matthias tanzmann
Friday, February 22nd 2008
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matthias tanzmann インタビュー
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「DJであらゆる都市を廻った経験や感じた事を昇華させて、それを形にしたかったんだ。」
matthias tanzmann うちのレーベルは2人で運営しているんだ。本当はこの質問はメインでレーベルの管理をしているアンドレに答えてもらいたい内容なんだが…そうだね、まず判断力が必要だね。 リリースするのかしないのか、どこの地域を選ぶかとか、どの曲を選ぶか…。そして決定した事には全て責任を持たなければならない。曲にも、そのアーティスト自身に対しても責任を持つべきだし、リリースに伴うリスクにも、それら全ての判断に対してもね。 で、もしリリースが決まったとしたら、それが良いタイトルになるかどうか、プロダクションのクオリティーはもちろん、すべてのプロモーション・ワークの確認をして、それに対しての金銭面の管理などにも気を遣わないといけないね。 でも、やっていて本当に全てのリリースがまるで自分の子供のようで、とてもすばらしい出来事だと思えるんだ。だから、色々デメリットもあるかもしれないけど、すべてを自分たちでやっている。 --- moon harbourは本当に優れたアーティストの作品を数多くリリースしていると思うのですが、その秘訣みたいなものがあれば教えてください matthias tanzmann どうもありがとう。いつも送られてくるデモCDなどの中から良い作品やアーティストを選んでリリースしているよ。それで良いクオリティーレベルをキープしている。さまざまなテイストのクオリティーミュージックをリリースしていくという姿勢でいるよ。
matthias tanzmann これは僕の初のソロ・アルバムなので、とても興奮している。感想は…ある意味で何が起こるか、例えばみんながこれを気に入るのか、そうでないのか、どう受け取ってもらえるのか、どう反応するのか、それを知りたいと思っているよ。とにかく、色々な意味で楽しみだよ。 --- CDアルバムとしてリリースされることで、制作時に気を使った部分はどういうところでしょうか? matthias tanzmann 普段たくさんのDJをこなしている中で、ミックスアルバムを作ってみたくなったんだ。DJであらゆる都市を廻った経験や感じた事を昇華させて、それを形にしたかったんだよ。だからこのアルバムには昨年からの自分のDJスタイルだったり、さまざまな体験が反映されていると思う。
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matthias tanzmann プロフィール |
Daniel Scholz(ダニエル・ショルツ)とのデュオ gamat 3000名義で'90年代から活動し、dessousやfreude am tanzen、fm musikといった好レーベルから作品をリリース、ジャーマン・ハウスのシーンに瞬く間にその名を轟かせたmatthias tanzmann(マティアス・タンツマン)。'99年夏には、「feeling love」をリリースし、日本でもカルト・ヒットとなる。2000年より自らのレーベルmoon harbourを立ち上げ、現在ではホームグラウンドと言える地元ライプチヒのクラブdistilleryを始めミュンヘンやベルリンのクラブを拠点にして活躍中。2007年末には本アルバム「Restless」に先駆け、シングル「Rugby」をリリースし「ミニマル・サンバ」を提唱している mathias kaden(マチアス・カデン)のリミックスも収録されフロア・ヒットしている。
http://www.matthiastanzmann.com
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