NAXOSレーベル

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  • フランクとショーソン、それぞれ唯一の交響曲をフランス出身のジャン=リュック・タンゴーが演奏したアルバム。

    ベートーヴェンの影響を受けながらも、当時、革新的な循環形式を用いたセザール・フランクの交響曲ニ短調、フランクの弟子であり、やはり循環形式を用いつつ、ワーグナーの影響が感じられるエルネスト・ショーソン[1822-1890]の交響曲変ロ長調。タンゴーはベルリン放送交響楽団の力強い響きを生かしながら、各々の作品の素晴らしさを引き出しています。
     なお、ショーソンの交響曲については、出版されている総譜には多くの疑問点を持つというタンゴー自身が自筆譜を入念に研究し、細心の注意を払って校訂した版を用いて演奏しているところにも注目です。(輸入元情報)

    【収録情報】
    ● フランク:交響曲ニ短調 M.48
    ● ショーソン:交響曲変ロ長調 Op.20

     ベルリン放送交響楽団
     ジャン=リュック・タンゴー
    (指揮)

     録音時期:2023年11月1-4日
     録音場所:ベルリン、Saal 1, Haus des Rundfuks
     録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

  • 「ウィンナ・オペレッタの父」スッペの『幻の交響曲』が登場!
    評価:4.5点
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    このアルバムの指揮者オーラ・ルードナーは、ウィーン・フォルクスオーパー管やウィーン響のコンサートマスターを歴任し、ウィンナ・オペレッタを熟知しています。彼は、スッペに大オーケストラのための「幻の交響曲」があることを知り、ウィーンの博物館・図書館に遺されたスッペの手稿譜を丹念に調査して見つけたのがここに収められた『交響的幻想曲』。当盤が初録音となります。
     全4楽章、演奏時間30分余りの作品で、ドラムロールで始まる長大な序奏のついた第1楽章、典雅という言葉がぴったりくるアンダンテの第2楽章、スケルツォ風の陽気な第3楽章、対位法的な展開を織り交ぜつつ見事に盛り上げる終楽章と聴きどころ満点。ロマン派交響曲のファンには見逃せない作品です。
     冒頭と最後に有名曲を置き、あまり知られていない作品をはさんだ構成も巧みで、ウィーンを拠点とするトーンキュンストラー管弦楽団の美しいサウンドと相まって、スッペの管弦楽作品の醍醐味を味わえるアルバムとなっています。(輸入元情報)

    【収録情報】
    スッペ:
    1. 劇音楽『詩人と農夫』序曲(1846)
    2. 交響的幻想曲(1859)
    3. 歌劇『水夫の帰国』〜第1幕への前奏曲(1885年初演、出版)
    4. 歌劇『水夫の帰国』〜第1幕第1場のバレエ音楽『キャビンボーイの踊り』
    5. カール劇場の展示会のための序曲(前奏曲)(1873年頃出版)
    6. 劇音楽『ウィーンの朝・昼・晩』序曲(1843-44)

     低地オーストリア・トーンキュンストラ―管弦楽団
     オーラ・ルードナー
    (指揮)

     録音時期:2022年10月27-29日
     録音場所:オーストリア、Auditorium, Grafenegg
     録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
     世界初録音(2,5)

  • 「NAXOS」のドヴォルザーク弦楽四重奏曲全集、ついに完結

    1995年にスタートした「NAXOS」のドヴォルザーク弦楽四重奏曲全集、途中で演奏者がプラハ・ヴラフ四重奏団からファイン・アーツ弦楽四重奏団に代わり、作曲家の没後100年目についに完結です。
     弦楽四重奏曲第2番は1869年頃に書かれた、演奏時間50分余りの大曲。当時ワーグナーの音楽に魅了されていた若き作曲家による、半音階的な和声と転調が多用された野心的な作品です。後にドヴォルザークはこの譜面を破棄してしまいますが、20世紀になってパート譜の写しが発見され、1932年に初演、1962年にようやく出版されました。民謡の要素は薄く、全体の構成も比較的自由に書かれています。
     アルバムの最初に収められた『バガテル』は1878年の作品。2つのヴァイオリン、チェロとハルモニウムという珍しい編成で書かれており、古いボヘミアの民謡からの旋律が効果的に用いられた魅力的な曲集です。ハルモニウムを演奏している諸岡亮子は、ドイツを拠点に演奏と教育で活躍するオルガン奏者。最後に置かれた『ロンド』は、ドヴォルザークがニューヨークに旅立つためのお別れツアーで演奏された小品。耳なじみよい旋律とチェロの妙技が際立ちます。(輸入元情報)

