Harcsa Veronika インタビューB
Monday, March 31st 2008
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Harcsa Veronika インタビュー
Harcsa やっぱり、30代くらいか、それ以上の年代の人々が好んで聴いているのだけれど、もっと若い人たちも、それぞれの感覚でジャズを楽しんでいる感じね。今回のアルバムからのファースト・シングル「Too Early」は、ハンガリーの「Mr2 Petofi」というナショナル・ラジオ局のTop30チャートで1位になったんだけれど、この番組は、インディーズのポップ・ミュージックに向けのプログラムで、ジャズ番組ではないの。これって、若いリスナーが、音楽を自由に受け入れている証明でもあると思うの。もし、この曲が彼らを惹き付けてくれたのなら、ジャズであるかどうかはそんなに問題ではないんだと思うわ。 --- あなたから見て、ハンガリーもしくは東欧のジャズ・シーンは現在どのような状況にあると思いますか? Harcsa 中東欧のジャズシーンは、ジャズ・クラブやフェスティバル、学校にメディアなど、その数と質においても、西ヨーロッパとは比較ができないと思うわ。ジャズ・イベントへ訪れる観客も少ないし。だけど、ミュージシャンが活躍するための機会はますます多くなっていて、それにより多くの人々がジャズに魅力を感じるようになってきているわ。とても前向きに変化してきていると言えるわ。 --- 最後に、来日ステージを楽しみにしている日本のファンの方たちにメッセージをお願いします。 Harcsa コンサートは、いつも自然にその瞬間に感じた事を表現させてくれるの。私たちの日本で始めてのコンサート、是非みなさんに足を運んでもらいたいと思っているわ。そして、あなたの存在を感じさせてください。
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ハルチャ・ヴェロニカ
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1982年ハンガリーのブダペスト生まれ。7才でピアノを始める。中等学校に通う間に楽器をサックスに持ち替え、クラシックの声楽のレッスンも開始する。2000年には、ジャズを歌うことに目覚める。04年には、リスト音楽院のジャズ学科に入学。その後、ブダペストにあるジャズ・クラブ「コットン・クラブ」に隔週末ごとに出演することになり、そのとき出会ったメンバーと05年にハルチャ・ヴェロニカ・クァルテットを結成。同年10月に、デビュー・アルバム『Speak Low』をリリース。キュートな容姿と、爽やかでハートウォーミングな歌声は、ここ日本のヴォーカル・ファンのハートをも射止めた。全曲彼女自身の作詞・作曲によるオリジナルで纏められた最新作『You Don't Know It's You』では、彼女のソングライティングの資質の高さも伺うことができる。
来日公演決定!
2008年5月09日(金)
2008年5月10日(土)
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