチャルの指揮。 このオケの全ての録音を聴いたわけではないですが、これはなかなかの演奏ではないでしょうか。 情熱的で作品への共感豊かに密度の濃い演奏を聴かせてくれます。 録音、音質ともに問題なく、ロシア音楽に興味のある人は1枚どうでしょうか?
7人の方が、このレビューに「共感」しています。 2011/11/02
チャイコフスキーの三大バレエ音楽を、ドイツの指揮者ハインツ・レーグナーがベルリン放送交響楽団を降って録音した物です。 レーグナーは解説書によれば、それぞれの作品を4〜50分ハイライトで録音しているそうで、このCDはその音源からさらに聴き所を収録した物だそうです。 演奏は個性的で、スケールが大きく重厚でまるで交響曲を聴いているようなシンフォニックな演奏。 なかなか聴きごたえのある素晴らしい演奏です。 音質良好。
7人の方が、このレビューに「共感」しています。
3人の方が、このレビューに「共感」しています。 2011/11/01
ハインツ・レーグナーがベルリン放送交響楽団を降って録音したビゼーの管弦楽曲集。 全体的にドイツ的というか、がっしりとした演奏で、アルルの女のパストラーレの荘重な響きや間奏曲の冒頭の重厚さは見事だ。 組曲『子供のあそび』は音楽が生き生きとして良い。 なかなか良い演奏が少ないこの曲の録音では、高水準な仕上がりだと思います。 1970年代の古い録音ではありますが、ドイツ・シャルプラッテンの録音は優秀だったのでしょう、今聴いても迫力のある録音です。 音質も良い。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2011/10/31
マルコ・ポーロが発売していたワルトトイフェルの作品を紹介していくシリーズの二枚目にあたるCD。 ワルトトイフェルの作品は一部を除いて知られてないと言っても良く、このシリーズは資料としても価値があります。 このCDでも『スペイン』ワルツ以外は録音も演奏される事も珍しい作品ばかりが収録されています。 アルフレッド・ヴァルター指揮、チェコスロヴァキア国立フィルハーモニー管弦楽団による演奏で、他の巻同様、手堅い演奏で、曲を知るなら十分な演奏だと思います。 録音、音質共に良好。
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