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ZUOTENG さんのレビュー一覧 

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     2010/12/07

    ”El Sistema” それと”Promise of Music”、 世界の人々に音楽の”humanity”を教えてくれたドキュメント。その創始者Abreuが語る:「いまこの世界の社会の諸問題は exclusive---奢侈、排斥、不共存---から生まれる。だから我々のWounderful Musicの世界に、できるだけ多くの人々を!」 Dudamelも語る:「楽
    器と唱歌から得られる快楽と希望と成長を、子供たちに!」   同じSmaczny監督のドキュメントに、あのBarenboimのより壮絶な信念=ArabとIsraelの音楽共存を描いた“Knowledge is the Beginning”もある。West-Eastern Divan青年Orcheの歴史的な05年Palestinia公演との2枚組DVD。   どちらもInternational Emmy Award 等各地のFilm Awardsを総なめ。el-sistema-film.com、promise-of-music.comおよびknowledge-is-the-beginning.comのTrailerからクリップが見られる。DudamelとBarenboimその青少年少女たちの、端整干浄光彩陸離とても優しい音楽と輝く笑みがあふれる。”永遠に、こうして手をとりあって生きていきましょう! 音楽万歳!”

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     2010/11/29

    「態度がでかいのだ・・・」のレヴューに魅かれて買いました。見始めはドキドキハラハラ、”腕利き”の小編成のオーケストラ(ウ-)マンたちが真剣に演奏、和気藹々の録音技師陣。それに乗ってKanawa Carreras Troyanosたちの美唱から笑顔から、”Bernstein のWest Side Story”あの名旋律の数々がこぼれるよう。85年Lincoln Centerスタヂオ収録、鮮明な音と画がとても楽しい88分間。 当時 Prix ItaliaとBritish Academy Flaherty Award 受賞。 併せてもう一枚 、”Bernstein Conducts Bernstein” にある”Divertimento”(15分)、同時期85年のライブですが音は極鮮明、ウイーンフィルの名手たちが必死に慣れぬ音楽をこれも超真面目に演奏するのが見て楽しい。ちょうどカーネギーからブロードウェイへと覗き歩きするような楽しさがあります。

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     2010/11/24

    Gramophone Award 2010獲得! ”Reflections‐映像、反射、深思”、78年制作。この年最愛の妻を見送ったBernsteinの深思な語り:「音楽と同じくらい人が好きなのです。」「Not alone,I am with you.」「一番の誇りは50回のYoung People’s Concert何十万人へのTV中継、映像メディアの力! 破格のコミュニケーターBernsteinの才覚が反射する。     後半の25分間は自己の作曲について:「音楽と同じくらい言葉を愛している。」「ほとんどの作曲家が(あれほど批判した)調性音楽に戻ってきている、なぜなら彼らもコミュニケーションを求めるからだ。」 このDVD解説書に2009年だけでも、BroadwayでPragueでSalzburgで、Bernsteinの音楽が復活しているという、Mozartのように!   付属のMilhaud、Bernsteinのいつもの天真爛漫な指揮姿に戻りとてもお洒落。そのフランス音楽でどうしても忘れられないDVDがある。同じパリでのRavelピアノ協奏曲ライブ、その終始アップBernsteinの両手はまるで天衣無縫Amadeusのよう!  さらにこの”Reflections”の続編とでもいえるのが”The Gift of Music”(93年85分)、ノーベル賞詩人Pasternakとの抱擁でのBernsteinの発言は今のこの世界に通じる! ”Reaching for the Note”(96年116分)という、よりWikipedia的なDVDもある。  そしてどうしても見たいBernsteinは、Shostakovich5番フィナーレの59年9月Moscowライブ映像。MravinskyのLeningrad本番ライブフィナーレと併録6分ほどの震撼! これもソ連時代発禁の巨匠Sokurovによる”Shostakovich - Sonata For Viola”(81年)に収録。 ”Aaccess to music, how to build a better society and a better world!”(Dudamel”El Sistema”)

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     2010/11/17

    19歳のMIDORI、丸い大きなカーネギーの舞台中央、紺紫のドレス、瑞瑞しく美しさ溢れる顔。  開始はK301、この特上の音楽を柔らかい極上の音で絹織物のように綴る、続くR.Strauss、Beethoven、小品、色彩も勁さも楽しさも、当日の暖かい舞台が20年後の今に再現され素晴らしい楽興の時。  さらにこの20年「ミュージック・シェアリング」として「本物の音楽」を通して世界の貧しい子どもたちに社会貢献型の演奏活動を続ける勁草の人。”永遠に、こうして手をとりあって生きていきましょう! 音楽万歳!”

