ショパン (1810-1849)
新商品あり

ショパン (1810-1849) レビュー一覧 9ページ目

ショパン (1810-1849) | レビュー一覧 | CD、DVD、ブルーレイ(BD)、ゲーム、グッズなどを取り扱う【HMV&BOOKS online】では、コンビニ受け取り送料無料!国内最大級のECサイトです!いずれも、Pontaポイント利用可能!お得なキャンペーンや限定特典アイテムも多数!支払い方法、配送方法もいろいろ選べ、非常に便利です!

商品ユーザーレビュー

2119件
並べ替え: 新着順| 共感数の多い順| 評価の高い順
  • 古い演奏ですから、録音に期待しても無理です。でも、...

    投稿日:2009/09/26

    古い演奏ですから、録音に期待しても無理です。でも、このセットはおもしろい。協奏曲2番なんて、コルトーとルービンシュタインの聞き比べができる。おまけに、両方とも指揮はバルビローリ。楽しいでしょ。今まで、ソロモンでショパンを聞いたことないし、バックハウスも同様。それが良かったりしたら、結構得した気分になります。優雅にお茶でもしながらショパンという方にはお勧めしがたいですが、いろいろな演奏で、という方でしたら、なにせ飛びきりの演奏者ばかりですから、相当楽しめますよ。

    oja さん

    7
  • アダム・ハラシェヴィチの演奏はどれも好きだが特に短...

    投稿日:2009/07/15

    アダム・ハラシェヴィチの演奏はどれも好きだが特に短調系はかなり良い。 ノクターン18番・20番・21番、ワルツ3番・10番・19番、プレリュード4番・6番、エチュード19番etc… 個人的にあまり好みでない演奏もありますが、CD10枚でこの値段であればOKだと思います。 なお、バラードの第1番は、この作品集に収録されている録音よりもPhilips Duo Series の「The Best of Chopin」の2枚目の9曲目に収録されている演奏の方が個人的には好きです。

    MS さん

    7
  • ショパンは、やはりピアノの作曲家である。ピアノ協奏...

    投稿日:2005/02/12

    ショパンは、やはりピアノの作曲家である。ピアノ協奏曲とは考えずに管弦楽伴奏付ピアノ曲と考える方が無理がないようである。ピアノに寄り添う管弦楽部と考えるとショパンの特性がより鮮明になる。しかし、ツィマーマンの管弦楽部は思い入れが強すぎ、濃密で重たいものにしてしまっていてショパンを殺してしまっているような気がして今一度好きになれない。

    shiro さん

    7
  • 4つのスケルツォはその激しさ、シリアスさにおいてシ...

    投稿日:2021/10/11

    4つのスケルツォはその激しさ、シリアスさにおいてショパン全作品中でも高峰の一角をなす重要なジャンル。ほとんど時を同じくしてチョ・ソンジンの新録音も出た。あちらも切れ味鋭く、端麗な申し分ない出来ばえだったが、この録音はもはや別格とさえ言える。ベアトリーチェ・ラナを「新鋭女流ピアニスト」ぐらいに思っていた認識を改めねばなるまい。1番、2番、4番とも中間部は悠然と歌うが、主部もまた畳みかける所と立ち止まる所のコントラストが鮮やか、しかも間のセンスが実にいい。1番などホロヴィッツのように一気呵成に突進するかと思いきや、最後まで余裕綽々だ。2番も冒頭の応答音形から左手のえぐり、右手高音部のきらめくようなタッチに至るまで、この聞き慣れた名曲を初めて聴くよう。誰とも似ていない個性的な演奏と言えば、思い浮かべるのはポゴレリッチ、プレトニョフ(2000年カーネギー・ホール・ライヴ)だが、表情の多彩さでは彼らを凌ぐほど。練習曲集 Op.25もまた凄い。この曲集では、かつてのポリーニの録音が無敵だと思っていたが、ラナを聴いてしまうとポリーニですら音楽の縦構造、ポリフォニーの把握に弱点があったことを思い知らされる。

    村井 翔 さん |60代

    6
  • 青春時代はホロヴィッツのLPと共にあった、と言っても...

    投稿日:2020/02/10

    青春時代はホロヴィッツのLPと共にあった、と言ってもよい私にとってこれは有難いCDセットです。ホロヴィッツのように「練習曲・前奏曲・バラード・スケルツオ全曲」などと言った企画は絶対に録音しないピアニストのショパンをこれだけまとめて聴けるのですから文句はありません。 鋭い刃物が暗闇から閃光と共に繰り出される、と言った月並みな表現をさせていただきたいショパンでいた。 しかし、ホロヴィッツは生前、LP・CDのリカップリングに否定的だったそうですから、このセットが必ずしも彼の意向にあったCDであることには疑問です。

    古き良き時代 さん

    6
  • まさに三拍子の競演といった趣のある一枚。このピアニ...

    投稿日:2016/01/07

    まさに三拍子の競演といった趣のある一枚。このピアニストにしては珍しくルバートを多用しますが、うまくアタックを効かせているため拍子感が崩れません。どこぞの国の演歌歌手がルバートしまくった挙句、ほとんど無拍子の様相を呈してしまうのとずいぶん違います。昨年彼女がリリースしたゴルトベルク変奏曲も三拍子。あそこですべてのリピートを実施しながらリスナーを飽きさせることが無かったのは、ダイナミクスとハーモニーのコントロール、そして何より精妙なリズム感覚の賜物でしょう。今回のワルツ集もそれと同じです。ルバートが気に入らないという意見があるようですが、渡辺和彦氏に倣って彼女のワルツをスイーツに譬えると、濃厚なクリームや匂い立つ香料をふんだんに使った洋菓子といったところ。こうした欧州伝統の美食はしかし、人によっては胃にもたれるかもしれません。彼らはカロリーの高い洋菓子よりさっぱりとした和菓子の方が良いのでしょう。とはいえ、この贅を尽くした味覚を楽しまないのはモッタイナイ。

    QBE さん

    6
  • 愛聴盤だった初出Discが所在不明で泣いていたところ(...

