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「アフガン ドキュメント」穴沢健郎&村山達哉インタビュー

Friday, February 8th 2008

無題ドキュメント
アフガン・ドキュメント

「アフガン ドキュメント」
穴沢健郎&村山達哉インタビュー

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「40代の人に何が出来るか?」(3/3)
(…続き)


--- すごくおもしろそうですね。そうなると、アフガニスタンにこだわっているわけではなくて、40代の人がもう1度原点に帰って、何ができるか、何を発信するのかというのがテーマなんですね。

村山 はい、そうですね。ただ、アフガニスタンはせっかく接点のできた場所で、かつデジタルハイビジョンの技術っていうのは、日本は世界でも屈指の技術を持っているので、今後この合作映画を基にして、我々から提供できる技術とか、例えば、ソニーさんがスポンサーになってくれれば、ソニーさんとカブール大学が提携して、実験データを撮っていったりとか、いろいろそういう、NPOだからこそできる、非営利だからこそできるいろんなことを。
  やっぱりね、コンサルティングになったらね、何かね、かっこ悪いのでね。我々が間でつなげるところはどんどんやっていきたいなって思いますね。

--- 本当に、このアクションが橋渡しになってますね。

村山 3月に第3回の映画祭をするんですけど、それは、日本工学院さんにカブール大学の学生さんも連れてきて、お互いのハイビジョン撮影の苦労とか工夫で出来た新しい裏技とか、そういうのの交流会も計画していて。いずれは本当に、工学院さんとカブール大学さんとで何か、文化的な共同事業が出来ないかなっていう。

--- 生徒さん同士で・・・。

村山 そうですね。その第一歩になればと思ってます。

穴沢 企業がCSRとか環境とかを考え出して、そういうお金になりそうにないようなことが、結局はなると思うんですけど、社会性っていうのは問われてるし、企業も自分達の出来ることとして考え始めているので、こういうことは本当に、時代の流れかもしれないですね。

--- 最近よく思うのは、若い人達は、おもしろければ媒体にこだわらず、何に対しても興味を持つっていう柔軟性があると思うんですね。携帯だけでも十分に、情報を得ることだってできるようになってきましたし。携帯小説っていうものも、今までだったら、本っていう一つの媒体しかなかったものが、そうやってどんどん派生して大きくなっているので、時代はどんどんそういう風になっていて。その中でしっかり考えてどう伝えたいか、自分さえ明確にヴィジョンがあれば、いくらでも可能性もあると思いますし、表現の幅が本当に広がりますよね。こんなお話を聞いていたら、私もすごくわくわくしてきてしまうんですけど。

穴沢 そうですよね。メディアが増えていくってことは、絶対的にいいことですよね。それをどうアウトプットしていくか、
どういうコンテンツに載せていくのかっていうのが、今後特に問われると思いますね。

「本当のアフガニスタンは?」に続く…

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