結婚の条件 朝日文庫

小倉千加子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784022643865
ISBN 10 : 4022643862
フォーマット
発行年月
2007年01月
日本
追加情報
:
15cm,203p

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梅宮アンナなど芸能人に例をとって、社会を...

投稿日:2021/04/09 (金)

梅宮アンナなど芸能人に例をとって、社会を切るという、いかにも受けを狙って書いた本。でも、意外とおもしろい。

どん さん | 東京都 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • GAKU さん

    心理学者でフェミニストの小倉千加子さんが、晩婚化から非婚化へと進む日本の結婚難を解き明かすエッセイ。当時の女子短大生の結婚観、理想の夫像など、実際本人達から聞いた小倉さんからしたら、さぞかし歯痒かったのではないでしょうか?勿論男子学生の結婚相手に望む条件も。小倉さんの晩婚化、非婚化の分析、従来型のフェミニストに対する批判等かなり冷徹でバッサリと切っており、女性が読まれたら結構グサッとくる指摘が多々あるのでは。12,3年程前に上梓された1冊なので、多少現状と異なる所もありますが、面白い1冊でした。⇒

  • ホークス さん

    心理学者による結婚論。問題意識を刺激する良書である。晩婚化は、聖なる者、無垢である事を女性に強いる土壌の問題で、現在の仕組みは限界だと言う。痛快だし面白い。男性も、概念的な兵士である事をしんどいと感じる人が少なくないから、土壌をリセットする手はある。草食化はその先駆けかも。又、男女とも『単なる労働』から撤退中との認識には同感。食うに困らない→心の貴族化→現業忌避→没落、は昔から社会の新陳代謝の原理。避けるのは難しいが日本は新たな解を模索中、というかこれも土壌のリセットが出口かも知れない。

  • FuSa さん

    感想をさらっとなんか書けない読後感。面白いんだけど、確かに面白いんだけど、、、喜怒哀楽がぐちゃっと心のなかに残る感じ。印象に残るフレーズはクスッとなると同時にグッと、みぞおちにパンチくらってウッと行きが詰まる感じになるというかなんというか。簡単には消化できませんな。

  • N.T さん

    先日同期が結婚した。とても羨ましかった。同期がではなく彼の妻になった女性が。 今のご時勢、妻に専業主婦を希望する公務員と結婚する事ほどの勝ち組人生も中々ないだろう。 そんな折に手に取ったこの本は男女の結婚に対する欲望を浮き彫りにする。 「女は真面目に働きたいなんて思ってませんよ。しんどい仕事は男にさせて、自分は上澄みを吸って生きていこうとするんですよ。結婚と仕事と、要するにいいとこどりですよ」 もちろん男性だって同じだ。世の男女が皆労働からの逃走を望むなら非婚化と少子化に歯止めがかかることはない。

  • メグミ さん

    再読。10年前に出版された本なので今となっては少々古臭いが切れ味鋭くわかりやすい。ところでジェンダーの話になると大抵肉じゃがが出てくるのが不思議だ。単に自分が肉じゃがに対して特に思うところがなく、今日は肉じゃが食べたい!食べよう!とか考えたこともないからだろうけど、みんなそんなに肉じゃが好きなの•••?と気になる。そしてこんなに肉じゃがって何回も書いたのも初めて。

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人物・団体紹介

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小倉千加子

1952年、大阪生まれ。早稲田大学大学院文学研究科心理学専攻博士課程修了。大阪成蹊女子短期大学、愛知淑徳大学文化創造学部教授をへて、執筆・講演活動に入る。本業のジェンダー・セクシュアリティ論からテレビドラマ、日本の晩婚化・少子化現象まで、幅広く分析を続けている。現在は認定こども園を運営し、幼稚園と保

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