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検索結果:141件中61件から75件まで表示
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4人の方が、このレビューに「共感」しています。 2009/06/24
自称アンチカラヤンな皆様にも是非聴いていただきたい1枚。 60〜70年代前半のカラヤン&ベルリンフィルは、まさにゴールデンコンビと呼ぶにふさわしく、ゴージャスで華やかで若々しい見事な演奏。 3大バレエ組曲の決定版と言っていいでしょう。 若干、カラヤンが飛ばしすぎてオケがついてこれずにごまかしちゃってるとこがあったりしますが、そんな細かい部分はどうでもよくなるまとまった響きと迫力で、それでいて弱音部での美しい音色と言ったら、まさに夢見心地だ。 こういった、どちらかといえばポピュラーな音楽をやらせたら本当に天才ですね。 そして、この素晴らしい録音。立体的で臨場感たっぷりに、ブリリアント・カラヤンを満喫させてくれます。 これは買いだ!!
4人の方が、このレビューに「共感」しています。
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0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2009/06/24
やはりカラヤンの全盛期は60年代だと思うのです。 この若々しさとBPOとの息の合い具合は最高ですね。 絶妙なコントロールと痛快な演出で、圧倒されます。 他の方も書かれているとおり、静かな部分と派手な部分の幅と対比が素晴らしい! ソロの艶やかさと幽玄さの入り混じった絶妙具合といい、エキゾチックなこの曲の魅力を最大限に発揮しております。個人的には3楽章がイチオシ。 正直、この音源聴くまでは興味もなかった曲でしたが、これで目覚めましたね。 そして、この音源とカップリングの音源は、複数のCDになっておりますが、この盤ではあの最高傑作の1812が聴けます! あんまりいい言い方ではないかも知れませんが、カラヤンはこういうあんまり中身のない曲が本当の十八番ですね。1812のド派手さと、快活さは天下一品。ほかにある大砲を意識しすぎた汚らしい演奏ではなく、あくまでも流れや空気を乱さない見事なバランス。それでいて迫力を失わないこの音響はすごいです。 冒頭の合唱は、オケが派手すぎて相対的につまらなくなってしまっていますが…。 カラヤン版の1812未聴の方は、国内盤ではなく、ぜひこちらを。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。
2人の方が、このレビューに「共感」しています。 2009/06/20
個人的には、ヴォロドスは評価が低すぎると思う。 たしかに、いわゆるロマンティックな歌い回しや深みのある表現をする人ではないけれど、それは「タイプ」であって、音楽性とかとはまた別の話。 これだけ完璧な音色のコントロールと、粒のそろい、そして絶妙なデュナーミクの付け方と、切れのあるタッチ。変な癖もないし、爆音でかっ飛ばしても濁ったり割れたり、そういった雑さもない。 まさに完璧だ。 この音源では、ラフマニノフ的な泥臭さやねちっこさは一切なく、さわやかに、それでいて鋭く熱く、快活な演奏だ。ロシアンメランコリーを堪能するのではなく、彼のピアノの腕に、指先の精密さにうっとりするためのCDだ。 もともと映画音楽みたいなベッタベタな展開の曲なんだから、こういうわかりやすく適度な、単純に耳に心地よいバランスの演出が個人的には好きだ。 それにしても、このかっ飛ばし具合と、鋭いタッチは本当にすさまじい。オケが面白いくらいに過度な表現なので、負けじとグイグイ押していく感じがまさに協奏ならぬ競争。スカーっと気持ちよく吹っ切れたい時などにお勧め。 ねちっこく甘々な感情的なのが好きな人はやめといたほうがいいです。
2人の方が、このレビューに「共感」しています。
1人の方が、このレビューに「共感」しています。 2009/06/19
この美しさはやばい…。 今まで聴いたどのブラームスよりもとろけるような、それでいて清潔な演奏で、心臓が締め付けられる。 アナログとは思えない見事なリマスターと、ホールの環境のおかげで、三重奏という形態に親近感をあたえ、直に音色の美しさと整頓された構成の見事さを実感できる。 ヴァイオリンのセンチメンタルな音色と、チェロのやわらかく大人しめな音色と、ピアノの情熱的で芯の強い音色、一見アンバランスに感じるこのトリオが、見事に息の合った、まさに三位一体な演奏を最初から最後まで完璧に通している。 最高です。まさに決定版ですね。
1人の方が、このレビューに「共感」しています。
