ショパン (1810-1849)
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ショパン (1810-1849) レビュー一覧 7ページ目

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商品ユーザーレビュー

2119件
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  • 清々しく爽やかなショパン演奏。フレージングに癖がな...

    投稿日:2012/07/29

    清々しく爽やかなショパン演奏。フレージングに癖がなくテクニックが優れているので、聴きだすとワクワクしながらあっという間に1枚聴きとおしてしまう。年代別の曲配列も良い。ショパン全集の中でもトップ級の名演ではないでしょうか。惜しむらくは、CDが1枚ごとのプラケースに入っていて12枚を紙箱に収めたものなので、収納に嵩張ること。もっと手ごろな値段になって省スペースなケースになれば、さらに商品としての魅力が増すのでは。

    tamos57 さん

    7
  • これぞショパン!ショパンのピアノ協奏曲といえば、とかくオーケス...

    投稿日:2012/02/15

    これぞショパン!ショパンのピアノ協奏曲といえば、とかくオーケストレーションが貧弱といわれる。それゆえ、往年のピアニストは平気で大胆なカットを施してきた。他にも、ツィマーマンのように濃厚なルバートとポルタメントで味付けしたり、スクロヴァチェフスキのように音符を足したり、要は“改竄してナンボ”のように扱われ続けてきたのである。しかし、そうした風潮が果たしてどれだけ作品理解に寄与してきたかと考えると、かなり疑わしいと思われる。本盤は、この疑問に対する回答の一つとなるだろう。1849年(つまりショパンの没年)に製作されたエラールと、ブリュッヘン率いる18世紀オーケストラの真正古楽器とのコラボレーションによって、作品本来の響きと味わいが見事に再現された。逆説的に述べれば、単純なオーケストレーションを肥大化したオーケストラでやるがゆえの物足りなさが、今日までの批判を生んだと言えまいか。本盤は、作曲家が思い描いたであろう音色、演奏法、規模を踏まえた上で、現代的な感覚や表現意欲を加味していくことがどれだけ大切かを、身を以って知らしめているようだ。

    遊悠音詩人 さん

    7
  • 音の一つ一つがダイヤモンドのように輝いている。音楽...

    投稿日:2011/12/15

    音の一つ一つがダイヤモンドのように輝いている。音楽全体的にはまさに「完璧」。この録音の登場はピアノ音楽の録音史上のある種の事件だったのではないか。

    静流 さん

    7
  • ポリーニの残したショパン演奏の偉業を鳥瞰したかった...

    投稿日:2011/11/13

    ポリーニの残したショパン演奏の偉業を鳥瞰したかったので買い求めました。彼の超絶技巧を知る絶好のチャンスを与えて頂き感謝しています。 それにしても、9枚組でこの価格は破格の値段です。

    KS さん |40代

    7
  • 何年も前から所持していて、初めの頃は、余りの完璧な...

    投稿日:2011/11/01

    何年も前から所持していて、初めの頃は、余りの完璧な演奏に感動して、毎日聴いていたものです。これを聴いてからバラード第4番を練習したくらいです。 が、何年も聴いているうちに、だんだん、鼻につくようになってしまいました。 技術も構成も完璧ですが、スラーの閉じ方、フレーズ中の最高音の直前の音の扱い方が、なんとなくいやらしく聴こえるようになったのです。 自分が疲れてるのかもしれないのですが。 一生寄り添うには強すぎるというか、慈しみたいとは思えません。 だからといって、他にこれ以上うまく弾けてるピアニストを知りません。 なので、最近はバラード自体を聴かなくなりました。 ヤヴォンスキがバラードを出してくれること願います。

    ごるし さん |30代

    7
  • バレンボイムのDGへの移籍第1弾となったCDの登場...

    投稿日:2011/05/05

    バレンボイムのDGへの移籍第1弾となったCDの登場だ。本CDにおさめられた曲目は、生誕200年を記念したショパンのピアノ協奏曲第1番及び第2番である。バレンボイムと言えば、ピアニストとしてはベートーヴェン弾きやモーツァルト弾きのイメージが強く、しかも近年では指揮者としての活動(それもドイツ音楽がレパートリーの中心)が目立っていることから、DGへの記念すべきデビュー盤がショパンの楽曲であるというのは、ショパンイヤーであることに鑑みても、大変意外であるというのが正直なところであった。確かに、本演奏で聴くショパンは、他のピアニストによる同曲の演奏とは一味もふた味も異なっていると言える。ある意味では、ベートーヴェン風の重厚なドイツ風のショパンと言えるところであり、一音一音を揺るぎない力強い打鍵で弾き抜いていくピアニズムは、あたかもベートーヴェンのピアノ協奏曲を弾いているような趣きがあると言っても過言ではあるまい。それでいて、両曲の緩徐楽章における情感の豊かさは美しさの極みであり、表現力の桁外れの幅の広さは、さすがはバレンボイムであると言える。いずれにしても、本演奏はショパンのピアノ協奏曲の演奏としては異色の部類に入る演奏ではあると言えるが、立派さにおいては比類がない演奏でもあり、ショパンの音楽を陳腐なサロン音楽と批判する者に対しては、強烈なアンチテーゼとなる演奏であるとも考えられる。私としては、ショパンの音楽をベートーヴェンの音楽の次元にまで高めることに成功した素晴らしい名演と高く評価したい。そして、バレンボイムの重厚なピアニズムをしっかりと下支えしているのが、気鋭の若手指揮者であるネルソンスと、バレンボイムの手兵でもあるシュターツカペレ・ベルリンによる名演奏だ。このコンビによる爽快ささえ感じさせる演奏は、とかく重厚で重みのあるバレンボイムのピアノ演奏に、適度なあたたかみを与えていることを忘れてはならない。録音もSHM−CDによる非常に鮮明な高音質であり、本演奏の価値を高めるのに大きく貢献していると言える。

    つよしくん さん |40代

    7
  • 同時発売のショパンのピアノ協奏曲第1番及び第2番と...

