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ユローヂィヴィ さんのレビュー一覧 

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     2011/06/09

    ヴァイオリンと弦楽オーケストラのためのアリアが良かった。

    44歳の若さで亡くなっているがもうすこし生きていたら独自の作品を書いていたかもしれない。

    自分の芸術の模索半ばで亡くなっている。

    ピアノ三重奏ではバッハに学んだものを出して来たり、ピアノ協奏曲ではどこかガーシュインのようだったり面白い所はいくつかあった。

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/06/09

    レヴァインの指揮は個人的に好きな方ではないのだが、この演奏にはかなり共感が持てた。そんなに好みではないというものの、レヴァインの録音はわりと多く持っていて、その中でもこれはベストに入るものの一つではないか?

    オーケストラの演奏が特に美しく、ロシア的な香りより純粋に音楽的な魅力を引き出しているといえる。

    「手紙の場」での音楽の盛り上げ方がいかにもレヴァインらしくまるでアメリカの映画音楽のようでこういった音楽作りにはいつも首をかしげたくなる。(ここではそれほどチープさはないのだが。)

    「手紙の場」の後のタチアーナと乳母のやりとりから第1幕第3景がとても良かった。

    第2幕第1景も指揮が少し乱暴に感じるが音楽が持つ楽しさは十分伝わって来る。

    レンスキイを歌うシコフが素晴らしい。

    『オネーギン』のCDはハイキン、フェドセーエフ、ビシュコフ、カチャロフ、ショルティのものを持っているがその中でレヴァインの演奏が一番納得というか共感できた。

    グラモフォンの録音技術も素晴らしく、細部までよく聴きとることができる。

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/06/08

    作品も、そして演奏も素晴らしい。

    この作品が知られていないことが残念でならない。

    スヴェトラーノフはこのスコアを最大限に再現していると思う。

    ナレーションのVasily Lanovoyもいい。


    グラモフォンからネーメ・ヤルヴィの指揮でラフマニノフの歌劇3作品の録音があるが、これまで国内盤で発売はされているのだろうか?
    せめて大手レコード会社から国内盤を出して欲しい。

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     2011/06/08

    コンサート組曲・映画『ニュー・バビロン』

    第2楽章「パリ」や第5楽章、フィナーレではオッフェンバックの喜歌劇『天国と地獄』の音楽が引用されている。

    映画でフレンチ・カンカンを踊るような場面があるのだろうか?

    それともパリのイメージなのだろうか?

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     2011/06/07

    ヴィオラが中心的な働きをする作品を集めている。

    「2台のヴィオラ、ハープシコードと弦楽オーケストラのための協奏曲」と「バッハのコラールの主題による変奏曲」がとくに印象に残った。

    聴けば聴くほど味わいがある。

    深みのある作品だ。

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     2011/06/07

    本編を再生すると序曲がいきなり始まる。
    曲の冒頭が少し切れているのではないか?

    序曲からテンションが高い。

    1983年のボリショイ歌劇場でのライブ録音。
    (音はモノラル録音。)

    第三幕で映像に一部乱れのようなものがある。

    2009年7月5日にモスクワのボリショイ劇場(新館)でこの作品を観たが、その時もこの1983年の映像と同じく1966年のプロダクションで上演していたのでいろいろ思い出しながら観た。
    (ちなみにそのときの指揮はアレクサンドル・ティトフだった。)

