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トップ > My ページ > ユローヂィヴィ さんのレビュー一覧
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0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2011/06/29
劇音楽「ベルシャザールの饗宴」のピアノ編曲版は劇の内容からしてシベリウスらしからぬ音楽世界が繰り広げられていて興味深い。 シベリウスの他の作品ではなかなか聴くことができない東洋的な和声、音階の試みが感じられる。 小品、特にワルツでは北欧の短い夏の喜びを感じる。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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プロコフィエフの傑作の一つだと思う。 プロコフィエフは管弦楽作品や器楽曲よりも声楽曲の方が優れていると思う。 歌劇『賭博者』はなぜかロジェストヴェンスキイ指揮の初版盤が国内盤として出ていながら、普段演奏される版の国内盤は発売されていない。 フィリップスから出ているゲルギエフ指揮のものも国内盤が発売される様子が全くない。 もっと紹介されていい作品だと思う。
1人の方が、このレビューに「共感」しています。 2011/06/29
この作品を初めて聴いたときは、ロシア語の話言葉からヴォーカル・ラインを作曲した記念碑的な作品という先入観からヴォーカル・パートやロシア語の歌い方に耳がいってしまい、作品全景をぼんやりとしか聴かずにいて全体的にあまりメロディックでないと感じていたが、改めてエルムレル盤を聴いてみると戯曲の雰囲気が管弦楽でよく表現されていることに気がついた。 とくに第一幕第二景ではスぺイン情緒が良く出ている。 また、同じ題材であるモーツァルトの歌劇『ドン・ジョヴァンニ』はバリトンがタイトル・ロールになっているが、歌劇『石の客』ではドン・ファンはテノールに歌わせているのでテノールの音域ならではの甘い旋律もある。 単純に言葉を声楽作品にしたのではなく戯曲の背景を歌劇としていわば翻訳した素晴らしい作品だ。 ダルゴムィシスキイが長生きしてロシアを題材とした作品をこの作曲技術で生んで欲しかったとくやまれる。 ある意味20世紀を予言した作品だ。
1人の方が、このレビューに「共感」しています。
名演です。 録音も綺麗です。 キタエンコの指揮はダイナミックというよりこの作品のお伽話的な、ファンタスティクな側面を繊細に、そして丁寧に表現している。 オーケストラがボリショイ歌劇場管弦楽団ではなくモスクワ・フィルだけに劇場音楽というより交響的に聴こえるように思う。 モスクワ・フィルがまた実に上手い。 歌手ではシェマハの女王を歌うエレーナ・ウスティノヴァが特に素晴らしい。
個人的にはショスタコーヴィチと同時代を生きた指揮たちの過去の名演奏がすりこまれていて新時代のショスタコーヴィチ演奏というふうには素直に受け取れなかった。 スリムな演奏に物足りなさというか、どぎつさやグロテスクさを求めてしまう。 逆に交響曲第13番でソロを歌うアレクサーシキンの理知的なアプローチに好感が持てた。 十月革命をテーマにした交響曲第2番は合唱部分が冷静に美しく歌われている。 また、おまけで入っている「二人でお茶を」はフィラデルフィア管弦楽団のサウンドと夢みるようなオーケストレーションが実にマッチしている。 同じくジャズ組曲もいい。 ヤンソンスのユーモアを交えたリハーサル(交響曲第8曲)が面白かった。 もっと聞きたい。
3人の方が、このレビューに「共感」しています。 2011/06/28
実に濃い音楽だ。 そして力強い。 ソヴィエト連邦はさまざまな地域と多くの特色もった国で、この作品のように地域性、民族性を音楽に取り込んだ作品が多くあるが、その中でもハチャトゥリアンの作品は特に成功している。 たとえばバレエ『石の花』ではプロコフィエフは借り物(民謡)を繊細にアレンジしているが、ハチャトゥリヤンは自分の血となり肉となっているものが作品に溢れ出ている。
3人の方が、このレビューに「共感」しています。
1人の方が、このレビューに「共感」しています。 2011/06/28
