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検索結果:79件中16件から30件まで表示
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2人の方が、このレビューに「共感」しています。 2012/03/08
今年(1912)生誕百年を迎えるフランスの名匠マリの名盤。堂々とした風格の中に洒落たニュアンスと設計の確かさを伝えた演奏で、バレエとして聴いても、ふつうの管弦楽曲として聴いても楽しめる演奏。かつて東京フィルハーモニーにもよく客演し懐かしい方も多いと思う。録音も聴きやすくこの曲の名盤としても高い価値を持つ名盤です。
2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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1人の方が、このレビューに「共感」しています。 2011/11/30
レスピーギが怪演。オケはなかなかローカルだが、ときおり聴かせる木管の血管が切れそうな音がたまらない。とにもかくにも魅力も突っ込みどころも満載のアルバムだ。だがそれがいい!
1人の方が、このレビューに「共感」しています。
4人の方が、このレビューに「共感」しています。 2011/11/17
どちらも実際の演奏を聴いていただけに待望のCD化だ。2番は前回から四年ぶりの来日となった公演だが、このシューマンの素晴らしさは筆舌に尽くしがたいものがある。第三楽章の沈静かしながらもよどむことなく語られていく音楽の見事さ、終楽章の高揚感などあまりにも素晴らしかった。もうひとつの1番はホールの残響もあり、より豊かな響きとスケールの大きさが端正な造形の中に見事に形作られた演奏となっている。特に終楽章はそれがひとつの頂点をつくりあげられた感のあるものだった。両曲ともこの指揮者の日本での最高の演奏のひとつ。ただこれらの感想は過去の記憶からのものであり、これは多少美化されているかもしれない。それを確認するという意味でもほんとうにこれはありがたいCDだ。できれば最後の来日となった1995年に第4番も演奏されているはずなので、そちらもできればCD化をぜひお願いしたい。今回の評価は期待の大きさをあらわしています。
4人の方が、このレビューに「共感」しています。
4人の方が、このレビューに「共感」しています。 2011/11/16
目が覚めるような新鮮な響きとスケールの大きな音楽づくりがとにかく素晴らしい。RVWの交響曲全集と並びトムソン(1928-1991)がその晩年の1989-1990年に残した偉大な遺産のひとつ。ただこのレーベルは価格があまり人に優しくない。できれば期間限定でいいから半額セールなどをぜひやってほしい。いくらトムソンのことをここで絶賛しても、聴いてもらえなければこれではなんにもならない。没後二十年が過ぎた今、そろそろ再評価されて然るべき指揮者のひとりだと思う。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2011/11/11
エニグマはボールト指揮のLSO盤のような壮絶な緊張感をもった演奏ではないが、じつによく歌いよく響く。トムソン最良の演奏のひとつだろう。特に亡くなる七か月前に録音された、序曲『フロワッサール』はこの指揮者の頂点を聴く趣がある。今年(2011)の11月14日に没後20年を迎えたトムソン。その早すぎた死があらためと惜しまれる名演集だ。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。
トムソン壮年期の名演。やや硬質な響きであるが、その格調の高い演奏は絶品。ジョン・フィールド組曲や水上の音楽も素晴らしいが、ロンドンデリーの歌での素晴らしい感情の表出は特筆ものだ。
1人の方が、このレビューに「共感」しています。 2011/11/11
曲によってはもう少し開放的に鳴らしてほしいと思う瞬間がある演奏もないではないが、これほど出来不出来の少ない全集はボールトと並んでそうはないだろう。特に「海の交響曲」が圧巻だ。イギリス音楽史上最高の録音のひとつといっても過言ではない。この全集は1987年から死の前年に至るまでの最円熟期に録音されたトムソン最高の音楽遺産だろう。あえて不満を言えば価格が高い。これが半額だったらもっと多くの人に聴かれ愛される名盤となっているだろう。
1人の方が、このレビューに「共感」しています。 2011/09/13
ボッシュ盤と並ぶ、同曲の四楽章版の個人的愛聴盤。全体を貫く気合いと緊張感が素晴らしい。それは第四楽章でも同様で、これが全体の統一感に大きな力を与えている。第三楽章だけでやめても、全四楽章を続けて聴いても、その充実感がほとんど変わらないところがまた見事。実演で聴くとどのように聴こえるのかとても興味がある演奏。このヴィルトナー盤とボッシュ盤がこれからの同曲四楽章版の出発点となるであろうことを確信させる、かなり聴き応えのある演奏です。第四楽章のみ二枚目に収録。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2011/09/08
来年来日する演奏家の速報はやはりありがたい。だけどもう少しページを割いて、より多くの演奏者を紹介してほしい。というより勝手に選者がチョイスすることで、その人の価値判断のみに読み手が従わなければならないというのが解せない。もっと読み手にその裁量を委ねるべきだと自分は思う。またこの来日演奏家を一般発売日が近づい演奏者ごとに再度多角的に多くの方たちでいろいろと探るという企画をすれば、もっと音楽の友は顧みられるような気がする。それは毎月の演奏会に対してもいえると思う。それがより深化すれば、偉大なるマンネリズムとしていい方に機能するのではないだろうか。愛着のある雑誌なので廃刊だけは避けてほしいものです。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2011/08/22
