ロイス&カペラ・アムステルダム/シュニトケ:回心のための詩篇
2023年04月20日 (木) 18:00 - HMV&BOOKS online - クラシック
シュニトケの意図がはっきりした自筆譜からの録音
カペラ・アムステルダムは1970年創設。1990年よりダニエル・ロイスが音楽監督を務め、ルネサンスから現代までの声楽作品を満喫させてくれます。今回はシュニトケの大作に挑戦。
シュニトケの『回心のための詩篇』はロシアのキリスト教受洗千年を記念して1988に作曲されました。彼円熟期の作で、人の声の表現力と効果を存分に発揮させています。
録音にあたり、指揮者のロイスは信頼性の出版譜によらず、シュニトケ研究で有名なチェロ奏者イワシキンの監修で自筆譜を用いることにしました。自筆譜には強弱記号がほとんどなく、拍子もフレージングも示されておらず、音さえも違いが見られました。印刷譜だと最後のニ長調主和音にミ♭が加わっていますが自筆譜にはなく、Deus(神)の象徴としてのD(ニ)音で終わらせるシュニトケの意図を明確にさせています。(輸入元情報)
【収録情報】
● シュニトケ:回心のための詩篇 (1988)
カペラ・アムステルダム
ダニエル・ロイス(指揮)
録音時期:2022年9月17-20日
録音場所:ユトレヒト、ペテロ教会
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
ディジパック仕様
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