SHM-CD

ピアノ・ソナタ第3番、主題と変奏 ルプー

ブラームス(1833-1897)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
UCCD4562
組み枚数
:
1
:
日本
フォーマット
:
SHM-CD

商品説明

ラドゥ・ルプー/SHM-CD 10タイトル
「千人に一人のリリシスト」、ラドゥ・ルプーの名盤10タイトルが、高音質SHM-CD仕様で登場。

4:ブラームス:ピアノ・ソナタ第3番、主題と変奏
1981年に録音されたブラームス。主題と変奏は弦楽六重奏曲第1番第2楽章のピアノ独奏版。(ユニバーサルミュージック)

【収録情報】
ブラームス:
・ピアノ・ソナタ第3番へ短調 作品5
・主題と変奏(弦楽六重奏曲 作品18より)
 ラドゥ・ルプー(ピアノ)

 録音時期:1981年6月(ソナタ)、7月(主題と変奏)
 録音場所:ハンブルク(ソナタ)、ロンドン(主題と変奏)
 録音方式:デジタル(セッション)

内容詳細

ブラームス初期の3つのソナタのうち、規模が大きく5楽章という変則形式のソナタを、ルプーが豊かな感受性で晦渋さの残るこの大曲を見事にまとめあげている。彼の美質が活きた「主題と変奏」も聴きものだ。(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

ユーザーレビュー

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いずれもブラームスの若書きの作品であり、...

投稿日:2010/07/18 (日)

いずれもブラームスの若書きの作品であり、後年の傑作ピアノ作品と比較すると、いささか水準が劣る作品とも言える。それ故に、録音の点数も限られているが、その中でも、このルプー盤は、知られざる作品の価値を高めることに大きく貢献する最高の名演の一つと言っても過言ではないのではなかろうか。ピアノソナタ第3番という、若きブラームスの青雲の志を描いた作品を、これまた若きルプーによる生命力溢れるピアニズムが見事に表現し尽くしていると言えるだろう。正に作曲者の作曲年代と演奏者の演奏年齢の見事なマッチング。千人に一人のリリシストであるルプーだけに、抒情的な箇所の美しさは、他のピアニストを一切寄せ付けない至高・至純の境地に達しているが、それでいて、第3楽章や第5楽章などについても、若きルプーならではの勢いのある前進性、力強さにも不足はなく、その意味においては、各場面の描き分けを巧みに行ったバランスのとれた名演と言える。他方、主題と変奏は、力強い打鍵の下、峻厳な表情を見せる。リリシストたるルプーの異なった一面を垣間見せる異色の名演と言えるだろう。SHM−CD化によって、通常CDよりかなり音質に力強さと鮮明さが加わったところであり、2800円という価格は少々高いとは思うが、音質については十分に合格点を与えることができる。

つよしくん さん | 東京都 | 不明

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人物・団体紹介

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ブラームス(1833-1897)

1833年:北ドイツのハンブルクでヨハネス・ブラームス誕生。 1843年:演奏会にピアニストとして出演。作曲家、ピアニストのマルクスゼンに師事。 1852年:ピアノ・ソナタ第2番が完成。 1853年:ピアノ・ソナタ第1番、ピアノ・ソナタ第3番が完成。 1854年:ピアノ三重奏曲第1番、シューマンの主題による変奏曲が完成。

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