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横濱の風 さんのレビュー一覧 

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     2011/06/19

    没後20年、いまだにマイルスから抜け出ることの出来ないファンは多い。多くの評論で、語られ尽くしたことではあるが、ジャズの歴史をどんどん塗り替えていった巨人であり、マイルスを聴かずしてジャズを語れないということは真理である。また、マイルスだけ聴けば足りてしまうというのも、ある程度事実として認めざるを得ない。しかし、マイルス後にその存在を凌駕するだけの人材が出現していないということも考えなければいけない。マイルスの残した様々なフォーマットを踏襲しているだけでは、ジャズは衰退する一方なのだ。
    このアルバムも、復活後のマイルスのキースートンの一つ。CBS在籍時の終わりに、しだいにポップな味を取り入れていたが、それはまだまだ安っぽい借り物という感じであった。Wernerに移籍したこの第一弾で、まさにマイルス・ワールドのポップ・サウンドを完成させた感が強い。マイルス最後の6年間のスタートがここに詰まっている。デラックス・エディションとは言っても、コアなファンがいまさら購入する新たな内容は無い。むしろ、マイルスをまだ知らない、これから聴いてみたいと思っている音楽ファンに是非聴いてもらいたい一枚と感じる。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/04/09

    モツレクといえば、もう数え切れないCDが出ているわけですが、弦楽四重奏版というのはそう多くはありません。しかし、最初からこのために作られた音楽と言っても疑問を感じないくらい、濃厚な緊張感が漂い大変完成度の高い世界が広がっています。さらにストリングフィッツのアンサンブルは、見事としかいえません。クイケンのものも有名ですが、こちらのほうが若々しさの勢いも手伝って刺激的な演奏に感じます。

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     2011/04/09

    他の方のレヴューにもあるとおり、非常に個性的な演奏で、はっきりと好き嫌いが別れるというのはその通りだと思います。では、自分は・・・というと、正直言ってつらい。メロディの流れが予想と違いすぎて、聞いていてしょっちゅう気持ちが途切れてしまいました。それが「テンポルパート」と言うならば、聞いている側を忘れているのかと思います。とはいえ、大変刺激的な部分もあることは否定できません。少なくとも、一度は聞くべきセットという評価はすべきと思います。

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     2011/04/09

    こういう隠れた一品に出会うと、ものすごく得した気分になります。ボエリは古典派からロマン派の橋渡しの時期にフランスでオルガン奏者として名を上げた作曲家だそうですが、その作品はほとんど知られていません。まさに、その時代らしい曲想で、目新しさはないかもしれませんが、逆に安心してゆだねられる心地よさがあります。

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     2011/03/27

    EMIもユニバーサルと連動してアルゲリッチを集大成してもらいたいと思っていたら、やはりやってくれました。こちらはまとめて3セット、CD18枚ぶんです。アルゲリッチは、DG時代に急成長し、フィリップスで自分のスタイルを築き、そしてEMIで円熟の境地という成長をとげてきました。これで、彼女のほぼ全仕事を再確認することができるわけですから、ファンとしては是非揃えたいセットです。

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     2011/03/27

    アルゲリッチの77年から85年までのフィリップス録音の総集編。内容はいまさら言うまでもなく、円熟味を増して、いろいろなアンサンブルに挑戦するアルゲリッチの様々な顔が見えてくる熱演揃いだ。70年代に入ってアルゲリッチは、一人で自由に音楽を奏でることよりも、アンサンブルによって互いに刺激を受け、それでいて音楽をぴたっと決めていくことに自分のスタイルを見出した。このセットの時期での試行錯誤が、現在の彼女のベースにもなっていることは間違いない。このような企画が登場するのも、グラマフォン、フィリップス、デッカなどの大きなレーベルのグローバル化のおかげでしょう。できれば、EMIも連動して同じような集成を出してもらえるとファンとしてはありがたい。

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     2011/03/20

    東欧圏の国民学派を重要なレパートリーにしているクームスのアレンスキー作品集。どれも、素晴らしい演奏で、なかなか聴く機会の少ない曲だが、まだまだ埋もれてしまうにはもったいない。

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     2011/03/20

    予想に違わず、素晴らしい演奏。奇をてらうことなく、シューベルトの音符を力強く弾ききる力は、並大抵ではない。もともと、もともと余情的な曲が得意と思われていたが、ベートーヴェンの全集で一気に幅が広がった感がある。実に楽しみなシリーズで、是非全集になるまでもっていってもらいたい。未完のものなどを含めて、どのように解釈していくのか見物である。

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     2011/03/06

    メンデルスゾーンのピアノ独奏曲全周はあまり選択肢がない。もともと、無言歌以外には有名曲が多くないので、しょうがないと言えばしょうがないのだが、こうやってまとめて聴いてみると、さすがにメロディメーカーだけあって、美しい旋律の宝庫という感じがする。プロトポペスクの演奏は、可も無し不可も無しいうところか。しかし、他の全集に比べて、録音がよく聞きやすいため、お勧めしやすい。

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  • 6人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/03/06

    以前出たPrestigeオリジナルの集大成より値段も格段と安くなり、箱もLPサイズでなく収納もしやすくなった。内容はいまさら言うまでもなく、1951〜1956までの、若きマイルスの薬におぼれ浮き沈みのある時代。人気が出始めて、シーンの頂点に登り詰めるまでの歴史のドキュメントであり、ジャズのすべてがここにあると言っても過言ではない。ジャズを愛好するならば、どんな形でもいいから手に入れて、ひとつひとつのアルバム単位で是非聴いておきたい音源ばかりである。

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     2011/02/20

    全曲を単独で聴きたいときに、もっとも推薦したい。演奏はけして廉価版的な粗悪なものではなく、録音も優秀な部類に入り、大変にお買い得。

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/02/20

    ロッシーニといえばオペラと考えがちだが、こういう一般作品が意外といい。もっと、力を注いでいたら・・・まぁ、多くは望めないが、これも弦楽器の軽やかで踊るような楽しさ満載の作品で、是非聴いてもらいたい。気に入った方は、管楽器版との聞き比べというのも楽しみになる。

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     2011/02/06

    若き俊英ユリアの技量を堪能できるアルバム。研ぎ澄まされたするどさではクレメールには及ばない物の、若さからの溌剌とした演奏は好感が持てる。ヘルムヘンのピアノがもう少し強く出てもいいかもしれない(さすにアファナシエフのようにはいかないか)。

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     2011/02/06

    ムソグルスキーのピアノアルバムを探していたら、何故かたどりついたのがこれ。ワグナーのレアなピアノ全集も出しているモスクワ出身のピアニストだが、こちらのアルバムでも写真は、正直怖いです。それはともかく、内容は曲そのものも演奏自体もまぁまぁ。やはり展覧会の絵だけでもいいかもしれない・・・

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     2011/01/30

    ドボルザークの全集で有名なクヴァピルが、祖国の古典時代の作曲家Vorisekを集大成した物。Vorisekはベートーヴェンとも親交があり、ラプソディはベートーヴェンの注目も引いたようだ。12曲あるラプソディはこのアルバムの白眉で、古典派らしい旋律が流れるように響き渡るところは、聴いていて気持ちがいい。

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