    投稿日:2011/05/05

    同時発売のショパンのピアノ協奏曲第1番及び第2番と同様に、バレンボイムのDGへのデビュー第1弾となるCDの登場だ。本盤には、ショパンの幻想曲やピアノ・ソナタ第2番を軸として、ポロネーズ「英雄」や子犬のワルツ、舟歌と言った有名な小品が収録されている。これらの演奏は、いずれも、ショパン生誕200年を記念してワルシャワで行われたコンサートのライブ録音であり、このコンサートは、バレンボイム自身の演奏活動60年を記念するものでもあったとのことだ。バレンボイムは、近年では指揮者としての活動が中心であり、ピアニストとしても、ベートーヴェンやモーツァルトなどの独墺系の作品をレパートリーの中心に掲げてきている。したがって、バレンボイムのショパンというのはぴんと来ないというのが正直なところであるが、前述のような記念となるコンサートの曲目としてショパンを選んだところに、バレンボイムのショパンへの深い理解と愛着を感じることが可能だ。それにしても、バレンボイムのピアニズムは重厚で彫が深い。あたかも、ベートーヴェンのピアノ・ソナタに接するのと同様のアプローチで、ショパンに接していると言えるだろう。したがって、ショパンのピアノ曲に特有の愉悦やユーモアと言った側面にはいささか欠けると言わざるを得ないが、各楽曲の本質に潜んでいる寂寥感や人生への絶望感などに切り込んで行く鋭さには無類のものがあり、いわゆる音楽の内容の根底にある精神的な深みの追及に関しては、他のピアニストの追随を許さないような奥深さがあると言える。かかる演奏は、ショパンの音楽を陳腐なサロン音楽と見做す考え方に対する強烈なアンチテーゼとさえ言えるだろう。このような重いショパンは願い下げという聴き手もいるとは思うが、私としては、ショパンの音楽を、それこそベートーヴェンの音楽の高踏的な次元にまで引き上げることに成功した素晴らしい名演と高く評価したい。録音もSHM−CDによる鮮明な高音質であり、本名演の価値を高めるのに大きく貢献しているのを忘れてはならない。

    つよしくん さん |40代

    7
  • 記録的な録音のコルトーやリパッティは別として、ショ...

    投稿日:2011/05/02

    記録的な録音のコルトーやリパッティは別として、ショパンを聴くにはルービンシュタインかポリーニかなと思います。ファースト・チョイスには、やはり当盤をお薦めします。一枚ずつコツコツ集めたのに1枚250円でコーヒー一杯より安いとは、クラッシック・ビギナーは、まず当盤を!

    TKOクラシック さん

    7
  • ハラシェヴィッチの1960年代のショパンはデッカの...

    投稿日:2011/03/03

    ハラシェヴィッチの1960年代のショパンはデッカの箱で出たが、その中でマズルカ集は一見普通っぽいが不思議な魅力に惹かれた。小曲集等の余白に録音したものをコツコツためてCD一枚分になったのにもビックリしたが、全集になっていない所に口惜しいものがあった。そこになぜか出てきたのがこれ。普通期待するとそれ程でもないというパターンが多いが、これははるかに期待以上。シュトンムプカ、チェルニー=ステファニスカ、ルービンシュタイン等のおっとり刀ではなく、速めのテンポに独特のルバートがかかる。速いだけに、マルクジンスキーのような粘着力こそないが、一曲一曲の独自性に思わず聴き入ってしまった。録音年代は詳細に書いてないが、時によってはミケのような古いスタインウェイを使ってるのではないかというような音を感じることもあるものの、全体の音は結構揃っている。またナショナルエディション準拠という訳でもない。現在エキエルらと並んでポーランドの権威みたいな感じになっているので、半端なものは出せなかったのだろうが、快活かつポーランドの匂い濃厚という点で非常に歓迎出来る全集が出たと言える。

    ぬぬぬ さん

    7
  • アダム・ハラシェヴィッチは、30年前に私が初めてシ...

    投稿日:2011/02/25

    アダム・ハラシェヴィッチは、30年前に私が初めてショパンに出会った<ショパンの心>というレコードのピアニストであった。それからショパンにのめり込むようになってしまった。ポーランド人で第5回ショパンコンクール優勝者であるが、新譜は私の知る限り1992年まで出されず、いつも1960年代の録音を繰り返し聴いてきた。カセットテープで聴いていた英雄ポロネーズは、まさにポーランド人のハラシェヴィッチにしか弾けないポロネーズの間合いがあり、格調高く、変イ長調がハ長調になるくらい狂うように聴きまくった中学生時代が懐かしい。いまだにハラシェヴィッチ以上のショパン弾きは出ていない。特に、ノクターン・ポロネーズ・ソナタ・マズルカは最高峰である。そのハラシェヴィッチがなんと新録音を出したのである!それもマズルカ全集を!技術的には1960年代のようにはいかないが、この自然さ、懐かしいハラシェヴィッチ節ともいえる優しさが滴る美しい音で初めて最新録音で聴ける。マズルカ演奏の最高傑作であろうと思う。なんとなくマズルカっぽく弾こうとして失敗する演奏が多い中、こんなに自然にこの難しい曲集を弾けてしまうのは奇跡に近い。ダン・タイ・ソン、ルイサダの最新録音も色あせるほどの本物である。ハラシェヴィッチには改めてじっくりショパンを最新録音で聴かせてほしい。せめて、ノクターン全集は実現させてください!!

    ジュピター さん |40代

    7

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ありがとうございました

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