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mid-massa さんのレビュー一覧 

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2014/12/03

    プレートルだから、きっと激しい第九になるんだろうなあ、と期待を込めて購入。しかし・・・。3楽章も速すぎるし、アダージョモルトカンタービレが泣きますぞ!4楽章の合唱も荒っぽすぎる気がする。まあ、好き好きでしょうから・・いいんじゃないかな?でも、あえてここは2点。フルヴェンが泣きますよ、こういうのやってると・・・。プレートルならもっと振れてるはずだ!残念!

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     2014/12/03

    バルビローリのNPOを振った6番を世界一と自認する小生には、やはり力づくのマーラーは聴いていて疲れる。もっともっとゆっくり振って欲しい。以上!

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2014/11/26

    第九だけ1枚もので持っていた。小生がまだ生まれて間もない頃のこんな名演が残っていたなんて・・・。内容は「素晴らしい」の一言だ。フルヴェンも真っ青な演奏、とまで言ったら言い過ぎかな?2番さえあれば全集になったのになあ、と思わざるを得ない。音は年代のわりには聴ける音です。3・5・7番そして第九といった奇数番が特に素晴らしいと思います。皆さん、ぜひ購入して、この演奏を聴いて、昨今のベーレン何とか版のティンパニのみ強調したつまらない演奏と聴き比べてください!古き良き時代、万歳!

    3人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2014/11/21

    単体ではなく、全集で持っているのでひと言。実は・・・これは意外な掘り出し物!まあ、いっぺん聴いてみてください!ライブということできっとこの無名のオケのアラばかりが出るのでは・・・と心配したが、何の、何の素晴らしいのひと言!もちろん、指揮者としては生涯偉大なアマチュアだったメニューヒンのことだから、仕方ないが、それでも1回聴いてみてください!絶対惚れ直しますよ!フィナーレのラストなんか、昔、偉大な師匠の前でコンチェルトを弾かせてもらったあのフルヴェンには比べようもないが、懸命に振っているその姿がめの前に浮かんでくるような熱演です。褒めすぎたかな?いや、たまにはこういった、地方のアマチュア楽団の熱演に感動するのもいいことではないかな、と思い批判覚悟で満点です。ブラヴォー!

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     2014/11/16

    録音年代・価格を考慮すれば納得できる内容ではないだろうか?モルダウが何故か入っていないのが残念だが、ドヴォルザーク3曲+チェロコン、ザ・グレイト(RPO)、そしてVPOとのブラームス4曲が入っているのでまずまずか?8番はBPOとの素晴らしい録音があるのでやや物足りないが、年代を考えれば・・・、しかし、POって1948年にもうあったんでしたっけ?ご存知の方、また書き込んで教えてください。9番も当然若々しい感じがする。ザ・グレイトもRPOらしい淡々とした演奏。そしてブラームスはVPOを振ったと言うより、若いクーベリックが振らせてもらっているようなやや弱気な感じに聴こえたのは小生の僻みか?しかしそれもまたご愛嬌、と考えましょうか?この値段なら納得でしょう!モルダウのないことに一抹の不満を残し星4個とさせていただきましょうか?

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2014/11/16

    シノーポリのマーラーは曲によって出来不出来があるが、この6番は素晴らしい。3楽章はやっぱりアンダンテを持ってくるのが良いと思う。スケルツォだとフィナーレが活きないような気がする。ただこのCDでは10番が先に入っているのが気になった。本当に私見ではあるがアンダンテの後は盤を替えてでもいいから、ちょっと休みたい。そしてゆっくりフィナーレを楽しみたい。フィナーレのあのなんとも云えない暗黒の世界に入るには少し休憩が欲しい。まあ、スケルツォから一気にフィナーレに入り込みたい方もみえるでしょうが・・・。この曲に「悲劇的」というサブタイトルが付いているがとてもうまい表現だと思う。フィナーレの内容が本当に「悲劇的」という感じがする。シノーポリはこの曲にとても似合う指揮者だと思う。フィナーレはPOとのセッションより上出来だと思う。よって満点献上!

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2014/11/16

    皆様のたくさんの批判のレビューを参考にはさせてもらったが、当時のベト5番のフィナーレなどを聴いて知っているのでほんの小さな期待を込めて購入したが・・・やっぱり皆様の意見のとおりだった。初めはまあいいが肝心のフィナーレが「えっ?これって本当にテンシュテットの演奏なの?」って感じです。マーラーの全集があれだけ振れる人が・・・。なんか締りが無いような、ケンペのブラ全集など聴いてきた者としてはMPOは素晴らしいオケなのに、やっぱりこの指揮者の「この時はやる気がなかった」だけのことだったのか、と思ってしまう。本当にこの人の演奏なのだろうか?

