アメリカの作曲家ダロン・アリック・ハーゲンは、カーティス音楽院でネッド・ローレムに師事したのち、レナード・バーンスタインの勧めによりジュリアード音楽院に進み、デイヴィッド・ダイアモンドらから作曲を学びました。これまでにオペラから吹奏楽曲まで500を超える作品を書き、グッゲンハイム賞、ロックフェラー賞、ケネディ・センター・フリードハイム賞などを受賞しています。
この『アート・オブ・ソング』は、ホイットマンをはじめ、サッフォーからリンカーン、オーソン・ウェルズらの言葉をテキストに用いた歌曲集。南北戦争以来のアメリカ政治の犠牲となった人々に焦点を当てた『夏』、老いや愛、郷愁など人間の内面を見つめた『秋』、加齢とともに失う純真さと信仰を維持する困難を歌った『冬』、ニューヨーカーの若者たちを描くとともに時代を超えた歌の役割が描かれた『春』の4部で構成されています。(輸入元情報)
【収録情報】
● ハーゲン:アート・オブ・ソング(2019)
01-05. 第1部『夏』
06-12. 第2部『秋』
13-19. 第3部『冬』
20-24. 第4部『春』
リリック・フェスト(声楽アンサンブル)
ジルダ・ライオンス(ソプラノ:01-06,10-14,17,18,20,22-24)
レベッカ・マイヤーズ(ソプラノ:01-05,08,10-14,17,18,20,23,24)
エリザ・サザーランド(メゾ・ソプラノ:01,02,05,09,10,12-14,18,24)
メグ・ブレイグル(メゾ・ソプラノ:01,02,05,09,10,12-14,18,19,22-24)
ジェイムズ・リーズ(テノール:01-05,07,10,12,14-16,18,20,22-24)
スティーヴン・エディ(バリトン:01-05,10,12,14,15,18,20-24)
ローラ・ウォード(ピアノ:01-21,23,24)
録音時期:2022年5月31日(01-12)、6月1日(13-24)
録音場所:フィラデルフィア、Gould Rehearsal Hall, Curtis Institute of Music
録音方式:ステレオ(デジタル)
世界初録音