    【収録情報】
    ドヴォルザーク:
    1. バガテル集 Op.47, B.79(1878)
    2. 弦楽四重奏曲第2番変ロ長調 Op.4, B.17(1868-70)
    3. ロンド ト短調 Op.94, B.171(1891)

     ファイン・アーツ四重奏団

      ラルフ・エヴァンス(第1ヴァイオリン:1,2)
      エフィム・ボイコ(第2ヴァイオリン:1,2)
      ギル・シャロン(ヴィオラ:2)
      ニクラス・シュミット(チェロ)

     諸岡亮子(ハルモニウム:1)
     ステパン・シモニアン(ピアノ:3)

     録音時期:2022年12月20,21日(2)、2021年9月20日(1)、2020年3月7日(3)
     録音場所:ハンブルク、Forum der Hochsche Fur Musik und Theater(1,3)、Die Abteikirche Marienmunster(2)
     録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

  • ピアノ四重奏曲集〜フォーレ、エネスコ

    ルーマニアのピアニスト、カタリン・シェルバンを中心に優れた3人の音楽家たちが集まり、フォーレとエネスコのピアノ四重奏曲を演奏した1枚。
     アルバムのメインはシェルバンの同郷の作曲家、ジョルジュ・エネスコ(ジョルジェ・エネスク)[1881-1955]のピアノ四重奏曲ですが、シェルバンはこの曲にはエネスコの師ガブリエル・フォーレのピアノ四重奏曲を併せることが理想的だと語っています。1876年頃から構想されたフォーレのピアノ四重奏曲第1番は、当時のフランスでは一般的ではなかったピアノ四重奏の分野の先駆けとなった作品で、ブラームスの影響を感じさせながらも、フォーレならではの流麗な旋律美にあふれています。一方、1909年に作曲されたエネスコのピアノ四重奏曲第1番は、シェルバンが強く魅了されたというドイツ後期ロマン派の影響が感じられる作品。大胆な和声と巧みな対位法に支えられています。どちらの作品もメランコリックな緩徐楽章が特徴で、2人の作曲家のスタイルの違いの中にも親和性が感じられます。(輸入元情報)

    【収録情報】
    ● フォーレ:ピアノ四重奏曲第1番ハ短調 Op.15
    ● エネスコ:ピアノ四重奏曲第1番ニ長調 Op.16

     カタリン・シェルバン
    (ピアノ)
     カン・スヨン(ヴァイオリン)
     ロリーナ・エレラ(ヴィオラ)
     アンドレイ・イオニーツァ(チェロ)

     録音時期:2022年11月14-16日
     録音場所:ベルリン、Olberg Kirche
     録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

  • ヴェルディ:歌劇『エルナーニ』


    歌劇『エルナーニ』は、ヴェルディがその素材をフランス・ロマン派演劇の嚆矢とされるヴィクトル・ユゴーの戯曲「エルナニ」に求め、台本をフランチェスコ・マリア・ピアーヴェに依頼した作品。複雑な関係にある登場人物一人ひとりの心の動きをアリアと重唱によって巧みに表現するという、ヴェルディの音楽的な劇作法の進境が著しい作品として知られています。
     エルナーニ役の気品溢れるテノールのフランチェスコ・メーリ、エルヴィーラ役のドラマティックな高揚感が目覚ましいソプラノのマリア・ホセ・シーリ、国王ドン・カルロ役のヴェルディ・バリトンとして名高いロベルト・フロンターリ、そしてシルヴァ役の性格俳優的なバスのヴィタリー・コワリョフと万全の布陣がなされた歌手陣と、名匠ジェイムズ・コンロンが率いるオーケストラと合唱団による演奏で、若きヴェルディの鮮烈なドラマをご堪能ください。(輸入元情報)