2台のピアノのための組曲第2番が素晴らしい演奏だ。 第1番も同じ1970年の録音だが2番の方が録音がクリアに感じた。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2011/06/28
2種類の晩祷を聴き比べて楽しむことができる。 静と動といった違いがある。 1986年、スヴェシニコフ指揮の静。 1965年、チェルヌシェンコ指揮の動。 スヴェシニコフの指揮は低音部を強調し、地面のそこから教会の堂内いっぱいに歌わせるような。いかにもロシアの合唱団というイメージ通りだ。 チェルヌシェンコの指揮はスマートで静かな美しさに満ちている。
歴史的な歌劇『結婚』が素晴らしい演奏家たちによって録音されていたことがまずうれしい。 そして国内版がないのが悔やまれる。 ダルゴムィシスキイの影響で書かれた歌劇『結婚』。 未完成で終わったがこの作品がなければ歌劇『ボリス・コドゥノフ』も生まれなかったことを考えると感慨深いものがある。 『ボリス』が歴史劇であるのに対し、『結婚』は庶民生活の一コマを劇にしていてその対比をくらべて聴くのも面白い。 音楽はまるで20世紀の作品かと思われるくらいのものだ。 歌曲集『子供部屋』はエディソン・デニソフによる管弦楽編曲版で1979年モスクワ音楽院大ホールでの初演のライブ録音。
正直ロストロポーヴィチの指揮にはいつも煮え切らないというか関心しないところがあるのだが、これは素晴らしい。 ライブ録音だが音の状態もいい。 彼の指揮のなかでベストではないか?
2人の方が、このレビューに「共感」しています。 2011/06/26
『彼らは7人』はまだ初期の作品だけあって実験的な作品。 「彼らは7人、彼らは7人」とスローガンのように連呼するところが耳に残る。 ロジェストヴェンスキイの指揮が実にマッチしている。 『十月革命20周年のためのカンタータ』は実に荒々しい演奏で革命の雰囲気が良く出ている。 革命の場面の音楽は描写音楽としてもお手本になるものだろう。 カンタータ『スターリンへの祝詞』は今日演奏することが憚れる内容の作品。 一時代の貴重な記録だ。
2人の方が、このレビューに「共感」しています。
4人の方が、このレビューに「共感」しています。 2011/06/26
ライブ録音とは思えないほど演奏の質が高い。 (1989年11月25日、モスクワ音楽院大ホール。) 有名歌手たちをそろえ児童合唱団も上手い。 これまでいくつか聴いた『スペードの女王』の中では一番いい。 個人的にこの作品はあまり好きでなかったが、この演奏を聴いて作品の素晴らしさが初めてわかった。 ボーナス・トラックではプーシキン原作の『スペードの女王』の部分が朗読され、オペラの場面も歌われる。(1999年3月24日。モスクワ音楽院大ホールでのプーシキン生誕200年記念コンサートのライブ録音。) ゲルマンを歌うVitaly Tarashenkoが特に良かった。 リブレットにはロシア語と英語訳が付いている。 また朗読のテキストがロシア語でのっているのもうれしい。(ドイツ語訳付)
4人の方が、このレビューに「共感」しています。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2011/06/26
初めてこの作品を聴いたときはあまりロシア的な音楽ではないのではないかと思ったが、メリク=パジャエフ盤、チェカロフ盤と3種類聴き比べて、このエルムレル指揮の録音を聴いていると、前には気づかなかったロシア的な面を聴きとることができた。 特に合唱においてロシアを感じることができる。 ロシアとポーランドの対比として第三幕でのポロネーズの使用も印象的だし、エピローグで歌われる有名な旋律がスサーニンによってしみじみと歌われる所なども美しい。
神秘的で透明感のある曲たち。 デュカスに捧げられた曲の作曲家たちの名前からデュカスの影響の大きさを感じることができる。
ヴァイオリン協奏曲はロマン派色と民族色の両方を描き、どちらにもこってりと傾かず丁寧に演奏している。 原典版のヴァイオリン協奏曲も興味深い。 管弦楽とヴァイオリンのための小品や弦楽オーケストラのための小品もいい。 今回世界初録音の「恋人たち」の1911年パリ版が面白かった。 Two Serenades, Two Serious Melodies,Promootiomarssi,Processionalなど秘曲満載だ。
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