シューベルト(1797-1828)

人物・団体ページへ

SHM-CD

ピアノ・ソナタ第20番、第14番 ルプー

シューベルト(1797-1828)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
UCCD4564
組み枚数
:
1
:
日本
フォーマット
:
SHM-CD

商品説明

ラドゥ・ルプー/SHM-CD 10タイトル
「千人に一人のリリシスト」、ラドゥ・ルプーの名盤10タイトルが、高音質SHM-CD仕様で登場。

6:シューベルト:ピアノ・ソナタ第20番、第14番
ルプーの代名詞とも言えるシューベルト。1975年録音の第20番と1970年録音の第14番を収録。(ユニバーサルミュージック)

【収録情報】
シューベルト:
・ピアノ・ソナタ第20番イ長調 D959
・ピアノ・ソナタ第14番イ短調 D784
 ラドゥ・ルプー(ピアノ)

 録音時期:1975年8月(20番)、1970年11月(14番)
 録音場所:ロンドン
 録音方式:ステレオ(セッション)

収録曲   

ユーザーレビュー

総合評価

★
★
★
★
★

5.0

★
★
★
★
★
 
1
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0
★
★
★
★
★
ルプーの若き日の名演である。ルプーはシュ...

投稿日:2010/06/13 (日)

ルプーの若き日の名演である。ルプーはシューベルトを得意としているが、ベートーヴェンのピアノソナタとは異なった魅力を有するシューベルトのピアノソナタ特有の抒情的な美しさと、リリシストで美音家と称されるルプーの芸風が見事に符合するという点がその理由ではないかと考える。第20番と第14番のカプリングであるが、イ長調とイ短調のソナタを組み合わせたという点においても、その抜群のセンスの良さを感じさせる。まず、第20番であるが、これは、シューベルトの最高峰とも称される最後の3つのピアノソナタの中間にあたる至高の傑作。深みのある作品ではあるが、第21番のような底知れぬ深さを感じさせず、むしろ、シューベルトならではの抒情的な美しい旋律が魅力の作品であり、こうなると正にルプーの独壇場。これ以上は考えられないような優美な名演に仕上がっており、その抒情的な美しさだけをとれば、過去の名演と比較してもトップの座を争う名演と高く評価したい。他方、第14番は、若きルプーの生命力溢れる力強さが際立った豪演。第20番で見せた抒情的なアプローチとは全く別人のような力強いアプローチであり、ルプーというピアニストの一筋縄ではいかない多彩な至芸を感じさせてくれる。SHM−CD化によって、音質がかなりグレードアップした点も高く評価したい。

つよしくん さん | 東京都 | 不明

1

シューベルト(1797-1828)に関連するトピックス

器楽曲 に関連する商品情報

おすすめの商品

HMV&BOOKS onlineレコメンド