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　2021/04/09

リング、らせん、ループにつながる、ホラーの始まりがここ。作者自身は外伝と いういいかたをしている。三作を読んでからどうぞ。

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　2021/04/09

映画化もされた、弁当屋の普通のおばちゃんたちの犯罪。日常がほころんだとき に生まれる狂気。こわいです。

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　2021/04/09

太田恵美子という公立中学校の美術の先生を通して、思春期の子供への教育と は、ということを綴った物。きれい事では済まされない教育現場のルポ。

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　2021/04/09

死をどうとらえるか、を医療、教育現場の第一線につとめる様々な論者からの文 章を集めた物。ホスピスなど、キリスト教の死生観、モラルに通じていると読みやすい。

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　2021/04/09

カストラートを題材に、ナポリと日本、中世と現代がないまぜになって進むファ ンタジー。さすが、団塊世代のマドンナ、何を描かせても濃い。

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　2021/04/09

自分で撮った写真ではなく、人が撮った写真にコメントを付けている。まあ、 ちょっと人をくった本。でも、年取ってかっこいいのは、真剣に目の前のことにこだわるか、ということなのだ。

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　2021/04/09

宗教学者と医者が、がんと死に関して語る。何がQOLか、ということを考えることは、死に方を考えることと同義であるという主張。

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　2021/04/09

不夜城シリーズとは別の、書き下ろし。でも、繁華街のネオンの裏、というテー マは変わらず。うごめいてます、いろいろ。

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　2021/04/09

短編集。この中の銀の塩という作品には、バングラデシュのショヘルという登場人物が語るバングラが、10年ほど前の暖かくてごちゃごちゃしたバングラをすごく表している。

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　2021/04/09

ホラーじゃない鈴木光司なんて、という方は、一度どうぞ。貞子の棲む井戸の 底とは無縁の、海と空と虹が広がっている。でも、どちらも同根なのだけれども。

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　2021/04/09

抱腹絶倒どたばた。この他モッキンポット師の後始末など、あ りもしないばかばかしい話を書かせたら、天下一品。やっぱり希代のストーリーテラーである。

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　2021/04/09

当代きってのフェミニズム論客が、ネイションという大枠を外れて生きた日常を綴る。意外と普通の生活から見えてくる覚悟。

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　2021/04/09

名前は知らなくても、この人のイラストを知らぬ人はいまい。異常なほど頭がちいさい12頭身。でも、時代はこういうおしゃれをもとめていた。昭和15年生まれ。粋。脱帽。

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　2021/04/09

梅宮アンナなど芸能人に例をとって、社会を切るという、いかにも受けを狙って書いた本。でも、意外とおもしろい。

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　2021/04/09

イラクで活動していたNPOが人質になり、巻き起こった「自己責任論」。 国家 に支援の意味も負担も全て押しつけておいて、個人にはバッシングする、というまったくもって情けない「国民」を、もう一度問う。近代の意味はなんだったの か。