    【収録情報】
    ● ヴェルディ:歌劇『エルナーニ』全曲


     エルナーニ/フランチェスコ・メーリ(テノール)
     エルヴィーラ/マリア・ホセ・シーリ(ソプラノ)
     ドン・カルロ/ロベルト・フロンターリ(バリトン)
     ドン・ルイ・ゴメス・デ・シルヴァ/ヴィタリー・コワリョフ(バス)
     ジョヴァンナ/クセニア・ツィウヴーラス(メゾ・ソプラノ)
     ドン・リッカルド/ジョセフ・ダーダー(テノール)
     ヤーゴ/ダヴィデ・ピーヴァ(バス)、他
     フィレンツェ五月祭合唱団(合唱指揮:ロレンツォ・フラティーニ)
     フィレンツェ五月祭管弦楽団
     ジェイムズ・コンロン
    (指揮)

     録音時期:2022年11月10日
     録音場所:イタリア、フィレンツェ、サーラ・ズービン・メータ(フィレンツェ五月音楽祭歌劇場)
     録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)

  • ストップフォード:宗教的合唱曲集

    イギリスのオルガニスト、作曲家フィリップ・W・J・ストップフォード。1986年から1990年までウェストミンスター大聖堂の合唱団員を務めたのち、オックスフォード大学に進むとともに、1996年からはキーブル大学のアシスタント・オルガニストを務めるなど、オルガニストとしての経験を積みながら作曲家としても活躍。とりわけ英国国教会の伝統に根差した合唱作品が絶賛されており、これらはイギリスだけでなくアメリカでも広く演奏されています。
     このアルバムに収録されているのは全て世界初録音となる作品。ソプラノ独唱を伴う美しく華やかなミサ曲『神はわれらと共に』を中心とした祝祭的な曲が集められています。1824年に設立された歴史あるチェルシー聖ルカ教会合唱団を、宗教音楽を得意とするジェレミー・サマリーが指揮、全曲を鮮やかにまとめています。(輸入元情報)

    【収録情報】
    ストップフォード:
    01. ミサ曲『神はわれらと共に』(2018)
    〜ソプラノ、合唱と管弦楽版
     Kyrie eleison
     Gloria in excelsis
     Domine Deus
     Domine Fili
     Quoniam tu solus sanctus
     Sanctus
     Benedictus
     Agnus Dei
    02. 洗礼の讃歌(2016)
    03. 主はよみがえりぬ(2020)
    〜合唱、金管五重奏、ティンパニとオルガン版
    04. 主に向かって新しい歌を歌え(2019)
    05. 主は私の羊飼い(2021)
    〜合唱、ハープと弦楽版
    06. 手を打ち鳴らせ(2021)
    07. この所は神により作られた(2013)
    〜合唱、金管五重奏、ティンパニとオルガン版
    08. 詩篇 第150篇(2017)
    09. 疲れたる者よ(2022)
    10. 神はわが希望と力(2022)

     チェルシー聖ルカ教会合唱団

     グレース・デイヴィッドソン(ソプラノ:01)
     ルパート・ジェフコート(オルガン:03,04,06-10)
     チェルシー・カメラータ(01,03,05,07,10)
     ジェレミー・サマリー(指揮)

     録音時期:2022年3月18,19日(01,05)、7月1,2日(03,04,07,10)、10月21,22日(02,06,08,09)
     録音場所:St Luke's Church, Chelsea, UK
     録音方式:ステレオ(デジタル)
     全て世界初録音