録音もきれいで、値段も安く、選曲・演奏家もど真ん中という、このパノラマ盤ですが、入門にも決定版にもどちらでもいけるたいへんお買い得なシリーズで、愛聴しております。 この度マーラーも買ってみましたが、バーンスタインらしい濃厚でパワフルな熱演で素晴らしいです。このわかりやすすぎる演出も、マーラーに馴染みがない方でも食らいつきやすい。 たしかに速度は遅めですが、これが逆にマーラーのグロさというか、ねちねちしたロマンティシズムを見事に引き出しているかと思います。 特に5番。ほかの方もおっしゃっていますが、ウィーンフィルをここまで粘着質に弾かせた指揮者がほかにいただろうか。重すぎて疲れるという1面もあるが、曲の本質を引き出すという意味では最高の演奏だと感じる。 ただし、若々しさは皆無。ちょっと鬱気味の時に聴きたい。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2009/06/18
ボリングは、ジャズとバロックを7:3くらいの割合で混ぜたような結構面白い曲を書くのだが、このCDはただのジャズアルバムだった…。 フルートやチェロのアンサンブルで気に入った方、そのノリで買うと失敗しますよ(笑) まぁ、ボリングのピアノソロ演奏という貴重な音源であることには変わりないし、軽いジャズとして聴けばまぁ普通。 個人的には趣味ではないけど、ジャズファンはどういう反応するのでしょうか?
4人の方が、このレビューに「共感」しています。 2009/06/17
これはすごい! レスピーギにこんな魅力的な隠れた名曲があったなんて! マイナーレーベルの際物だとばかにしてかかっていたが、初録音でこの完成度、レスピーギらしい擬古典主義が、イギリスの演奏家らしい落ち着いたすがすがしい音色で美しく見事に収められている。もちろん、例の珍編曲扱いされているヴィターリのシャコンヌと、タルティーニのパストラールも面白い。ヴィターリはまぁ語ることもないが、タルティーニのものはなんとも平和で優しく、編曲もみごとで、まさによみがえった新バロックといったところか。 さらに、この録音の絶妙さといったら。目を閉じると目の前にコンサートホールが本当に広がっている錯覚を覚えるほどの遠近感と響き! そしてトゥルバンの温かく清らかなヴァイオリンの音! これは最高の掘り出しものだ…。 レスピーギファンだけでなく、バロック・古典ファン、ヴァイオリンファンすべてにお勧めしたい絶品です。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2009/06/17
クールな知的派、という印象のルトスワフスキだが、ここでは珍しく若いころの作品も収録されており、シマノフスキやグレツキのような民族的なロマンを垣間見ることができる。交響的変奏曲などは、現代苦手な方でも楽しめる色彩豊かな抒情詩だ。 また、有名なパガ変も、2台ピアノ版ばかりが主流になっているなか、オケ版で聴くことができるので、それのために買うのもありか。 演奏は、定番のヴィト指揮によるポーランド国立放送。すっきりとまとまりつつも、緩急自在な迫力のある演奏で文句無しだ。 ポーランドは作曲家だけでなく、演奏家も知的ながらも鋭く力強い音楽性で、全く嫌味がなくて本当に気持ちよい。
シュルホフのピアノ協奏曲は、20世紀の音楽の中でもとびぬけた傑作だと思っているが、このCDではもうやりたい放題のすさまじいピアノを聴かせてくれる。オケがちょっとまとまりがないように聞こえてしまうので、曲を知らない人には最初はお勧めしないが、それすらも気にならない素晴らしきピアノ。また、まとまりは無くてもテンションと音色はすごいオケ。 P協だけでなく、ほかの協奏曲も、チェコの濃厚なロマンティシズムとジャジーな遊び心を満喫させてくれる。 カップリングに、シュルホフ本人の自演が入っているという貴重なところもよし。ただし、ピアノソロはただのジャズの猿まねのようで、それほど面白くないかな。 こんな天才作曲家を飼殺しにした戦争というものを、本当に悲しく思う。
1人の方が、このレビューに「共感」しています。 2009/06/17
この安さでこの曲目、まぁそこが一番の価値。 やはり目玉は4番なのだが、協奏的交響曲なんてレベルではなく、すでにピアノ協奏曲。というのも、ピアノがガチャガチャアピールしすぎ。鈍く重い、重戦車のようだ。オケともども、ものすごくくっきり明確な弾き分けをした演奏。ロマンティックな面よりも、怪しさが前面に押し出されている。これはこれで面白い。 ハルナシェに関しては、さすがヴィト、終始安定した丁寧かつツボをおさえた演奏で、素直に華やかなバレエの世界を堪能できる。 2番はもう甘甘な濃厚な演奏で、弦の艶やかさがいい感じ。と見せかけてのこぶしの効かせも上手い。意外とよかったのが、演奏会用序曲。力強く甘く、若きシマノフスキの野心を直に伝えてくるような気持のよい鳴らしっぷり。これもさすがはカスプシクという感じか? 3番はまぁ凡演。Pソロも、悪くはないけど特別にうまいとも思わなかった。揺らし方とか独特で、そこは面白いかな。 シマノフスキ入門にも最適な、お買い得CDです。オススメ!
