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ジャンニ・ライモンディさん死去

2008年10月28日 (火)

往年のイタリアの名テノール、ジャンニ・ライモンディさんが、2008年10月19日にボローニャの自宅で亡くなられました。ご冥福をお祈りいたします。

【プロフィール】
ジャンニ・ライモンディは、1923年4月17日、イタリアのボローニャに生まれ、ボローニャ音楽院で、アントニオ・メランドリとジェンナーロ・バッラ=カラッチョーロに声楽を学びます。その後、マントヴァでエットーレ・カンポガリアーニに師事し、1947年、ブドリオのオペラハウスでヴェルディ『リゴレット』のマントヴァ公爵役でデビュー。翌年、故郷ボローニャで『ドン・パスクワーレ』のエルネスト役を歌い、以後、北イタリアを中心に活動。
 1956年には、ミラノ・スカラ座で、ジュリーニ指揮、ヴィスコンティ演出、マリア・カラス主演の『椿姫』で、ディ・ステーファノの代役としてアルフレード役を歌って絶賛を博し、一躍知名度を高めることとなります。
 そして翌1957年、ウィーン国立歌劇場で、カラヤン指揮による『ラ・ボエーム』でロドルフォを歌って高い評価を獲得。カラヤンも彼を気に入り、その後も数多くの公演でライモンディを起用し、1964年には、スカラ座で、自身が指揮し、ゼッフィレッリが演出した『ラ・ボエーム』で大成功を収め、翌1965年、同じセットと衣装で制作されたオペラ映画『ラ・ボエーム』でも同じロドルフォを演じています。
 この年には、ニューヨークのメトロポリタン歌劇場にも出演して話題となり、以後4シーズンで計44回出演、『ラ・ボエーム』、『ランメルモールのルチア』、『ファウスト』などを歌っています。
 メトのほかにも、ライモンディはバイエルン国立歌劇場やコヴェントガーデン王立歌劇場、パリ・オペラ座、ボリショイ劇場、グラインドボーンなど世界的な活躍をみせますが、ライモンディが活動の中心としたのはやはり270回も出演したミラノのスカラ座であり、シーズン初日を飾った4年間(1966・1967・1970・1971)を中心に、1960年代後半から1970年代前半のスカラ座を代表するテノール歌手として名を轟かせていました。
 50代なかばで現役を退いたライモンディは、声楽教師として後進の指導に当たるようになり、亡くなる直前までその任に当たっていたといいます。
 ジャンニ・ライモンディは、完璧なベルカント・スタイルを身につけた端正な歌い方と、ストレートでムラのない艶やかな美声により、叙情的な役柄を見事に演じていました。レコーディングにあまり関心が無かったのか、残された正規セッション録音が非常に少ないのが残念ですが、たとえばドイツ・グラモフォンの『椿姫』や、DVDの『ラ・ボエーム』などでも、ライモンディという歌手がどれほどの実力の持ち主であったかがよくわかります。

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