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     2010/11/03

    HMVベルリン・フィル・ラウンジから予習。恒例4日前に行われるフィルハーモニーでの同じ演奏会の2分ほどのクリップが免費で見られます(digitalconcerthall.com/en/concert/679)。 若きdu Pre然、ほぼ立ち姿真紅のドレス、陶酔投入Weilersteinのボーイングから音譜がほとばしる、この演奏会でもあの朗朗たるBaborakとともにすっかりベルリンフィルの顔となった1stCello Quandtとの16分ほどのインタヴューも、百聞不如一見。

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     2010/10/24

    昔Bernstein今Dudamel。Lang Langもそう、南に千人体育館あれば駈け付け、北に万人体育場あれば飛んで行く、観衆に子供たちに音楽を語りかける愛心溢れる芸術家たちだ。かって名ピアニストVan Cliburnもそうだった(A Portraitという当時の善良なアメリカ市民を描いた感動的なDVD映像がある)、結果弱音を失ってしまったとか。  このDVDウィーン楽友協会ピアノすぐ後方にまで観衆を上げLang Langならではの明るい和んだ舞台を繰り広げる。最初のBeethonen3番、初めてちゃんと聴くこの曲、こんな若さ躍動する音楽があったなんて!熱情、これぞ生気旺盛熱情!!  問題はChopin。弱音が、強打鍵の”間”が聴こえない、音楽が聞こえない。でもウィーンの聴衆会場総立ちものすごい励掌励声、この最新のDVDリニアPCMを以ってしても、Lang Langのオーラ魅力を捉えきれないのかも。   ”・・・技術的にも困難を極めるほど明晰に弾ける。Lang Langは一期一会のピアニスト、ライヴが命なのである”(HMVレヴューから)。 密室の録音室から密室の視聴室でではなく、音楽で世界に愛心を!そうLang Langは示している、Dragon Songsという素敵なこの青年のDocumentary DVDもある。

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     2010/09/24

    このところカトリック教会のヨーロッパ下部組織の牧師による児童性虐待事件もあり聴くのをためらってしていましたが。  この南西ドイツ放送響多少ザワザワと始まるけれど、Dudamelは紛れもないあの若いMozartを紡ぎだす。Gmajor始は何か擦れたようなHahnのVnも、例の弓に合せて胸から上を使ってなにか1音1音丁寧に弾く少女然とした動作、音楽は ”淡々と美しく、ピアニシモからフォルテシモまで強弱というよりバイオリンの響きで聴かせてくれる。”(HVMのSibeliusCDレヴュー)。 Rondoは情感滲み出る、自作CadenzaはVnの胴がよく鳴ってとても好聴! Mutter Sartzburgと、どちらもどちら天使の陶酔、幸感あふれる映像芸術。 続く新世界、例えば3楽章随所に懐かしいボヘミアの歌が聴こえる!   会場はほぼ平土間の聴衆7000人のヴァチカン会堂、体育館風のカマボコ大屋根、白い大理石の床に木工でオケ部分の赤絨毯舞台を設えている。オケは響きようも無いが、却ってこのDVDリニアPCMはHahnとDudamelの干浄な音楽を伝える。   ローマ教皇の答辞:”民族言葉を越える音楽の普遍性、更にDigital技術を通して同時に後でも享受できる、人生の伴侶同様人々に幸せをもたらす。”

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     2010/09/19

    もうすぐ97歳のY・H氏!何か寂しいセピア調写真の毎月レコ芸も気になるけど、例の83年演奏会批評が気になって聴くのを躊躇していました。このDVDレンジがとても広い、オケ録音よりもさらにさらに大。小さな小さな音で始まるScarlatti、とても安静平静!!その最低線に音量を合せる、英雄ポロネーズ、私の所謂時流のMP3スピーカー(それでも240V強力駆動のセンターウーファ・トゥイータ付)ではさすがに強鍵は苦しい、でもなんていう音”楽”!!!すっかり耳慣れてしまったこの曲を、例えば最近のあのLangLangウイーンの体育館然の打鍵ではなく、熟巧芸術。
    その直後のアンコール、リニアPCM最弱音最小音域で徘徊するように弾かれるトロイメライ、追う会場カメラ、涙を拭う聴衆1人、1人また1人!!!次のアンコール、こんなに楽しそう嬉しそうにピアノを弾く人なんて見た記憶が無い。更アンコールにの聴衆にもう寝るのだとにこにこジェスチャー。あと何十年後私も人家にこんな喜び幸せを贈れる老人になりたい! 演奏翌日、両脇を抱えられながらも(当時まだまだ83歳!)、背をスクット早足でモスクワ閑歩の映像、とても素晴らしい音楽と映像の再現芸術。

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     2010/09/19

    ヴァン、ヴァン! 本場ボンベートーベンザールに響くすんだ重和音、これがこの演奏のすべて!! 受ける高弦中低弦、早いテンポ、花咲く木管が載る!!! ベートーヴェンの第3、あの音楽世界がパァーッと拡がる。 ちょうどMonteuxとACOを思い出す(CDの音やや浅い軽い)、そのHMV名レヴューでどなたかが: ”・・立上がるベートーヴェンの造形美、それでいて随所にホッと心温まる瞬間 ”。  加えて、DudamelとYouthOrche真剣必死な面々、その溌溂とした推進力。Dレンジのとても広いこのリニアPCM、木管群、ピンチヒッターのフルートは別として、バスーン、特にこの曲でのこのオーボエ! ベルリンルツェルンのあの名手とはまた違って、とにかく音楽がよく聴こえる。 アンコール最後,あのRattle就任年02年の大晦日ベルリンフィルハーモニー、Wonderful Town演奏会の再現然、全員舞台で弾き吹き踊る、御当地聴衆総立ち歓呼笑顔の鼓掌鼓掌。 Dudamel:”子供たちに音楽を、子供はそこから敏鋭を感じ取る、敏鋭(聡明)と成熟が今の世界に必要!”

