古川雄大：PAGE2

夢を目指す気持ちとか、自分の気持ち次第でどうにでもなる

---今回、アルバム収録が６曲ですけど、曲のストックはあったんですか？

古川雄大（以下、古川）　「６曲目だけ高校時代に作った曲で、あとは全部新しく作りました。」

---じゃ、デビューのお話いただいてから５曲作ったんですか？（驚）

古川「10曲作りました。」

--- 曲を作るときはどうやって作るんですか？

古川　「基本的にギターで作りますね。でも鼻歌で作ったりもしますよ。」

--- じゃ、それを録音して。

古川　「はい」

--- 曲作って、後から詞を作るんですか？

古川　「平行して作ることが多いんですけど、結構バラバラですね。今日も電車の中で曲作ろうと思って、メモ帳持ってたんですけど。今日はダメでした（笑）」

--- 多才ですね〜

古川　「いや、いろんなものに興味があるだけなんですよ。」

--- 普段も音楽は聴かれるんですよね？

古川　「聴きますね。でも今は自分の曲ばっかり聴いてます（笑）」

--- どんな音楽がお好きなんですか？

古川　「基本的にはJ-POPですね。コブクロさんとか、スキマスイッチさんが好きですね。結構いろいろ聴きます。一人のアーティストに「ガー」っと行くっていうよりは、いろんな曲をちょっとずつ聴く事が多いです。」

--- レコーディングは歌だけ？

古川　「はい、歌だけ。」

--- では、アルバムの曲を１曲ずつ解説をお願いします。１曲目の「Starting Days」はこれから芸能界で頑張っていくという気持ちの歌ですか？

古川　「歌を始めるっていう事をキッカケに書いた曲なんです。新たなスタートっていう事と、歌をやるなんてまったく思ってなくて、全く自信がなかったので、自分で前向きになれる曲を作りたいと思ったんです。夢を目指す気持ちとか、自分の気持ち次第でどうにでもなるという気持ちで書きました。」

--- ２曲目の「One Night」はどんな曲でしょうか。

古川　「２曲目の「One Night」はですね、僕がよくあることなんですけど、寝ようと思って布団に入って。でも全然寝れない。で、携帯をいじって余計に寝れなくなってしまうっていう歌なんですけど。でも携帯をいじって昔のメールとかを見ると、過去の事を思い出してせつない気持ちとか寂しい気持ちになったりするんですけど。次の日の朝は頑張ろうっていうか、暖かい気持ちになれる事が、僕はすごいよくあるのでそれをそのまま歌にしました。」

--- 冒頭でヴォーカルにエフェクトがかかってて面白いですよね。

古川　「寝れない感じを出してみようと思って（笑）」

--- ３曲目はご両親にあてた曲ですか？

古川　「どっちかっていうとオカンにあてた曲で。お父さんは影で支えてくれるタイプで、お母さんは、ぶつかったりもしたし、育ててくれた人なんで。」

--- お母様はうれしいでしょうね。もう聴いてもらったんですか？

古川　「テニミュの長野公演で帰ったときに、「これだけは聴かないで」っていって他の曲は聴かせました（笑）やっぱり、ちゃんと発売してから聴いてほしいなと思って。そしたら、雑誌を読んで、この曲がオカンの曲だって知ったらしくて次の日にメールがきて「本当に聴かなかったんだよ」って言われて怒られました（笑）」

--- ４曲目の「First Story」はどんな曲でしょう？

古川　「「First Story」は、よく初恋と思われてしまうんですけど、初恋ではなくて、人を好きになった事で生まれてくる感情、くやしさとか、せつなさとか楽しさとかそういうのが今までにない初めての感情だったので「First Story」というタイトルにしたんです。これは、僕の昔の話ですね。」

--- 実体験に基づいた話ですか？

古川　「そうですね（笑）僕は携帯小説を書いてるんですけど、それを歌にしたものですね。」