  • アルメイダ・プラド:ヴァイオリンとチェロのための作品集

    ナクソスがブラジル外務省との提携で進めているブラジル音楽のシリーズの最新作は、ジョゼ・アントニオ・レセンデ・ジ・アルメイダ・プラドのヴァイオリンとチェロのための作品集。20世紀後半から21世紀初頭にかけてブラジルで活躍したアルメイダ・プラドは、小鳥のさえずりから緑豊かな森の音、銀河系の星々、そして民間伝承まであらゆるものにインスピレーションを見出し、様々な編成の作品を書き上げました。
     このアルバムの冒頭に収録されている『シャンゴの魔法の本』は以前発売された『オリシャーたちの交響曲』と同じ時期に書かれた作品で、アフリカ由来の伝統宗教に登場する神々たちが描かれています。1999年の『シランダス』は、彼の友人たちに捧げられた、民俗舞踊の要素が強く表れた耳なじみの良い音楽。生き生きとした無伴奏ヴァイオリン・ソナタと抒情的なカプリッチョは、ヴァイオリンの表現力を最大限に引き出すものであり、優れたヴァイオリニストとなった彼の娘コンスタンサのために書かれました。『四季』はブラジル音楽に取り組む若い音楽家のコンクールの課題曲として作曲されたもので、各楽章では奏者の技術が試されるように工夫されています。(輸入元情報)

    【収録情報】
    アルメイダ・プラド:
    1. シャンゴの魔法の本(1985)

     I. Invocation I
     II. Manifestation de Xango
     III. Le Visage d'Iansa?
     IV. Le Visage d'Oba
     V. Le Visage d'Oxum
     VI. Invocation II
     VII. Rituel
     VIII. Invocation III
     IX. Illumination

    2. シランダス(1999)
     No.1. Allegro
     No.2. Tema e variacoes
     No.3. Rondo: Scherzo

    3. 四季(1983)
     I. Outono(秋)
     II. Inverno(冬)
     III. Primavera(春)
     IV. Verao(夏)

    4. コンスタンサとアナ・ルイサのためのカプリッチョ(1998)
    5. 前奏曲(2004)
    6. 無伴奏ヴァイオリン・ソナタ(2000)


     エマヌエーレ・バルディーニ(ヴァイオリン:1-4,6)
     ハファエル・セザリオ(チェロ:1,2,5)

     録音時期:2022年2月6日(1,2)、10月8日(3-6)
     録音場所:サンパウロ、Jacaranda Audio
     録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
     世界初録音(1,2,4,6)

  • ハーゲン:アート・オブ・ソング

    アメリカの作曲家ダロン・アリック・ハーゲンは、カーティス音楽院でネッド・ローレムに師事したのち、レナード・バーンスタインの勧めによりジュリアード音楽院に進み、デイヴィッド・ダイアモンドらから作曲を学びました。これまでにオペラから吹奏楽曲まで500を超える作品を書き、グッゲンハイム賞、ロックフェラー賞、ケネディ・センター・フリードハイム賞などを受賞しています。
     この『アート・オブ・ソング』は、ホイットマンをはじめ、サッフォーからリンカーン、オーソン・ウェルズらの言葉をテキストに用いた歌曲集。南北戦争以来のアメリカ政治の犠牲となった人々に焦点を当てた『夏』、老いや愛、郷愁など人間の内面を見つめた『秋』、加齢とともに失う純真さと信仰を維持する困難を歌った『冬』、ニューヨーカーの若者たちを描くとともに時代を超えた歌の役割が描かれた『春』の4部で構成されています。(輸入元情報)

    【収録情報】
    ● ハーゲン:アート・オブ・ソング(2019)


     01-05. 第1部『夏』
     06-12. 第2部『秋』
     13-19. 第3部『冬』
     20-24. 第4部『春』

     リリック・フェスト(声楽アンサンブル)
      ジルダ・ライオンス(ソプラノ:01-06,10-14,17,18,20,22-24)
      レベッカ・マイヤーズ(ソプラノ:01-05,08,10-14,17,18,20,23,24)
      エリザ・サザーランド(メゾ・ソプラノ:01,02,05,09,10,12-14,18,24)
      メグ・ブレイグル(メゾ・ソプラノ:01,02,05,09,10,12-14,18,19,22-24)
      ジェイムズ・リーズ(テノール:01-05,07,10,12,14-16,18,20,22-24)
      スティーヴン・エディ(バリトン:01-05,10,12,14,15,18,20-24)
     ローラ・ウォード(ピアノ:01-21,23,24)

     録音時期:2022年5月31日(01-12)、6月1日(13-24)
     録音場所:フィラデルフィア、Gould Rehearsal Hall, Curtis Institute of Music
     録音方式:ステレオ(デジタル)
     世界初録音

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