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     2010/09/11

    ああこれは天から人世への幸せな礼物。 いつかこのHMVの”ドイツグラモフォン・ブラームスコンプリートエディション”レヴューでどなたかが、”絶対的に価値があるのは声楽関連、ブラームスがいかに声楽ものの作曲家であったか”と。このMutterとOrkisのDVD付録でもそう対話(CD英文ではカット)。    比如AmajorやGmajor、高弦の天にまで消入るような柔かさ幸せ感。 比如DminorのAdajio、Mutterの人声のようなVn中弦が七色に変幻するよう、呼応する硬質に粒立つOrkisのピアノ、それをどこまでも捉える繊細なリニアPCMと機敏なカメラワーク。 このAdajioには晩年OistrakhとRichterのニューヨークライヴカラー映像もあり、でもなにかこれはそれとは別の世界の音楽のよう。  先行のCDではどうにも聴き取れなかった、この人世の鬱を多くの感動へと換えてくれた映像芸術、有難う!!  各曲演奏後お二人の幸せ溢れる笑み、演奏者以上に酔入の聴衆、静かに暖かく長い長い鼓声。アンコールは小さな小さな歌曲 ”Guten Abent,Gut Nacht” 。Morzart・Beethovenと10年に及ぶライブ映像大偉業の取り。

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     2010/06/28

    始まりはオルキスのピアノは少しうるさいかなと。でもK301やK378になると、モーツァルトの世界が広がる、舞台上ピアノに寄り添うムター、そのヴァイオリン越しにカメラがオルキスを追う、ピアノ鍵盤がアップ、指が弾む、拡張誇張の無いDVDならではの自然な音、モーツァルト羽ばたく奔放さがとても楽しい、まさに幸福時光! 後半K377やK302、モーツァルトの一番素敵なピアノ協奏曲のさらに数ある一節を聞くような、これはヴァイオリンとピアノの協奏或合奏曲ですね。      なお大事なことを一つ二つ:このHMVのどこかのレヴューでどなたかが、”最新のHDTVにDVD機をhdmi接続すると音もTVで聴くしかない。”と、嘆いておられました。そもそも厚さ2cmにも満たない空間のHDTVのスピーカーもつらいし、さらにhdmiはかなり音が劣化する。さらにそこから大規模なオーディオシステムを組むと、今度はlip synch;いわゆる口パクの音ずれの問題が発生します、特にこのDVDのように動きの早い高品質画面が超高品質のDVD音より先行すると非常に不愉快。(hdmiの問題は、日本画質学会副会長麻倉怜士先生の[日経ネット hdmi]で検索、2009年5月29日記事の4ページ)(lip synchについては、NHKDVD小澤さんの巨人か幻想のBonusにテストデータが付いています。)      この5時間にも及ぶモーツァルトソナタを初めとして、カラヤンの”子”ムターの辛苦なライブでの一連の偉大な挑戦、視聴者もまず本当の音をレビューしませんか?!

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     2010/06/13

    ギンペルは、たしかこのHMVでも紹介されたことのある、兄のピアニストギンペルとともにLP時代はB面或ワキ役の存在で、当時の日本のレコ評でも注目されず忘れられた存在でしたが、今回このHMV紹介とレヴューを読んで、なるほど実力者だったのだと納得しました。

    LPのギンペルのブラームスVn協奏曲は別項のCDですが、それとカップリングされたA面が、実はコンヴィチュニー ゲヴァンとハウスのBr1番でした。90年代前後スーパーのワゴンセールで東ドイツ盤CDが手に入りました。そのデジタル化は、今でもLPと同時演奏、切り替えても一模一様の音質優れものです。超詰込みLPの4楽章はDレンジも音量も落ちてしまうのでなんといってもCDです。私にとって当時シューリヒト バイエルンのBr4番と並んで、かけがえのない心柔らかい楽興の時でした。今なおCDはコンヴィチュニーBOX1.2などにも含まれず未見、”コンヴィチュニーの大謎”ですね。

    兄ギンペルのほうは、ケンペ ベルリンとの皇帝がAngel透明赤盤にありました。ソロのほう注目できませんでしたが、オケは録音とも70年代のカラヤン ベルリンも及ばぬ絢爛最高、もし皇帝のカラオケなら今でもコレだと思います。
    以上ギンペル兄弟の日本での記録として。

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