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  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2014/11/16

    73年のライブと考えれば意外に音は良い。かのシカゴとの録音には一歩譲るが、内容はほぼ同一、と言って良いだろう。いや、シカゴとの録音にはややだれるような気分になる部分もないではないが、こっちのほうが引き締まっているようにも聴こえるのは身びいきだろうか?安くて良いCDを手に入れるってえのはいいもんですね・・。

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  • 6人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2014/09/06

    購入時、「こんなのがあったんか?」と思ったのが素直な感想。小生の持っているのはDGGの正規盤だったが、ただヤノヴィッッのソプラノが聴きたかったので購入した記憶がある。同じ時期のカラヤンとBPOのセッション録音での彼女の声の美しさに聴き惚れていたからだ。彼女の声は他のどなり声のような(迷)ソプラノの方々とは明らかに違う透きとおった声で、ゆとりがあるように聴こえた。後にDVDで彼女の姿を見て「ああ、こんな、ぽっちゃりしたおばさんだったんだ・・・」と思ったのも事実である。まあ、しかし、ヤノヴィッッの声が聴けるだけで満足。ベームの指揮も晩年の止まってしまいそうなVPO盤(それはそれでまた別の価値があるのだが・・)と比べるとぐっと若々しく聞こえる。これはこれで歴史的価値のある演奏記録として残されるべきであろう。フルヴェンと比較するのは気の毒だが、まだこの頃のベーム/BPOはセッションのベト3やモツ40+41など後世に残る名演を残しているのだから、充実期だったのだろう。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2014/08/27

    ワルターのマーラーをセット物で買うと、必ず、どれかがダブってしまう。このシリーズでは2番、9番がそうだった。とくに9番は合計4組も持ってしまっている。大地は今回は初物であるが、年代を経てやや音が淋しい。ちなみに大地はかのVPOフェリアー+パツァークの盤が3組ある。2番も年代を考えればまずまずの音だろうが、これは曲を聴くより、ワルターがウイーンに戻ってきた、ということを聴く演奏と思っている。VPOも管楽器が吹きそこなったりしているが微笑ましいではないか!ワルターが帰ってきたことがVPOのメンバーも嬉しかったのではないか?アンダイのソロも良い。あと、4番はおなじみのハルバンではなく、ギューデンというのが嬉しい。1番はこれまで聴いたことのないNBCとのライブで、コロンビアSOやNYPとの演奏を聴き慣れた者にはやはり若々しいワルターだ。いずれにしてもこの内容でこの価格ならだれも文句言いますまい。

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     2014/08/27

    ナガノのブルは4番と8番を持っているのでこの3番も大いに期待を持って購入した。しかし、どこか、かゆいところに手が届きそうで届かない、といった感じがする。4番・8番では大河の流れといった感じだったが、この3番はややあっさりしすぎかな?もっと悠々とした演奏であってほしかった。個人的には、ヤング・ィンバル以上ティントナー以下のランクとさせていただきましょう。

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2014/08/27

    クナらしさのズバリ出た名演!昨今の一見、いや一聴?「優等生指揮者」のつまらない演奏を聴かされている者にとっては「これでもか!」と言わんばかりのこのクナの演奏には、微笑ましさを通り越えて「魂の芸術」と言えばいいのだろうか、そういう「昔器質」のおやじさんの演奏は少なくなってしまいましたねぇ。「頑固一徹」と思わざるを得ない!曲頭、拍手が鳴りやまぬうちにスタートさせてしまう、演出のうまさ!多分、終わった後も1回くらいはステージに顔を出したのか、いや、ひょっとしたら顔さえ見せずに劇場を去っていたのではないだろうか?そう考えるだけで楽しくなってくる。演奏のうまさ、機械的な演奏技術では現在の楽団・指揮者は進歩したが、そういった「内容」では足元に遠く及ばない気がする。クナはブルックナーでも第3番で、この「芸」を聴かせてくれていたCDを持っているが、練習嫌いの、即興好みの彼の面目躍如たるものがある。こういうのが名盤・名演というものではないか?昨今のあまりにきれいすぎる、ドングリの背比べみたいな演奏ばかり聴かされていると、こういう演奏がずっと将来も残っていくことに期待したいと、つくづく思う昨今である。それだけ、小生も歳をとったってことか?7番は初聴だが、素晴らしい!音の悪さなど、問題ではない!クレンぺラーも真っ青のあのイライラさせられる遅さがたまらない!8番は以前から有名なアスコーナのMPOを振ったライブで、小生、ベト8を初めて詳しく聴いたのがクナのこれだったので、8番とはこういう曲なんだ、と思い込んでいた。他の指揮者の演奏を聴いて「何じゃ?こりゃあ?」とよく思ったものだ。3番もホルンの鳴りが素晴らしい。5番ももちろん遅くて素晴らしい!当時は今のような繰り返しもほとんどない時代だったのに演奏時間はあまり変わらない、素晴らしさだ!褒めすぎた?でも1度、クナのMPOとのブル5番のミュンヘンライブを聴いてほしい。1959年の録音のわりに音が割れていて聴きづらいが、クナのベストは、これだ、と確信している。いや、極論すれば、クナの振っているCDがあればそれがその曲のベスト演奏だと言っていいのではないか?(昔、買ったセラフィムのLPのシューリヒトのブル3+9の解説にU氏がそう書いていたのを思い出した。)

