日本のシンガーTOP30 - 第20位
2005年12月1日 (木)
自然体のスタイルが憧れをさそう竹内まりや。
デビュー後20年以上という活動期間にもかかわらず、マイペースに作品をリリースしている竹内まりや。 これだけ自由な活動ペースながら、リリースする一つ一つの作品はどれも力作。
クオリティの高い充実した作品を生み出すアーティストとしても、夫・山下達郎の妻としても、そして家庭を持つ一人の女性としても自分らしく、柔らかにしなやかな竹内まりやのその自然なスタイルは多くの女性が憧れる生き方をなのではなかろうか。
それはなによりもスタッフを始めとした竹内まりやを囲むまわりの人々が彼女を単なる商業的な消費されるアーティストではなく、アーティストとしての才能を大切にしているからだろう。リリース毎の丁寧なプロモーション、楽曲の浸透性などアーティストのイメージを崩さないPR活動も好感が持てる。そんな彼女の歴史をざっとご紹介。
エヴァーグリーンな存在感と楽曲。
1978年11月25日、シングル「戻っておいで・私の時間」、アルバム「Beginning」でRCA(現BMGファンハウス)よりデビュー。
翌年には日本レコード大賞新人賞を獲得する。
以降「ドリーム・オブ・ユー」、「September」、「不思議なピーチパイ」などが次々と大ヒット。RCA在籍中には合計シングル9枚、アルバム6枚を発表(ベスト・アルバム1枚を含む)した。
デビュー当初は可愛いらしいイメージで、詞曲も松本隆、加藤和彦らが提供していたが、やがて自身で制作を手がけるようになる。それに山下達郎のスタイリッシュなプロデュース業が加わり、竹内まりやの優しい楽曲をエヴァーグリーンな名曲に仕上げる。
柔らかな表現による新鮮な楽曲郡が敏腕なアーティストたちによるサポートで一定のクオリティを誇った作品は時間を経ても色褪せることはない。
楽曲提供、そしてマイペースな活動。
1982年、山下達郎と結婚。その後作詞・作曲家として河合奈保子に「けんかをやめて」、薬師丸ひろ子に「元気を出して」、中山美穂に「色・ホワイトブレンド」など、多くの作品を提供する。
1984年4月、ムーン・レーベルに移籍後、アルバム『Variety』を発表。このアルバムは、全曲竹内まりや作詞・作曲、山下達郎全面プロデュース・アレンジによる初のアルバムとなった。
1987年8月、アルバム『Request』を発表。「けんかをやめて」、「元気を出して」などのセルフ・カヴァーを含んだこのアルバムは、発売後約3年でミリオンを突破するというロングセラーを記録した。またその後リリースされたベスト・アルバムImpressionsが350万枚以上という記録的なベスト・セラーとなるなど人気は爆発。またシングルでは「駅」、「シングル・アゲイン」、「告白」、「今夜はHearty Party」、「ロンリー・ウーマン」といずれも大ヒット。
2003年には夫・山下達郎のラジオ番組「サンデー・ソング・ブック」に年に2回出演していた恒例コーナーである“夫婦漫談”から生まれた 夢の企画から生まれたアルバム『Longtime Favorites』をリリース。以前から自分自身のルーツである1960年代のオールド・ポップスをカヴァーしたいという希望が遂に実現したという、記念すべきアルバムとなった。
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ボナペティ!
竹内まりや
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