SACD 輸入盤

交響曲第6番 ブロムシュテット&ゲヴァントハウス管弦楽団

ブルックナー (1824-1896)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
VKJK0816
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
SACD
その他
:
ライブ盤, ハイブリッド,輸入盤

商品説明

ブロムシュテット&ゲヴァントハウス管のブルックナー・シリーズ
第3弾は噛めば噛むほど味の出る傑作、交響曲第6番!


ブロムシュテットは交響曲第6番を得意としており、実演でよくとりあげているほか、1990年にはサンフランシスコ交響楽団を指揮してデッカにセッション・レコーディングもおこなっていました。
 交響曲第6番は、独特の武骨なメロディと爆発的なエネルギーを内包した大胆な作品で、これまでにもこの曲を愛したクレンペラーの名演や、ギュンター・ヴァントのカッチリした演奏など、どちらかというと力感のある演奏が成功を収めていたようですが、ブロムシュテットのアプローチも実演ではきわめてパワフルで、加えて、オーケストラが自身が鍛え上げたライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団とくれば重量級のサウンドもまずは間違いの無いところと思われます。
 両端楽章とスケルツォのエネルギーはもちろん、葬送主題を思わせる旋律も印象的な深々とした第2楽章での美しさなど、大いに期待が持てるところです。

 ブロムシュテットはかつて、シュターツカペレ・ドレスデンを指揮して第4番(1981/DENON)第7番(1980/DENON)をレコーディングしており、それらは現在にいたるまで息長い人気を保持しています。
 その後、サンフランシスコ交響楽団と録音した第6番(1990/DECCA)第4番(1993/DECCA)、ゲヴァントハウス管弦楽団と録音した第9番(1995/DECCA)第3番(1998/QUERSTAND)では、より力強く構築的な魅力が示されるようになり、ブロムシュテットのブルックナー観が色濃く投影された緻密な演奏に仕上がっていたことが思い出されます。
 ドイツのレーベル、クヴェルシュタント(QUERSTAND)で現在進行中のシリーズでは、2005年の第8番がまずリリースされ、次いで、2006年の第7番、そして今回の2008年の第6番が第3弾として登場となりました。豊富な実演での経験の蓄積で熟成されたブロムシュテットのブルックナー解釈と、進境著しいゲヴァントハウス管のポテンシャルの高さが相まって聴きごたえある仕上がりを示す注目のシリーズです。

【収録情報】
ブルックナー:交響曲第6番イ長調 WAB.106 (ノヴァーク版) [57:46]
 第1楽章 Maestoso [17:06]
 第2楽章 Adagio : Sehr feierlich [17:16]
 第3楽章 Scherzo : Nicht schnell [08:51]
 第4楽章 Finale : Bewegt,doch nicht zu schnell [14:33]
 ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
 ヘルベルト・ブロムシュテット(指揮)

 録音時期:2008年9月25,26日
 録音場所:ライプツィヒ、ゲヴァントハウス大ホール
 録音方式:デジタル(ライヴ)
 SACD Hybrid
 CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD SURROUND

総合評価

★
★
★
★
★

4.5

★
★
★
★
★
 
5
★
★
★
★
☆
 
1
★
★
★
☆
☆
 
2
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0
★
★
★
★
★
 第3番の第1稿に感銘を受けた後の視聴です...

投稿日:2012/03/30 (金)

 第3番の第1稿に感銘を受けた後の視聴です。やはり響きは素晴らしい…! ハイティンクの5番のライブの響きの素晴らしさ,そしてこのコンビの第3番の響きの素晴らしさに感動したばかりなのですが,この6番もそれらに負けず劣らずのもの。やはりブルックナーは美しく“響いて”いなければ…! その点から言えば,ほんと完璧といっていい演奏ではないでしょうか。  ただ…何と言えばいいのか…優し過ぎる…?大らか過ぎる…?幸せすぎる…?。私の6番のベストはヴァント&ミュンヘン・フィルなのですが,彼らの演奏は,優しく・大らかで・幸せな音の連続の中にも,フッと鬼気迫るものが顔を出す時がある。厳しい表情でいることの多いヴァントの表情が,その時,一段と厳しくなる…こんな風に想像してしまうような瞬間がある。遠目に見るとただただ美しい大自然も,少し目を凝らすと,肉食動物・草食動物の食うか食われるかの厳しい現実が現れる…そんなものもヴァントらの演奏は感じさせてくれる。  この演奏も★5つは付けなければなりません。★を4つにしなければならない理由など見当たらないような素晴らしい演奏。ただ,やはりヴァントらの方に惹かれてしまう…。

masato さん | 新潟県 | 不明

0
★
★
★
★
★
黄金の響きである。SACDプレイヤアで聴くこ...

投稿日:2010/09/17 (金)

黄金の響きである。SACDプレイヤアで聴くこと。「6番」は名盤が少なく悩んでいたが、やっとブロムシュテットがやってくれた。幻想的な世界はサヴァリッシュをもはるかに凌ぐ。チェリなどとは比較にならない。

ushio さん | 東京都 | 不明

1
★
★
★
★
★
1楽章第1主題にスラーがついていたんだと確...

投稿日:2010/09/04 (土)

1楽章第1主題にスラーがついていたんだと確認させてくれる演奏。第2主題になるとテンポががくんと落ち、そのため演奏時間はかなり長いのだが、そうは感じさせないよい演奏と思います。また、GOLはこのコンビの勇退演奏の8番の時よりもより、さらにまろやかな音を出しているのに驚く。ブロムシュテット恐るべし。

じっさん さん | 大阪府 | 不明

0

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

ブルックナー (1824-1896)

1824年:オーストリアのアンスフェルデンでヨーゼフ・アントン・ブルックナー誕生。 1845年:聖フローリアン修道院の助教師に就任。 1856年:リンツ聖堂及び教区教会のオルガン奏者に就任。 1866年:交響曲第1番完成。 1868年:音楽大学の教授に就任。 1869年:交響曲第0番完成。 1872年:交響曲第2番完成。 1873年

プロフィール詳細へ

ブルックナー (1824-1896)に関連するトピックス

交響曲 に関連する商品情報

おすすめの商品

HMV&BOOKS onlineレコメンド