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avengers in sci-fi【インタビュー】

ROCK NEXT STANDARD

Thursday, November 6th 2008

   インタビュー



text : HORITA (HMV)


--- アルバムの完成おめでとうございます。まずは完成して率直な感想をお願いします。

木幡太郎(以下木幡):割と時間がたっちゃったんで、タイムリーな感想じゃないんですけど、今は結構聴きなれちゃって、いいのか悪いのか分からなくなっちゃてる感じなんですけど(笑)。出来たときは…、レコーディングの時より、曲作りの段階ですごい手ごたえがあって充実感がいっぱいでした。

--- アルバム制作っていうのはどのくらいかかったんですか?

木幡:レコーディングとミックスに丸々1ヶ月。曲作りとか色々含めたら大体半年ぐらいですかね。

--- それはアルバム製作用に楽曲を作り出したんですか?

木幡:もともとアルバム関係無しに曲作りを進めてたんですけど、それプラス、アルバムを作るって段階になってから、またピッチをあげて作ったって感じで、7:3ぐらいですかね。7割ぐらいがアルバム用にピッチをあげて作りました。

--- アルバム制作はがっつりアルバムに時間を割いてという感じだったんですか?それともライブやりながら間をぬってという感じでしたか?

木幡:本当はもっと早く、3月ぐらいにアルバムを出すって話をしてた気もするんですけど(笑)。結局なんやかんやで、なんか延びていって、結果的にがっつり時間をさいてやりました。

--- 前作のアルバムが出てから、フジロックやサウスバイなど大舞台でのライブがありましたが、そのあたりはどうでした?いつもと感じが違うと思うんですけど。

木幡:フジロックは去年…??う〜ん割と与えられたものをこなすみたいな、結構夢中でというか、わけもわからないうちにやるという感じだったですね。それから時間が経って、サウスバイサウスとかは、割りと落ち着いてからのぞめたんで、冷静ではあったんですけど、環境が全然違ったし。あまりにもはじめての体験だったんで、個人的に海外に行くのも初めてだったんで、そういう意味で色々カルチャーショックというか、いい経験になりましたね。

--- 海外でやってみた、手ごたえってどうでした?

木幡:やっぱりノリが全然違うんで、イベント自体が街をあげてのお祭りっていうのもあるから、単純に音楽が評価されたのかな?っていうのはわからないんですけど(笑)。人のノリがオープンで、日本人とは気質が違うなという感じで、すごいオープンに楽しんでくれてるっていう空気でしたね。すごい盛り上がって楽しかったです(笑)。

--- 海外での活動って考えてないんですか?

木幡:あんまり考えてないですね(笑)。周りからは海外向きだよっていわれることもありますけど、まあ日本でもまだ浸透してないんで(笑)。

--- アルバムについてちょっとお聞きしたいんですけど、一曲目「Homosapiens Experience」からかなりアッパーな感じですよね?この曲を一曲目に選んだっていうのは?

木幡:これは一曲目を作るべくして作ったというか、もう一曲目を想定して作った曲で。今回割りと、パンクなテイストの曲を揃えたいなってすごい思ってて、それは前のアルバムの反動からなんですけど、テクノとかエレクトロニカとかの質感の曲をすごい作りたいと思ってたんで、割とソフトな、今回よりは耳障りが良かったというか、いい意味で言えば緻密で洗練された感じはあったと思うんですけど。今回は細かいことをとりあえず置いといて、ロックな勢い、爆発力みたいなものを出したかったんで、一曲目に関して言えば…、アルバムで一曲目って勢いで駆け抜ける曲っていうのがもってこられたりっするなって思ってて、そういうのをやりたかっていうのがありますね。

--- アルバムのトータルコンセプトがあって、そこのオープニングとしてがつんともって来たっていう感じなんですかね?

木幡:そうですね。

--- アルバムを聴かせてもらったイメージなんですけど、「2001年宇宙の旅」のロックバージョンみたいな感じを受けました。

木幡:まさに「2001年宇宙の旅」の世界観っていうのは、このアルバムに限った話じゃなくて、かなり生涯をとおしてというか、追及していきたいイメージなんですけど。エンターテイメントだけじゃなくて、ある種の神聖さというか、崇高さというか、そういうのを…。ポップさというか、表面上の勢いとか、フィジカルに訴えるものとか、そういうのを追求しつつ、「2001年宇宙の旅」を見てて感じる、宗教感的なもの、崇高なものも何か感じさせられるものを作りたいなと、アルバムトータルでの世界観を持った作品を作りたいなと思ってます。

--- アルバム制作の中で、「2001年」以外にインスピレーションを受けたものってありますか?

木幡:そうですね、手塚治の「火の鳥」とか…、「火の鳥」は「2001年」にインスパイアされてると思うんですけど(笑)。あとは前のアルバムでもそうなんですけど「スターウォーズ」とか初期のSFみたいなものに相変わらずインスパイアされてるし、それからなんでしょうね、前のアルバムは80年代のニューオーダーとかエレポップものにずっぱまりの時期に作ったんで、そういう質感が良く出てたと思うんですけど、今回はそういうのにはまる以前に聴いてた、もっと自分の血とか骨になってる部分がもっと出てます。エモとかメロディックとかハードコアとかそういのを聴きなおしてたんで、このCD作ってるときはあんまり他のを聴かなかったんですけど。

--- 今日はBATTLESのTシャツ着てますよね(笑)

木幡:はい(笑)。コレはデザインが好きでよく着てます(笑)。もろBATTLESに影響されて作った曲もあるんですけど(笑)。

--- ちなみにどれですか?

