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ワーグナー(1813-1883)

CD 楽劇『トリスタンとイゾルデ』全曲 カルロス・クライバー&ドレスデン(4CD)

楽劇『トリスタンとイゾルデ』全曲 カルロス・クライバー&ドレスデン(4CD)

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  • ★★★★★ 

    うーつん  |  東京都  |  不明  |  2013年02月11日

    食わず嫌いか喰えず嫌いか・・・、このCDを買ってかなり経つが他のトリスタンを購入できずにいる。クライバー盤があれば私にはもう十分なのだ。理屈も理論もいらない。   前奏曲・・・次々に溢れてくる病的なほど緊張感を含んだ旋律(オケ全員で合奏しているのに根元のテーマは「孤独」な気がする)を聴き始めた瞬間、現代日本から遠くに中世(?)の船の上に連れて行かれる。歌手の良しあしはわからないが私にはこれがベストチョイス。あのクライバーのCDが残っただけでも奇跡じゃないですか。   (チョイ役のはずの)最初の船乗りの歌声から尋常じゃない。薬を飲んだ後の二人の変化(それとも余計な制約からの解放?)と今後に起こる悲劇を暗示するような弦楽器のうねり。第3幕の牧童の笛の音も忘れられない。「愛の死」や第2幕の二重唱などの「ツボ」がもちろん凄いのはいわずもがな。これ以上、いちいちポイントを列挙する含蓄は持ち合わせていないのであとは他の方のレビューにお任せします。    蛇足だが、CDでも歌っているR.コロがG.ジョーンズとやった1993年のベルリン・ドイツ・オペラ来日公演(G.フリードリッヒ演出)が私にとって初めてのトリスタンだった。今でもあの簡素な舞台で(変テコな装置であれこれこじつけめいた説明をせず)歌手の動きと歌ですべてを表していたのが心に残っている。たしかすべて曲が終わっても数秒間金縛りのようにだれも動けなかった位に舞台が、音楽が凝縮していた。   その後2001年のバイエルン国立オペラの公演や新日本poの演奏会形式なども行きはしたが、日本で、ことにトリスタンの舞台は頻繁にあるわけではないからCD(&DVD)とはありがたいメディアである。

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  • ★★★★☆ 

    和愚音裡庵主人  |  西宮市  |  不明  |  2008年12月16日

    どうしてM・プライスだったのか? マエストロ自ら懇望した、と伝えられていますが、実演の全てを歌わせたリゲンツァではダメたったのか? イギリスやアメリカで売れないと会社が判断したからか? 謎ですね。しかし、今なお彼の素晴らしさは変わらない。コロの明るい声もいい。バイロイト録音がプアな音質のものばかりの今、ライブは唯一、ウィーン・ライブでそのノリを実感しています。

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  • ★★★★★ 

    clara  |  北海道  |  不明  |  2007年12月28日

    マーガレット・プライスのイゾルデが気に入っている。他の演奏では、上手いけれども迫力があり過ぎて、ヒステリックになりがち。聴いている方の腰が引けてしまうことがある。それに較べるとこのイゾルデは、優しく愛を語ってくれ、安心して彼女の思いを聴くことが出来る。同じ惚れ薬を飲むのなら、このように穏やかに愛し合うようになって欲しい。このような(静かな)愛の情景は日本人向けなのだろうか?そうだとすれば、自分はとっても日本人なのだと思う。クライバーのシャープでクールなのに熱い演奏も世評に違わず素晴らしい。

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  • ★★★★★ 

    カバポチ  |  横浜市  |  不明  |  2006年08月10日

    グラモフォン盤は、OIBPリマスターを施すとボテッとした大味な音に変貌して、悉くオリジナル盤の持っていた魅力をぶち壊している。このクライバー盤も演奏の素晴らしさは折り紙つきだが、音質は「made in West Germany」時代のものが最高で、LP盤レベルのクライバーの繊細な青い稲妻のような名演を見事に再現している。この盤は廃盤にしないで欲しい!ベーム盤もOIBP化する前のドイツ盤の方が断然素晴らしい!

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  • ★★★★★ 

    トラトラトラ  |  佐賀  |  不明  |  2009年04月09日

    無茶苦茶じゃん!!!でも、とてつもない魅力満載の演奏。コロちゃんも全開で、これがベストの出来ではないでしょうか。過去の巨匠の演奏からはとても想像がつかないものですね。バーンスタインとかティーレマンのとか聴いてないけど、たぶんもっと常識的なものだと思う。 他は大体聴いてますけど。

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  • ★★★★☆ 

    Lorenzaccio  |  Soka  |  不明  |  2008年04月29日

    世間ほどK氏を絶対視していないのにもかかわらず不思議とよく聴くCDである。理由はM.PriceのIsoldeである。なぜ当時(多分その後も)実演していない彼女を起用したのかがよくわかる。演奏から受けるものは個人的には趣味が合わないがそれ以上に納得させられる。やはり好き嫌いの好みは別にして素晴らしい演奏だと思います。

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  • ★★★★☆ 

    junn  |  奈良  |  不明  |  2008年01月25日

    コロの3幕のトリスタンは素晴らしいです。1,2幕よりずっと劇的!愛の二重唱より心に残ります。3幕はトリスタンの運命の要、そこを説得力を持って歌える声のコントロールも表現力も備わっています。クライバーの指揮も流石です。

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  • ★★★★☆ 

    たか  |  東京  |  不明  |  2005年10月29日

    オケは最高。この曲は第2バイオリンを右側に置いた両翼配置でないと本来の効果を発揮しない。両翼配置は指揮が下手だと上手く合わないがさすがクライバーは完璧! プライスのイゾルデだけはやや疑問。ウイーンやバイロイトの上演ではリゲンツアだったのに。でも録音が良いことや3枚に入っていることを考えればまず押さえるべき定番。

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