    投稿日:2014/03/20

    愛聴盤だった初出Discが所在不明で泣いていたところ(だらしないです) 店頭で廉価盤見つけ衝動買い。久しぶりに聴いたがやっぱり素敵。大家のおじさん達の演奏ではしっくり来なかった作品が彼女によればショパンの代表作のようにきこえる。 彼女がこの曲集の中で好き放題歌いおどる様を感じてほしい。意味が、解釈が、なんてこと関係なし。彼女の ぎりぎりかもしれないルバート、そっと鍵盤に指を置くかのようなタッチ。彼女の世界で夢見心地。 この演奏を聴くと夜想曲との邦訳がいかに名訳か合点がいくと思う。全曲とも素敵だが、特に遺作での余韻などは思春期に聴けばどうにかなってしまうのではと思うほどしみこんでくる。

    なっちゃん さん

    6
  • 2009年リリースのピアノ協奏曲以来、約4年ぶりのショ...

    投稿日:2013/11/15

    2009年リリースのピアノ協奏曲以来、約4年ぶりのショパンです。さて、ショパンは遺作を含めて15曲ほどポロネーズを残していますが、このアルバムでは演奏会で取り上げられる機会の多い、ショパンの生前に出版された7曲を弾いています。演奏スタイルはブレハッチらしいタイトなもの。フォルテはとても力強く、ピアニッシモはとても繊細で美しい!! このピアニッシモの繊細さは、私が聴いたかぎり前回2010年のショパン・コンクールの入賞者にはないものです。また、曲間を長く取ることで各曲の独立性を重視しながら(実際には作品26と40は2曲セットでの出版なので、あまり曲間を取らない解釈もアリです)、全体的に速いテンポで颯爽と進んでいきます。曲間が長いにも関わらず、トータルタイムは私が持っているディスクのなかで最短の54:47。 参考までに、同じポロネーズ第1〜7番を録音している他のピアニストで、私が所持しているディスクのタイムも書いておきます。 ●アルトゥール・ルービンシュタイン(RCA‐1964) 59:21 ●サンソン・フランソワ(EMI‐1968〜69) 55:51 ●マウリツィオ・ポリーニ(ドイツ・グラモフォン‐1975) 61:55 ●ヴラディーミル・アシュケナージ(デッカ‐1976〜84) 57:50 フランソワはサラッと弾き流している印象があり、短いのは納得なのですが、このブレハッチがそれよりも短いとは驚きです。ポロネーズといえば、元はオーケストラ伴奏つきの作品ですが、『アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ』もぜひブレハッチに録音してもらいたいですね。ちなみに、HMVレビューにある録音場所は誤りのようです。正しくは、ブレハッチもこれまでの録音に使用しているハンブルクのフリードリヒ・エーベルト・ハレ(Friedrich-Ebert-Halle)。以前、HMVレビューの間違いを指摘するレビューを投稿したら、訂正だけされて私のレビューは掲載されませんでした。訂正も大事ですが、せっかく書いたのでちゃんと載せてくださいね!

    CHOPINIST さん

    6
  • Beethoven などと比べると Chopin は数段落ちると感じ...

    投稿日:2013/07/04

    Beethoven などと比べると Chopin は数段落ちると感じていた私の認識を変えてくれたのがマガロフだ。15年くらい前ノクターンを聴いたとき余りの美しさに絶句。マガロフの Chopin は神々しいまでの美しい音色で、純音楽的に楽譜通りに弾いていく。なのに哀しみが曲の隅々まで染み通っているのだ。純粋で透明な清らかな哀しみに満たされて、心が洗われていく至福の時。聴き手にに媚びたり、ひけらかしたりというあざといことは一切しない。こんなに格調高い Chopin はマガロフ以外には聴けない。エチュードやソナタなどのテクニックを要する曲でも破綻はない。若い頃はかなりのテクニシャンだったはずだ。そりゃポリーニのエチュードは凄いが、私はマガロフのテクに不満はない。よくぞこんな全集を遺してくれたものだ。神に感謝したいくらいだ。音楽評論でマガロフはほとんど取り上げられないが、私はマガロフの Chopin を評価しない評論家などは絶対に信用しない。Chopin が孤高の独立峰であることを証明する歴史的名盤と言える。ニュートンは初めて買うレーベルだったので音が心配だったが、音はかなり良い。

    greyfalcon さん |50代

    6
  • ショパンのノクターンの世界の中でピレシュの個性、...

    投稿日:2013/06/12

    ショパンのノクターンの世界の中でピレシュの個性、感性が自由に羽ばたいている印象。限りなく自由であるけれどショパンの世界を壊すどころかより一層輝かせてくれています。  特に、後期の曲の演奏のすばらしさについて、何と表現すればよいのか…。ぜひ皆さんにもこの★10個の喜びを味わっていただきたいと思います。

    mio さん |60代

    6

既に投票済みです

ありがとうございました

%%message%%