「アフガン ドキュメント」穴沢健郎&村山達哉インタビュー
Friday, February 8th 2008
![]() |
「アフガン ドキュメント」
|
|
| Contents | |
|
「40代の人に何が出来るか?」(2/3) (…続き)
村山 過剰にとにかく、わかるようにわかるように、情報をつめ込もうとするんですよ。例えば、今流行ってる携帯小説とかは、画面に描かれてることが全てで、それ以外のものがないから、「これって、何かの情報番組なんじゃないの?」って思ってしまう、今日この頃で(笑)。 --- (笑)きっと、考えることをしなくなってしまったんですよね・・・。 穴沢 そうですね。ここまで提示しないとだめになってきてしまいましたよね。ちょっとぶれるかもしれないんですけど、文章を書く時に、「文章読本」っていう谷崎潤一郎の、文章教室みたいな本があるんですけど、その中に「点は打ち過ぎるな」とかいろいろテクニカルなことも書かれていて。 --- 含蓄、深いですね。わたしの好きなデザイナーの方がよくおっしゃっているのは、デザインは「空間があってこそ」なんだそうです。だから、「空間がないとだめなんだ」って、お話されていて。それは、含蓄のようなものですよね・・・。これから、第2弾第3弾と続いていく時に、今後はどういったものが撮りたいなどの構想はありますか? 村山 あの今実は、アフガニスタンで初めての、フルハイビジョンのムービーで今度はフィクションで今撮影してるんですけど、元がソ連と結びつきが強かったので、みんな35mmで映画を撮ってたんですよ。でもそんな経済状況じゃないので、我々からハイビジョンのカメラを寄贈したりして。どうしてもアフガンだと、タリバン時代の悲惨な現実を作る映画しか撮ってなかったので、一般の人が映画を観ないんですよ。タリバン時代の記憶に新しいことって。
続く…
|
|
| Contents | |
最新インタビュー |
ジャパニーズポップス ロック&ポップス ダンス&ソウル ジャズ/ワールド/イージーリスニング TV & 映画
|
![]() |