木幡:9曲目です(笑)。今でもみんなでBATTLESって言ってます(笑)。前は無機的なビートを多用したくて、オーガニックなビートとか無しだったんですけど、暗黙の了解というか俺の中でなんですけど、有機的な展開とかも出来るだけしないようにしててんですけど。今回はそういうのを取っ払って、何でもやってみたいっていう意識があったんで、BATTLES的なビートもありかなって思って、まあ前作の反動ですかね。

--- 最近日本のロックシーンが面白い感じになってると思うんですけど、実際シーンの中にいるバンドとしてどうですか?

木幡:うーん俺が嫌だったのは、ポストロックがすごい流行った時に、2000年前半頃の。ポストロックの真似事をしちゃえばかっこいいって、真似事でかっこいいって言われてるバンドがあまりにも多すぎちゃって。本物なバンドももちろんいて、そういうバンドはかっこいいし、周りのバンドでも本物だなと思えるバンドは今でも大好きなんですけど。ただ歌が無けりゃかっこいいみたいな時期があって、頭の中までポストロックになってるバンドはクソだなって常々思ってたんで、そういうバンドが淘汰されてきて良かったかなとは思うんですけど、まだまだ盛り上がりとして足りないかな…。まだまだかっこいいバンドが埋もれてるって気はしますけどね。身近にいるバンドしか良く知らないんで、あまり言えないんですけど、身近なバンドでかっこいいのが揃いに揃ってて、そういうバンド達がもっと日本のシーンを支配しちゃってもいいんじゃないかなと思うんですけど。まだそこまでは至ってないし、相変わらずチャートをにぎわせているバンドっていうのはどうしょもないバンドだな〜って(笑)。相変わらずトップの位置は変わってねーなと。まあミスチルが一番かっこいいっすからね結局(笑)。そこは変わってないなと。

--- そこは変わりますかね?

木幡:どうなんすかね?みんなが目を覚ましてくれれば(笑)。ミスチルがかっこ悪いって言ってる訳じゃないですけど。

--- その中にもっとコアなバンドがいてもいいんじゃないかってことですよね。

木幡:別に俺らがミスチルぐらい売れてても、俺は全然疑問に感じないし(笑)。

--- そういう中で、アヴェンジャーズは本当に期待されているバンドであると思うんですけど、そういう感じはうけていますか?

木幡:う〜ん自信だけはあるんですけど、そういう期待をいただけるだけのことをやってる気がまだそこまで無くて、達してないっていう感じはしますね、底力として。音源とかは出来上がったものを自分で聴けるんで、客観視できるんですけど、ライブとかは観れないんで、どの程度のことをやれてるのか全然わかんないし、全然足りてない…足りてないから、期待を受けられることをやってるのかまだわかんないですね。

--- では逆に最近気になってるバンドとか、良く聴いているバンドとかはいますか?

木幡:アルバムが出来てからまたCD買ってるんですけど、UKの新人バンドとかでいいのはいますね。Late of The Pierとか割と好きなんですけどね。世間的にはハイプな感じっぽいですけどね(笑)。5年後にいるかどうか分からない感じですけど。

--- 日本の中では?

木幡:日本では相変わらず身近なバンドが好きっすね。LITEとかthe chef cooks meとかWooderd ChiarieとかTelephonesとかね。もろ周りのバンドなんですけど(笑)。

--- みんなかっこいいですもんね。それでは今後のアヴェンジャーズの展開などをお願いします。

木幡:現実的なところでは次の曲をつくりたいなって、どんな曲を作ろうかなと構想してるところなんで、それをまとめて早く次の曲を作りたいっていうのが一番ですね。それからスポーツ選手みたいな言い方になちゃいますけど、次のライブをって感じですね(笑)、イチローみたいに次のヒットをみたいな感じです(笑)。

--- アジカンとのツアーも控えてますもんね。では最後にご覧の皆さんへ一言お願いします。

木幡:『Science Rock』、ポップかつロックでありつつ、トータルな世界観で統一された大傑作だと自負しておりますので、皆様コレを聴かないと損ですよ(笑)。聴いて欲しいです!聴いていただかないことには始まりません(笑)

--- ありがとうございました!

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02 Save Our Rock
03 Ibiza Sunset
04 Sci-Fi Age Riot
05 Starmine Sister
06 Heartbeat Satellite(S.O.S From Sci-Fi Planet .A)
07 Space Diamond(S.O.S From Sci-Fi Planet .B)
08 Minneapolis
09 Beats For Jealous Pluto
10 Science Action
11 Itsuka_Mata_Ucyu_
No_Dokoka_De.


 Keyco CD Price Of Fame

01 Are You Ready To Strikes Back??
02 Avenger Strikes Back
03 Nayutanized
04 Asteroid Girl
05 Speed Of Love
06 Darkside Of A Nation
07 電影少年
08 Tico's Endless Summer Song
09 Dance To The Future
10 Nc And The Cosmic H.A.S.E. Band
11 Sci-Fi Music All Night
12 Avengers Go Home
13 夢中遊泳 (Bonus Track)


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