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     2011/06/06

    プロコフィエフの集大成と言える作品。

    万人に歓迎され、それでいて媚びているわけではなく、プロコフィエフの強い(まるくなった?)個性を感じさせる。

    ゲルギエフ盤、ロストロポーヴィチ盤、そしてこのエルムレル盤、それぞれが素晴らしい。

    作品自体がそれだけ素晴らしいという証拠だろう。

    プロコフィエフの後期の作品にはバレエ音楽『ロメオとジュリエット』とこの歌劇『戦争と平和』のエコーがあちらこちらで聴こえてくる。

    歌劇『戦争と平和』は内容から言っても「アレクサンドル・ネフスキイ」の音楽と共通するものがある。

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     2011/06/06

    録音状態はどれも悪くはないのだが、こもるというかトゥッティで演奏している部分は音が重なり、埋もれてしまいがちだ。

    録音年代を考えたらしかたないのかもしれない。

    ロジェストヴェンスキイの指揮ということであっと驚くような奇抜さを求めて購入したがとても正統な演奏だ。

    チャイコフスキイの交響曲で第3番だけがあまり面白くないと感じていたが、このロジェストヴェンスキイの指揮でこの作品の良さを知った。
    名演だと思う。(全集を5種類程しか聴き比べていなのだが。)
    また、マンフレッド交響曲に関しても名演だと思う。

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/06/05

    歌劇『ルサルカ』はこのノイマン盤とマッケラス盤を持っているが(DVDはコンロン指揮のもの。)断然ノイマン盤がおすすめだ。

    やはりお国ものというかチェコの演奏家たちが心を込めて自分たちの言葉で演奏していると感じる。(根の深さを感じる演奏だ。)

    水の精が主人公だけに湖や水を感じさせる音響世界を創っている。

    楽曲は基本的に切れることなく続いて行く。

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     2011/06/05

    ティシチェンコの音楽を他の作曲家を引用して説明したくはないのだが、彼の音楽についてよく言われるショスタコーヴィチ的なものよりバルトーク的な要素の方が強く感じられた。

    しかしこれはティシチェンコ、オリジナルの音楽だ。

    フーガの部分など面白かった。

    50分の単一楽章の音楽だが(実際は音楽的な切れめがまったくないわけではない。)長さを感じなかった。

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     2011/06/04

    素晴らしい。これは名曲です。

    こんな美しい作品が埋もれているとはもったいない。

    全三幕でそれぞれに前奏曲がついているが、それらを聴いただけで作品世界に引き込まれるほど美しい魅力がある。

    第二幕では『トリスタンとイゾルテ』ばりの二重唱もある。

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     2011/06/04

    『兵士の物語』は全曲ではなく組曲版に振り付けをしたもの。
    ナレーション入りの全曲と思って買ったので残念だった。

    『プルチネッラ』は歌入りの全曲版だが、オーケストラが所々怪しい演奏をしている。

    いずれも映像の古さとまでは言わないがその時代の流行を感じる。

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     2011/06/03

    素晴らしい。

    メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲 ニ短調は、あまりにも有名なホ短調よりも個人的には好きだ。

    コニュスとフェルツマンの曲が目当てで買ったのだが、期待を裏切らない知られざる20世紀ソヴィエト産の名ヴァイオリン協奏曲だ。

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     2011/06/03

    古典の基礎によって裏付けされたなんと豪華なエンターテイメントだろう。

    神話の世界を俗っぽく置き換えているのが実に面白い。

    歌手たちがみんな芸達者だ。演出、振り付けが楽しい。
    これだけの振りを覚えるのは歌手たちも苦労したことだろう。

    録音ではよく聴いて知っていたミシエル・セネシャル、フェリシティ・ロット、フランソワ・ル・ルーを映像で初めて観た。
    歌唱も演技も素晴らしい。

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     2011/06/02

    有名なクレルヴォ交響曲から歌曲、合唱曲の管弦楽編曲版、カンタータや歌劇『塔の娘』、朗読と管弦楽のための作品などシベリウスの歌心をたっぷり味わえる。

    今回初めてヨルマ・パヌラというフィンランドの指揮者を知ったが、彼は音楽大学で指揮科の教授をしており、その教え子にペッカ・サロネン、ミッコ・フランク、サカリ・オラモ、ペッカ・サラステ、オスモ・ヴァンスカと世界的な指揮者がたくさんいるのが驚きだ。

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