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HMVインタビュー:Muhsinah

Tuesday, January 29th 2008

無題ドキュメント
Muhsinah
Muhsinahインタビュー

「私の音楽が、みんなの頭のモーターを働かせるきっかけになればいい」

--- 自分で作って歌うということは、自分にとってどういう意味がありますか?

Muhsinah  自分自身に挑戦していくというのはミュージシャンにとってとても重要なことだと思う。制作も歌も大好き。ふたつに挑戦することで、新しい挑戦の場が増えるわけだから。自由な力と感覚が身に付くわ。

--- ヒップホップ・ベースの音に歌が載っているのですが、いわゆるR&Bやネオソウルとも違います。どこか幻想的であってドリーミーな感じがあります。かといって女の子を<売り>にしたフェミニンなものとも違います。あなたの音楽がこうなったのにはどんな理由があると思いますか?

Muhsinah  夢を持ってオープンでいるという気持ちが、私の音楽にも作用していると思うの。想像力もたくさんあって、異なったスタイルをミックスして新しいものを作るのが好き。それが、今までの型に収まらないなにかをクリエイトしていくっていうことの意味じゃないかしら。私はヘヴィなビートを作っているけど、ときには夢見がちな女の子になってしまう。バランスよね。

--- アルバムではどういう事が歌われているのですか? なにかテーマはありますか?

Muhsinah  私のリリックのほとんどは、ポジティヴなメッセージばかり。想像力はあるから、曲のなかで説教をするというよりは質問を投げかける感じでね。もしくは、こう考えるべきなんじゃないかと伝えてみたり。自分達のために、思考するという行為が必要だと信じてる。私の音楽が、みんなの頭のモーターを働かせるきっかけになればいいと思ってる。

--- あなたにとっての音楽とはなんですか?

Muhsinah  音楽とは、誰も理解はできないのにシンプルなもの。感情の配達システムといいうか。他人が自分で取り込めるように、感情を詰め合わせたものが音楽だと思う。

--- 今後のリリース予定があれば教えてください。

Muhsinah  2008年は素晴らしい年になりそう。初めての自分のビート・テープを完成させたばかりで、『Echo』という別のソロ・アルバムを作っているところ。Foreign Exchangeの新しいアルバムでは、Little BrotherのPhonteとNicolayとともにヴォーカリストとして参加しているわ。それに加えて、世界中の人々とのコラボレーションがいろいろ進行している。そのうちのひとつは、私の所属するロックスリンガーとルード、それからサーキュレイションズとのトリプル・ネームによる、Shawn J. Periodとの限定7インチのプロジェクト。ロックスリンガーからは『pre.lude』の極秘リミックス・プロジェクトもリリースされるわ。

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Muhsinah プロフィール
ワシントンDC出身で今はNYのブルックリンを拠点に活動しているシンガー兼プロデューサー。Waajeedから大絶賛され、今ではDJ SpinnaからHi-Tek、 88 Kyes、Ge-ologyら大物からサポートを受けるほど。Roots主宰のOkayplayerでは「ヒップホップの影響を受けたロータリー・コネクション」と評されている。

新作『Pre.lude』詳細はこちら!



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