この緩急のきつさと四角く尖った演奏、これこそがブーレーズの最大の魅力だ。冷酷でありながらなぜこんなに血汗が躍るようなパワーがあるのだろうか。背筋がぞくぞくしてくる。エネルギーの塊をそのまま音としてぶつけてくるようだ。 ブーレーズの魅力と曲がぴったりの絶妙な面白さ。新ウィーンの中でも、ベルクはブーレーズが一番だ。
確かに、ものすごく感情的で勢いのある演奏ではあるけれども、悪い意味で生々しすぎるかと。 録音も、どこから拾ってるんだろうという感じ。表面しか拾えて無いようで、遠近感がない。そして、観客席の雑音が目立つ。リマスターのしすぎで大事な部分が足りない気がする。そして全体的に濁りすぎ。 生で聴いたらすごいんだろうなぁとは思うが…。 どちらかというと、迫力や高揚感よりも、グロテスクさを楽しむ音源か。 チャイコは清々しく安定したなかなかの名演。厳しさを売りにしていない分、録音も足を引っ張っていない。内側に向けた精神性が感動的。 名盤になりそこねたもったいないCDですね。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2009/06/16
マルトゥッチって誰だよ…と思いつつも、近代イタリア好きなので買ってしまった。 作風はイタリアらしい華やかで切れのあるロマンティックな作品。それでいながら、重厚で深みもあります。確かにちょっとマーラーっぽいかもです。 ただし、曲調が全部似通っていて、4枚全部聴くのはおなかいっぱいです…。 それにしても、録音がすごいくっきりしていて、迫力がすごい。キンキンしているわけではなくて、無駄な音そぎ落とした感じ。 総評として、無名な作曲家の中では、それなりに音楽性もあり、お勧めできます。ただ、独創的ではないので、あんまり掘り出し物感はないですね。
これぞまさにシェーンベルクのベストアルバムと言っていいほどの出来。 ラトルも全盛期バリバリの超熱演を聴かせてくれる、さすがバーミンガム時代の近代演奏は天下一品。 バレンボイムは指揮者としては甘く見ていた。絶妙な不安定具合(いい意味で)で浄夜の官能的な面を強調しまくった名演。録音もあいまって幽玄的な雰囲気なら一番かも。 そして、バルビローリのグロテスクさと清楚さを見事に使い分けたペレメリ! 録音が若干浅い(?)ので一見地味に聴こえてしまうのがもったいないが、この緩急の付け方とグロテスクな動きはそれすらも乗り越えてくれる。 こんなに生き生きしたシェーンベルクは貴重です! 是非オススメ。
HMVのレビューにあるように、聴きどころは「ヴァネッサの間奏曲」と「カンツォネッタ」バーバーの新ロマン主義としての魅力が存分に味わえる美しい曲です。 目玉のキャプリコーンは、正直あんまり…。トランペット好きなら楽しめるかな? 3楽章の、王宮音楽っぽい感じはまぁ面白いかな。 他のは忘れられてもしょうがないような曲ですねぇ。 演奏、録音は、ナクソスらしい聴きやすいものです。 どちらかというと、「弦楽のためのアダージョ」以外のバーバーも好きって人にお勧め。あんまり初心者向けではないかも。
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