ポーランドのヴァイオリン作品集 第2集〜シマノフスキ、ポルドフスキ、バツェヴィチ　ジェニファー・パイク、ペトル・リモノフ

ジェニファー・パイク新録音！ ポーリッシュ・アルバム第2巻！

2002年のBBCヤング・ミュージシャン・オブ・ザ・イヤーに史上最年少の12歳で輝き、「Chandos」から世界の舞台へと颯爽と羽ばたいたイギリス・ヴァイオリン界の麗しきミューズ、ジェニファー・パイク。2019年にリリースし、BBCミュージック・マガジンでは「チェンバー・チョイス」に選ばれた「ポーランドのヴァイオリン作品集」の続編が登場！
　単なる音楽面での探求だけではなく、自身のルーツ（母親がポーランド人）からも特別な思い入れを持っているというジェニファー・パイクのポーランド・アルバム。入魂の第2巻は、シマノフスキのヴァイオリン・ソナタ、子守歌、3つのパガニーニ・カプリスから始まりますが、注目はポルドフスキとグラジナ・バツェヴィチ、2人の女流作曲家のレア・レパートリーたち。ポーランドを代表するヴァイオリニスト、ヘンリク・ヴィエニアフスキ（ヴィエニャフスキ）の娘としてベルギーで生まれ、ポーランドとベルギーの血を引きイギリスに移民したポルドフスキ（本名はイレーヌ・レジーヌ・ヴィエニアフスカ）のヴァイオリン・ソナタとタンゴはパイクにとって大きな発見となり、この「ポーランドのヴァイオリン作品集第2巻」の実現にも結びつきました。特に和声の使い方に多様性を感じるという彼女の音楽がもっと広く演奏されることを願って、真摯な演奏で収録されています。（輸入元情報）

【収録情報】
● シマノフスキ：ヴァイオリン・ソナタ ニ短調 Op.9
● シマノフスキ：アイタコ・エニアの子守歌 Op.52
● シマノフスキ：3つのパガニーニのカプリス Op.40
● ポルドフスキ：ヴァイオリン・ソナタ ニ短調（c.1912）
● バツェヴィチ：ポーランドのカプリス（ヴァイオリン独奏）
● ポルドフスキ：タンゴ

　ジェニファー・パイク（ヴァイオリン）
　ペトル・リモノフ（ピアノ）

　録音時期：2021年3月3-5日
　録音場所：イギリス、サフォーク、ポットン・ホール
　録音方式：ステレオ（デジタル／セッション）