クレメンス・クラウスに師事した名指揮者、エルンスト・メツェンドルファー(1921-2009)によるブルックナー。0番ということで指揮者の実力を出しにくいと思われたが、ここでのメルツェンドルファーのそれはかなり聴き応えのある演奏となっています。オケはそれほど優秀ではないし、メルツェンドルファーもそれほどオケを引き締めていないため、ときおりバランス的にどうなのかな?と思われるところもあるのですが、随所に聴かせる金管の強烈なまでの押し出し、そして決然とした表情をみせる弦の響きなどがそれを補って余りあるものとなっています。また第二楽章でときおり聴かせる木管の瑞々しい響きなどもなかなかです。すべてに行き届いた演奏でもありませんが、その素朴な力強さと気迫、それに独特な大きな音楽のつくり等々、なかなか魅力的な演奏です。尚、余白にはリリンクによるモテットも収録されていますが、こちらもなかなかの演奏です。
3人の方が、このレビューに「共感」しています。 2011/04/24
たったひとつの楽器だけが奏でる世界に己のすべてを注ぎ込んだハイフェッツの超名演。ただしこれはシゲティのように自らを厳しく戒め求道者のように、バッハの曲そのものの真実に迫ろうとするそれとは違った、その対極ともいえる孤高の世界を築いている。つまりここでのハイフェッツは、ハイフェッツが何物にもとらわれない世界で、自らを極めるためにバッハに挑んだ、ハイフェッツのハイフェッツによるハイフェッツのための演奏。これはハイフェッツという不世出の大ヴァイオリニストによる、究極の自分絶対主義的演奏の貴重な記録でもあります。
3人の方が、このレビューに「共感」しています。
6人の方が、このレビューに「共感」しています。 2010/08/22
1926年ブダペスト生まれのカール・メレシュによるブルックナー。バイロイト音楽祭で「タンホイザー」を指揮し、多くの著名なソリストと協奏曲の録音を残したほどの実力者だが、1996年に病気で引退(このCDはその翌年に発売された)、2004年ウィーンで逝去されたとのこと。このメレシュがORF響(現ウィーン放送響)を指揮し1977年に録音したのがこのアルバム。ハース版使用で演奏時間、15:17、14:16、7:59、13:01。今の感覚では録音もオケもかなりローカルな雰囲気だが、演奏そのものはかなり気合いの入った演奏。早めのテンポでグイグイおしてくるが、素っ気なく聴こえるところはあるものの、雑に運んだり流れすぎたりするということはない。あえて例えるとカイルベルトが同曲を指揮したらこうなるのではないかというかんじの演奏。この録音に先立ち同じウィーンで同曲を、ウィーンフィルがシュタイン、ウィーン響がジュリーニと録音し、それぞれ名演を残しているためかなり割を食ったかたちになっているが、このメレシュ指揮によるものもなかなか素晴らしい演奏だ。
6人の方が、このレビューに「共感」しています。
1人の方が、このレビューに「共感」しています。 2010/07/31
ブルックナーの荘厳ミサは1854年に作曲初演された変ロ短調の曲で三十分ほどの曲で、このジャンルでのブルックナーは、もうやることがなくなるのが目に見えていたのかもしれないと思わせるほどの充実した曲。それだけになぜあまり演奏されないのか不思議でしょうがない。というよりブルックナーの宗教曲はあまりにも「テ・デウム」の一人勝ち状態。もう少し他の曲も演奏され、録音されることを希望するものです。指揮のカール・アントン・リッケンバッヒャーは1940年生まれのスイスの指揮者で、カラヤンやブーレーズに師事指導され、イギリスのスコティッシュ管の指揮者にもなった人らしいが、ここでは曲を活かすことをとにかく最優先しているようで、なにも足さず引かずの中庸な演奏となっている。曲を聴くには最初これでもいいかもしれないが、そろそろもっと強烈な主張をした演奏を耳にしたいところ。他の二つの詩編の演奏も基本的には同じだが、150番の後半はかなり強さを出した演奏になっている。録音は1990年。二枚組CDで、もう一枚にはヒコックスのモーツァルトのレクイエムが収録。こちらは指揮もより踏み込んだ聴き応えのある演奏となっている。演奏時間は約47分。
ブルックナーが25歳の時に作曲した初の管弦楽付きの作品。ブルックナーが愛したモーツァルトのレクイエムと同じニ短調で書かれているだけでなく、同じく混声合唱団とオルガン、それに四人の独唱者を必要としている。演奏時間は全体で約36分。若書きの作品ではあるが、なかなか聴き応えがある。全体的にとても美しい演奏で、劇的な表現もあるが、それも不自然無く曲の中に表現されている。演奏はじつに静謐で安心して聴ける演奏。1987年の録音だが、落ち着いた音質は今聴いても古いかんじはしない。またときおり曲間のそれがブルックナーの交響曲のバウゼみたいに聴こえてしまうのは個人的な思い込みだろう。他の二曲も素晴らしい。特に詩編112番はブルックナーのヘ短調交響曲と同じ年に作曲された曲で、10分くらいの曲だがその音楽はじつに壮麗だ。レクイエム同様もっと演奏されていい曲だろう。
1955年3月13日にワシントンでワシントンDCビッグバンドにゲスト出演した時のライヴ。なんといってもガレスピーのテンションがものすごい。冒頭の「マンテカ」のテーマからペットが火を噴きまくっている。「キャラバン」などもう天下無敵の吹きまくりだ。音質はモノラルだけど多少歪むところがあるが音質はまずまず。パーカッションの活き活きとした響きが杉らしい。前日にチャーリー・パーカーが急死しているが、このときのメンバーにはその訃報が届いていなかったとか。もし届いていたらはたしてこの演奏どうなっていたのだろう。「Afro Suite」「Hob Nail Boogie」「 Wild Bill’s Boogie」「Caravan」「Tin Tin Deo」「Up ’N’ Downs」の全6曲収録です。
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