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  • 6人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2014/08/24

    このセットの目玉は誰が何といってもクナのブラ2とベト8!これを聴いて判らない人には判ってもらわなくて結構!小生、ベト8をこのクナの演奏から聴き始めてしまったせいか、今だにベト8に関してはこれ以外の演奏はクズといって良い気がしています。みんな、速すぎて、この曲の良さがまったく判っていない気がする!他にも全盛期のアンチェルとか、フルヴェンの田園とか、よくもまあ、これだけ集めたもんですねぇ、と言いたい。他のCDを注文する時、数合わせ、または値段合わせにでもええから、この1セット、何とか買うてやって下さい!そして驚き、あきれ返って下さい!そして、「ああ、昔はなんて良い指揮者がたくさんいたんだろう、って感心して下さい!

    6人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2014/06/05

    この盤自体は持っていないので大きなことは言えないが、他の盤で2枚も持っているので、あえて書かせていただこう。さぞや素晴らしい音になっているのだろう、と思う。しかし、小生はSACDの専用再生機器等を持っていないこともあり、音については言う資格がない。演奏は確かに当時はやや軽く聴こえたが、内容はいまだに世界一と思う。これと1959年のミュンヘンでのライブ(音の悪さはみなさん御存じの通り、「定評」がある!)を聴けるだけで満足だ。世間の悪評高い、フィナーレの打楽器追加も、小生には大満足だ。この2枚に比べると、マタチッチの部分的改訂版など、迫力はあるもののもの足りない。特に「シャルク改訂版」として出たボトスタイン/LPO盤など、ただ速いだけでクナとのあまりの出来の違いに辟易させられたものだ。こういった演奏で聴くとこの改訂版の欠点のみが強調されるが、クナのものは当然別格の出来だ。原典版を聴き慣れた方々には悪いが、楽譜も読めない小生にはどこと言っていいのかわからないが、フィナーレの大体12〜13分あたりのエピソードと、エンディングのトライアングル・シンバル等の追加の素晴らしさはこの指揮者にして可能だったとしか言えない。ミュンヘン盤ではさらにティンパニ奏者のド迫力の強打も最高である。チェリの超遅い演奏も確かに聴く価値はあるが、やはり当時の聴衆にはあまりに長すぎたのだろう、指揮者としてのシャルク等によるカットや打楽器追加はそういった時代背景を考慮すれば許されるのではないか?こと5番に関してはこう思わざるを得ない。もっと他の指揮者もこうした楽譜を使用した録音を残してほしい、と思うのは小生だけだろうか?もう少し安くなればぜひ欲しいものだ。ちなみに小生、このCDを復刻された平林氏の参加した日大管の宇野氏の振ったブル4番と9番(グランドスラムレーベル)を安く入手して持っているが、これらは改訂版ではなかったことだけを記しておこう。

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  • 7人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2014/05/14

    バラでいくつか持っていたが、今回MEMORIESから2番・6番も入ったものが出ると聞き、早速購入。5番は以前は2枚組、8番もWEITBRICKから出た時は2枚組だった。この中ではやはり5番・8番が双璧の出来と思う。8番はこの曲のベスト5に入る名演と思う。ハース版でもあり、この時代の録音としては満足できる。5番もこの指揮者に適した曲と思う。コンヴィチュニー自身が「うけ」を狙った指揮者ではないだけにこの5番のような曲が良く似合う。これに次いでは7番が素晴らしい。これもハース版であのうるさいシンバル等が入らず、嬉しい限りだ。ヴァント・朝比奈等の7番が大量に出回る以前はこのコンヴィチュニーのが最高と評価していたほどだった。9番もそれらに次いで良い。この指揮者のくどくない点が十分に生かされていると思う。4番はこれらの中では一番出来が悪いように思う。やはり客演のVSOだからだろうか?2番はあまり真剣に聴いたことがないのでようコメントしません。悪しからず。そして3番がないのだけが残念だが、こうして聴いてみると昨今のうるさすぎるブルックナーに比べるといかにも古き良き時代のヨーロッパという感じがしてきて嬉しい。内容は文句なく、音もまずまずで、現代でも十分に聴くに堪えうる曲集である。

    7人の方が、このレビューに「共感」しています。

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