パウル・バドゥラ=スコダ激賞!
ヨーロッパで注目されている期待のピアニスト、シオヴェッタ
シューベルトの傑作、変ロ長調のソナタに挑む!
1976年ジュネーヴ生まれのファブリツィオ・シオヴェッタがシューベルトの傑作に挑む! シオヴェッタはパウル・バドゥラ=スコダ、ジョン・ペリー、ドミニク・ヴェーバーなど、世界の名だたる名教師・ピアニストに師事し、ソロはもちろんのこと室内楽、声楽の伴奏、そして即興演奏など様々な演奏形態の作品を積極的に学んできました。師のバドゥラ=スコダは彼の演奏を激賞し、繊細にして熱い感情が伝わる演奏に尊敬の念をもっています。シオヴェッタのソロのディスコグラフィとしてはこれまでにシューマンのピアノ作品がリリースされていましたが、Clavesレーベル初登場となる当ディスクでは得意のシューベルトを取り上げております。曲はピアニストとしての真価が問われる名作変ロ長調のソナタ、そして『楽興の時』です。
一音一音の粒立ちの良さと美しく光り輝くタッチ、そして絶妙なペダリングと、30代半ばにして実に見事なまでの演奏を聴かせてくれます。長らくシューベルトのリート作品の伴奏などを学んできたことからもわかるように、シューベルトの意図する解釈に真摯に向き合い音楽を丁寧に構築していることが伝わる秀演です。今後のさらなる活躍を期待せずにはいられない注目のピアニストです。(キングインターナショナル)
【収録情報】
シューベルト:
・ピアノ・ソナタ第21番変ロ長調 D.960
・楽興の時 D.780
ファブリツィオ・シオヴェッタ(ピアノ/Steinway & Sons)
録音時期:2011年4月27-29日
録音場所:スイス
録音方式:ステレオ(デジタル)